2013年12月31日

ゆく年、くる年…

2013年も残すところ数時間…。今年もいろいろな事がありました。
年末に良くある “今年の10大ニュース!” を綴ってみようかとパソコンに向かいましたが、
初めて選挙に挑戦したことを越える大きなニュースはなかったという結論にいたりました。
そして選挙を機に直接、間接的に多くの方々に出会えたことが今年に限らず、自分の人生にとって大きなニュースでした。
公選法の壁がありなかなか上手く感謝の気持ちを伝えられませんが、どうかお察し下さい。
そして今後も私の日々の活動、発言等をチェック、評価して頂ければと思います。

そして3年足らずの生活では気づかなかった課題の数々…
予測はしていましたがこれまでだとは…想像をはるかに超えていました。
そしてそれに向かう時に目の前に現れる障害物の数々…。
選挙前からの“武者震い”は、止むことはありません。

もしかしたら年末年始は挨拶して回る(特に選挙のあった年は…)のが、
議員としてのあるべき姿なのかもしれません。
“議員”と呼ばれる皆さんがどうしているか?それは知りませんし、どうこう思いもしません。

それがもし慣例として残っているのならば、とりあえず今年はその慣例には従いません。
ブログ、会報、市政報告などで“情報”を発信すること以上の方法は今のところ思いつきません。
(新たな情報発信の手段については日々考えていますが…)

(1期目議員の分際で生意気かもしれません)がこれからも自分のスタイルにこだわるつもりでいます。
慣例に従っていたら、それがいつの間にか“しがらみ”に…ということが最も恐れていることです。
私はある意味 “捨て身” で今の境遇に飛び込みました。そしてこれからも良い意味で “捨て身” で行きます。
もし “保身” に走っていたら遠慮なく糾弾してください。

ということで2013年の大晦日。皆さん、良いお年をお迎え下さい。

2013年12月25日

年末

師走、12月も25日になりました。
早いもので平成25年、2013年も1週間を残すのみとなりました。
年賀状など新しい年を迎える準備はできていますか?
今日の早朝、波賀町で住宅火災がありました。
残念な事に焼け跡からお二人のご遺体が発見されたそうです。
心よりお悔やみ申し上げます。

先日、宍粟市内4会場で「鈴木浩之・市政報告会」をさせて頂きました。
今回は会報第5号にいくつか間違いがあり、大変ご迷惑をおかけしました。
この場を借りてお詫びいたします。

これで7月の4回と合わせて、通算9回の報告会をさせて頂きました。
延べで41名の方々に参加していただきました。
私がこだわる“数値目標”は、具体的には設定しておりませんでしたが「順調」と評価しております。

私は市政報告会等で次の選挙への協力を依頼したり、(もちろん投票も…)
とりあえず、政治資金の寄付をお願いしたりはいたしません。
議会で審議された議案について、これは住民への説明が必要である、
また議案に対する自分自身の考えを伝える必要があると判断したものを中心に報告しております。
ご参加いただいた方々からの貴重な意見をお聞きし、今後の議員活動に活かそうとしております。
実際に市政報告会がきっかけで一般質問の内容を決めたりしています。

資金については“とりあえず”と書きましたが、
会報を印刷、折り込みして、報告会を市内4会場で行うと一ヶ月の報酬の約5割が必要です。
議員に支給されている政務活動費も使えないので今後、活動を継続させる為にもこの点は検討します。
このあたり上手く立ち回れるのが議員と言うものでしょうか?
ここはいつまでたっても上手くなる事はなさそうです…。

年末年始、5月以降少しおろそかにしてきた夫、父親、子どもとしての自分の役割を意識して過ごそうかと思います。
宍粟市内のスキー場は、賑やかな年末年始を迎える事でしょう。
皆さんも良いお年をお迎え下さい。

2013年12月20日

雪が降っております。

今日は、完全に真冬です。波賀町の自宅周辺も今シーズン初めて雪が積もりました。
市内の2つのスキー場は山開きを終え、千種スキー場はオープンです。
今頃、ナイターで盛り上がっていることでしょう。
私はと言うと昨日の一宮町に続いて、波賀町の市政報告会会場でアイドリング中です。
7月に4回行いましたので、通算6回目と言うことになります。
なかなか人は集まりませんね。今日は読書を覚悟して本を用意してきました。
やるだけで成果が全く出ていません。この現実はしっかりと受け止めます。
このやり方、これはこれで引き続いてやっていく必要があるかと思いますが、
目的を達成するために違う手法を検討する必要がありそうです。
特に若い世代がかしこまらず、気軽に参加できる場づくりが求められます。
会費制で、ワンドリンク付き、BGM、映像を使って…是非、アイデア下さい!
と言いながら、私自身がそう言ったラフな場を苦手とする種類の人間なので自身で設定するのは無理かなぁ…。しかし、そうも言ってられませんので年明け早々には何か企画してみます。無秩序な感じの集まりは苦手ですし、変になれなれしいのも人見知りの私としては…かっこ良く言えばアカデミックでクールな感じが理想かな?

実際、選挙が終わると政治への関心がスーッと引いていくのを感じます。
しかし、その選挙の結果を受けた議員、議会によって住民の暮らしに関わる重要なことがどんどん進行しているのです。
今の議会のていたらくな感じでは「関心を向けてほしい!」と声を大にして言えませんが…

選挙になったら活動するとか、当選したら知らん顔とか…
議員は批判されることもあるのですが、住民の関心がなくなるのでそうなっているのかもしれません。議員を育てるのは住民だと思います。
(別に自分たちの無能を棚に上げて住民が悪いと言っている訳ではないのでそこだけは理解してください。)

会報5号でも書きましたが、関心と情報の関係、卵が先かニワトリが先か的な感じで言うとやっぱり私は“ 情報 ”が先だと思います。と言う思いから、私はこんなブログや会報、市政報告などを草の根運動でやっています。

2013年12月18日

信念は死ぬのか?

今日は全国的に今年一番の寒さだったようです。
明日は宍粟市波賀町のばんしゅう戸倉スノーパーク(スキー場)の山開きです。
明後日は、千種高原ネイチャーランドも山開き、本格的な“冬”ですね。
寒さ、乾燥…風邪を引きやすい環境です。ご自愛下さい。

最近、元南アフリカ大統領 ネルソンマンデラ氏が亡くなりました。
非白人の差別政策、アパルトヘイトに反対し、
1994年南アフリカ初の全人種参加選挙を経て大統領に就任。
ノーベル平和賞も受賞している…。

私が、このニュースを聞いたときに引っかかったのは
「国家反逆罪で終身刑の判決を受ける。27年間に及ぶ獄中生活の後、釈放された。」
と言うところ…。
終身刑の判決、27年間の獄中生活…自分に問いかけたのは
「お前は、そんな状況でも自分の信念を曲げないでいられるか?」と言う事です。
どうだろう…きっとすぐにポキっと音を立てて折れるだろうなぁ…と思いました。
実際にそうなってみなければどうなるか分からないが、情けない…。
でも心のどこかで信念を曲げないで踏ん張れる自分も想像できる。そうありたいと思う…

ネルソンマンデラ氏の足下にも及ばない、それを自覚している自分…。
でもそれを見習いたい自分…。考えさせられました。皆さんはどうですか?
心よりご冥福をお祈りいたします。

2013年12月17日

議会だよりの原稿を書きながら…

おはようございます。
いつご覧頂いているか分かりませんが、この記事は、“朝”書いています。
今日も冷えています。そろそろ道路の凍結も心配されます。
皆さんはスタッドレスタイヤに履き替えましたか?
とにかく気をつけてください。

今、議会だよりの原稿を書いています。今日の正午が提出期限です…。
一般質問のやりとりを決められた字数でまとめなければなりません。
広報特別委員会の委員としても期限は死守しなければなりません。
これまでは代表質問700字、一般質問500字でしたが今回から全て700字になります。
また、議会だよりの紙面をより見やすく、分かりやすくするために発行が定例会の翌々月になります。
紙面を見やすく、分かりやすくと発行時期がこれまでの翌月から遅れる事は関係ないと
感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、翌月発行だと時間的に紙面改革する余地はありません。
また、発行月を翌月に設定すると議員が自分たちで「議会だより」を作ることができず、事務局(市職員)に負担がかかります。
発行までに時間が少ないことを言い訳にして、事務局任せにしてきたとも言えます。
その反省も踏まえて時間を頂きます。(自分たちの無能を棚に上げてですが…。)

一般質問のやりとりは“カセットテープ”で各議員に渡されます。
私はカセットテープを聞く機械を持っていないので、中継の録画をもとに原稿を書きます。

原稿を書きながらふと思いました…
質問を考える、質問をする時にこの作業がちらついていませんか?
意識する、しないは別にして…原稿にまとめやすいように質問をしていませんよね?

2013年12月16日

もっと論理的に、もっと過激に?

寒くなりました。もうすぐスキー場もオープンですね。
今年は、雪が多いのでは?と言われています。
スキーやスノボ…ケガなどしないように冬を楽しんでください。

先週の木曜日、私の一般質問は終わりました。なかなか上手く行きませんね…。
前もって取引したり、数的有利を背景にしたり…
上手く立ち回らないといけないのでしょうね。きっと…

皆さんはどうご覧になりましたか?
私はこの議員がこの質問?という場面が多かったように感じています。
今回から録画による再放送が2回ほど予定されています。
傍聴できなかった、生中継が見られなかった…
そんな方々もどうかチェックしてください。
お忙しい時期、しかも夜中なので無理強いはできませんが、
録画なんかも検討して頂いて、後ほどチェックいただくなど…また、ご意見ください。

明日12月17日、宍粟市内に「宍粟・草の根運動の会」会報第5号が折り込みで入ります。
そこでご案内していますが、個人の市政報告を市内4会場でさせて頂きます。

12月19日(木) 19:30〜 センターいちのみや(第2会議室)
12月20日(金) 19:30〜 市民センター波賀(第1研修室)
12月21日(土) 10:30〜 宍粟防災センター(会議室1)
12月21日(土) 19:00〜   センターちくさ(相談室)

このブログに書くと批判的な内容については言論封鎖じみたことが行われる…
またはここで提案のようなことを書くと都合良く実行される…ので
市政報告会では私の考えを(必要であれば)包み隠さずオープンにします。
…などと書きながら、もっと論理的に、もっと過激にというタイトル通り、
このブログでもバシバシ情報をオープンにしていきます。
言論封鎖が怖くて議員やってられるかっ!

と“決意”するエピソードが本日行われた委員会でありました。
心当たりのある方、覚悟しておいてくださいね。
私は逃げも隠れもしません。あの程度で怯みませんので悪しからず…

2013年12月12日

やっと終わった…

おはようございます。
本日は、宍粟市議会での一般質問の日です。やっと質問の準備が整いました。
これはこどもの頃からずーっと引きずっている悪習…
結構、ギリギリにならないと取りかかれないという悪習…
しかし、ここはその悪習と長年つきあってきた経験でカバーしています。
いくつかやるべきことがあっても優先順位をつけ、
常に頭の中でぼーっと考える、イメージするようにしています。
ただ、いざ文章にしたり、形にしたり、行動するのがギリギリになってしまうのです。
私自身、計画的に余裕を持って物事を進めたいという願望はありますし、
実際にそうやって取り組むこともたくさんあります…。
年末になってスケジュール帳が店頭に並び始めると、
今年こそはしっかりスケジュール管理を!
と意気込んで新調するのですが、続いたことはありません。
だからといって約束をほっぽらかした(方言?)ことも、ダブルブッキングも、締め切りに間に合わなかったこともほとんどありません。
それだけ暇なのでは?と言う声が聞こえてきそうですが、そうかもしれませんね。
暇なんて言うと議員としては住民の方々からしかられそうですが…。
若い頃、とんでもなく要求水準が高い上司(恩師)に恵まれ、鍛えられましたので多少の事ではへこたれない力をつけさせてもらいました。そのおかげかもしれません。

と言うことで息抜きにブログを書いてしまいました。
これから議会に向かうまでの時間、会報第5号を仕上げ入稿する予定です。

2013年12月11日

8年間、何をしてきたのか?

本日、一般質問1日目が終了しました。
まずは代表質問(質問時間30分)5会派…創政会、公明市民の会、光風会、市民クラブ政友会、日本共産党宍粟市会議員団…。
引き続き、一般質問(質問時間20分)2名、合わせて7名が質問に立ちました。
質問&答弁…私自身がそれらをどう感じたか?についてはコメントを控えておきます。
明日12日は、一般質問8名(午前3名、午後5名)の予定です。
私は午後の4番目に質問に立ちます。少しばかり緊張しています。

今回のタイトル「8年間、何をしてきたのか?」です。
私が感じるのは「議会軽視」です。
…こんな状況をスルーしてきた議会って一体何?ってことです。

条例の議決前にすでに決まったかのような新聞報道…。
審議して問題があっても否決できない状況を作られていることに「議会軽視」を感じました。否決は前提としてあり得ないと言うことです。
そして、上程理由が全く分からない議案の数々…。
審議や議決前に議案に目を通しても、上程の理由、議案の背景、関連する現行の条例や規則…それをいちいち探さなければならない。
そして、詳細が明らかになるのは審議&採決の当日、しかもその資料に不備がたくさんある。説明もあやふや…。それで議決しろ何て良く言えたものだと思います。
こんな状況に対してこれまで議会は何も言ってこなかったのか?
2期8年間、一度も議案に目を通さず住民生活にとって重大な審議&議決をしてきたのか?
それだったら議員報酬が高い、定数を減らせと言われても仕方ありませんね。

昨日、賞与なるものを頂きました。新聞報道もされています。
貴重な税金から頂いているものです。当然、議員としての仕事とその成果に対する報酬です。それに恥じないだけの仕事をしなければ行けません。
そこだけは肝に銘じております。

だからこそ?(私の感覚としては少しニュアンスが違いますが、一般論として)
私または我が会派がこれを提案して実現したという事実をいろいろなところに散りばめて発言するのでしょうか?
そして、市はそういうスタンスの議員(会派)に呼応する形で政策を推進するのでしょうか?主権者である住民を置き去りにして…。

2013年12月10日

一般質問…。

昨日の夜は、雨&風がすごかったですね。
朝起きてみたら…という感じで被害などありませんでしたか?
私の家は雨漏りが心配でしたが、とりあえず大丈夫でした。
夜中に目が覚めて、“雨漏りが…”とチョットだけ心配になりましたが、
布団から出られず…。

明日、明後日と宍粟市議会では一般質問が行われます。
一般質問とは…議員になって渡された議員必携という本にはこう書かれています。
「質問とは、議員が行財政全般にわたって執行機関に疑問点をただし、所信の表明を求めるものである。…(中略)…市町村の重要な意思を決定し、住民に代わって行財政の運営を監視する権能を有する議会の構成員である議員が、行財政全般について執行機関の所信や疑義をいつでもただすことができないとその職務を十分に果たすことができないから、議員固有の権能として与えられているものである。」難しいけれどそう言うことです。

議員は政策の実現のために執行機関に対しその実施を求める質問を行う事があります。
それに対し、執行機関が答弁で、やる/やらないについて返すことになりますが、
そこについて、こんな書き込みがありました。
___以下引用___
答弁で「実施できません」という事はほとんど無く、別の表現を使ってきます。
これは答弁の語尾に注目です。
やる気順に、実施します>>検討します>>研究します>>推移を見守ります です。
検討しますで「考えておいてやるよ」くらいの感じかと。
・・まあ、「実施します」という言葉を聞くこともそんなに無いのですが、「やる」とは明言せずにいつの間にか進めていたりしますので、侮れない。

この下線部のところがポイントです。
もし、質問その他、議員の発言に対して何かが実行されたとしても
議員に言われたからやるのではなく、自ら進んでやりましたということになります。
確かに検討します、研究します…という言葉は嫌と言うほど聞きました。
議員の質問内容だけでなく、答弁にも注目です。

また、やらせ質問という悪しき伝統もかつてはあったようです。
(今、あるかどうか知りません。ないことを信じております。)
かつていろいろな議会では、「あの人が、この内容の一般質問をするのはおかしい、不自然だ・・・」ということがあったそうです。市が表明したい方針などを、「議員の質問に対する答弁という形で表明する」という手法…。

私は12日の午後に一般質問を行います。
いつも少しばかり緊張し、時に感情的になるので自分をコントロールしながら挑みます。

2013年12月7日

会報第5号、もう少し…

今日、7日は穏やかな日です。
明日は、西脇でマラソン大会に出場です…。
ハーフなので、何とか2時間を切れるように頑張ります。
マラソン大会、私は時計を持ちません。
まぁ、ランニングウォッチが買えないというのが理由ですが…。
ペースを考える事をしないので
最後、ゴールするまでどれくらいで走れたかが分かりません。
とにかく楽しんで(実は非常に葛藤しているのですが)ベストを尽くすだけです。

今日は、会報第5号の仕上げに入ります。
4号の発行からだいぶ時間が経ったので、その間いろいろな事がありすぎました。
個人の報告会、9月議会、議会報告会、議会改革委員会、研修…。
いろいろな場面で感じた事をとにかく伝えるつもりです。
書き始めるとそれほど数的には多くないような気がします。本質は非常にシンプルだと…。

私の会報については、賛否両論あります。自分の感覚としては否が多いと思います。
批判で多いのは“抽象的”だということでしょうか?
言い訳する気はないです。だって私は意識して抽象的にしていますから…。
それは読んだ人たちが、それぞれ考えてほしいという思いがあるからです。
住民代表だと言う顔をして、これをしてやった、自分が正しいというスタンスは単純に嫌いです。
私はこう思う、こう考えるけれど皆さんはどう思いますか?どう考えますか?
それを問い続けるのが住民自治の基本だと思います。

そんなこんなで会報に取りかかります。
そこでお知らせしますが、年末の忙しい時期にまた個人の市政報告会をする予定です。

2013年12月6日

もうチョットだけ考えて…

本日、総務文教常任委員会…付託案件は2つ。
市内のスポーツ施設や学校を高齢者、障がい者の方々が無料で使えるようにする条例と
一般会計の補正予算の審査でした。

どちらももうチョット考えてから議案にしてほしい…。
あれを採決しろなんて、無理があります。
政策の全体像が明らかにされないのに部分的にとりあえず感が…制度設計がいびつ…とか、計画性がなく補正予算でどんどん増額してつぎたし、つぎたしする事業…とか。

もしかしたら(考えたくはないけれど)これまではそれで通っていたのでしょうか?
補正予算、議決したら貴重な税金が使われるのですよね。
条例、議決したら住民の生活に影響を与えますよね。
どんだけ重い判断を迫られているか…。頭痛いっ!

宍粟市の“住みやすさ”の評価は、全国的に見て中の下ってところです。
足を引っ張っているのは財政面です。明らかに…。

とにかく貴重なお金を住みやすい、住んでみたい町にする為に使いましょう。
そのために私たちは議員と言う仕事をしていると言っても過言ではありません。
どうか、どうか私たちの仕事をしっかりチェックし、評価してください。
自分では分からなくなりそうで不安なのです。

2013年12月3日

師走の議会が始まりました。

皆さん、こんにちは!だいぶ寒くなってきました。お元気でしょうか?
さて、宍粟市の12月議会(正式には第56回定例会)が本日3日より始まりました。
以前にも日程はご紹介しましたが、改めて…

12月  5日(木)   総務文教常任委員会 9:30〜
12月  6日(金) 産業建設常任委員会 9:30〜、民生生活常任委員会 13:30〜
12月11日(水) 一般質問
12月12日(木) 一般質問
12月13日(金) 一般質問…今回、質問するのは15名のため2日間で終わりそうです。
12月16日(月) 常任委員会報告・討論・採決・追加議案上程
※追加議案がない場合、16日は開催されません。
12月18日(水) 常任委員会報告・討論・採決

となっています。私の一般質問は12日の午後に決まりました。
http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/shigikai/download/56ippansitumon-25-12.pdf
↑内容についてはこちらをご覧下さい。

本日は議案の上程(今回はこれを審議しますという説明)、
それらに対する質疑、常任委員会の視察報告が主な内容でした。
私は112号議案「宍粟市下水道条例等の一部を改正する条例について」
消費税の増と料金改訂について聞いてみました。来年4月からは消費税が5%→8%にあがります。それに伴って料金が変わるのですが、もともとの料金改訂はもう少し先になりそうです。
http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/shigikai/download/56gianitiran25-12-3.pdf
↑議案についてはこちらをご覧下さい。

また、議会運営委員会の視察報告について質疑をしました。
早稲田大学マニュフェスト研究会が毎年出している議会改革度調査ランキング4位の高山市議会に視察に行ったようですので、その結果から宍粟市議会では具体的にどのような改革をするつもりなのか聞いてみましたが…。
(私の考えは現時点では「が…。」に押し込めておきます。お察し下さい。)

と言う事で5日には、委員会に付託されたスポーツ施設や学校の利用に関わる条例と一般会計の補正予算を審議します。また、委員会での採決もそこで行われます。
これからもう少し、今回の付託案件について調査して、5日の総務文教常任委員会に臨みます。

2013年11月28日

チョットだけ進歩?

本日、12月議会での一般質問の発言通告書を送りました。
あれも聴きたい、これも聴かなきゃ…なかなか決断できませんでした。
もちろん個人的な興味関心ではなく、住民にとって広く伝えなきゃいけないことが多いと言う意味です。

前にも書きましたが本会議は、説明責任を果たす場であると思っています。
それは市当局から議会に対してではなく、市当局や議会の住民に対する説明責任です。
しかし、質問や答弁は難しい行政用語、専門用語だらけ…。
それらを使うことでやっている気になってしまうことが多々あります。
自分も同様です…。肝に銘じて取り組みます。
とにかく分かりやすく、明瞭に質問、答弁することが求められていると思います。

今回は、市の基本計画(10年間)が、平成27年度で一区切りなのでその評価、今後の方向性についての質問がメインです。
ところで市役所に大きく掲げられている看板、ご存知ですか?
「人と自然が輝き みんなで創る 夢のまち」っていう、合併時の市の将来像です。
その“将来”は、もうそこまで来ているんです。

人、自然は輝いていますか?みんなで創っていますか?夢のまちになりましたか?
私は宍粟市に来て、来年の4月で丸3年です。
合併前の宍粟郡を知りません。ちょっとだけ仕事の関係で西はりま科学公園都市や千種町に来たことがありましたが、ここに住むなんて想像もできませんでした。

議会について言えば、この半年でチョットだけ進歩したことがあります。
まず、議会の再放送が実現したこと…。目標は録画配信です。議員間の自由討議の実施要綱が作成されつつあること…。目標は議員間の議論を公開すること。議会だよりの紙面を少しいじれたこと…。目標は住民にとって読みやすく、分かりやすいものにすること。どれも住民自治にとって必要な(大前提)「知らせる」機能の強化、人任せにせず関心を持ってもらう為の機能です。
しかし、半年でこれっぽっちかぁ…。あと3年半でどこまで行けるのか?不安ですね…。
流れを作ってしまえば後進にバトンタッチできますが…。

私がこちらに来て3年…。後退したと感じることもたくさんあります。
特に「教育」です。これは自分自身が保護者であることが影響しているのかもしれません。あれっ、前まで出来ていたのに…。えっ、まだ出来ないの…。いつまで足踏みしてるの…。それって子どものため?親のため?先生のため?よう分からん…。
そんなこと感じているのは私だけでしょうか?そんなに高望みをしているとも思いませんが…。

「教育」は、地域の将来に大きく影響します。もちろん、過疎化、少子化にも…。
日本は公金を教育にかける割合が他の国に比べて低いことは良く知られています。
日本の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟国で比較可能な30カ国中最下位だそうです。

それに関係してか、親の経済状況と子どもの学力は関係が深い…という論調も増えています。学力の定義自体も曖昧ですし、その曖昧な学力という視点だけで教育の質を測るのも乱暴ですが、経済格差が広がっている現状と照らし合わせると、教育の平等を確保する為には公的な力が必要だと思います。教育の平等とは、皆が同じ能力を身につけると言うことではなく、同じスタートラインに立つと言うことです。スタートラインにすら立たせてもらえないことを不平等というのだと思います。そこをはき違えているのが今の教育の最大の問題かもしれませんが…。

2013年11月27日

12月議会が始まります。

今日27日は、朝から冷たい雨が降っています。
冷たい雨が〜降っている、冷たい雨が〜降っている…。
吉田拓郎さんの歌の歌詞です。
いつも元気なうちの子どもも次々と発熱→欠席…となっております。
でも家にいても元気なので、欠席した意味がわかりません…。
昔はちょっとの発熱であれば我慢して、虚勢を張って出かけたものですが、
今は受け入れる側がなかなかそれを許してくれませんね。
皆勤賞みたいなのものはもっともっと推奨されるべきだと個人的には思うのですが…。

話は戻って、私1971年生まれですが「吉田拓郎」のちょい悪ぶりが好きで、
大学時代のカーステレオ(当時はカセットテープ)では、良く聴きました。
フォークソング(歌手)は、貧乏で素朴なタイプと、貧乏でも虚勢を張って無茶をするタイプがあるでしょうか?よくわかりませんが、何となーく、後者(私が勝手にタイプ分けをした)吉田拓郎が好きです。

そんな思い出に浸っている暇はなく、12月議会が3日から開かれます。
3日は、議案の上程&委員会付託、質疑ですが今回の議案数は14個です。
その後の日程は、
12月  5日(水)   総務文教常任委員会 9:30〜
12月  6日(木) 産業建設常任委員会 9:30〜、民生生活常任委員会 13:30〜
12月11日(水) 一般質問
12月12日(木) 一般質問
12月13日(金) 一般質問
12月16日(月) 常任委員会報告・討論・採決・追加議案上程
※追加議案がない場合は開催されません。
12月18日(水) 常任委員会報告・討論・採決
http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/shigikai/page4

この前も少し触れましたが、今回から一般質問が宍粟チャンネルで録画&再放送されます。
傍聴できない、生中継を見逃した、聴き逃した方…遅い時間でしょうがチェックしてください。

私は、一般質問の発言通告なるものを明日の正午までに提出しなければなりません。
今回は何を質問しようか…考えながらいろいろな資料、文献にあたっています。

2013年11月26日

「新人」って言うのもうやめた

昨日は強風&雨…波賀町内に置いてもらっていた私の看板は根元からポキッと逝ってしまいました。また、置き場所&置き方考えないといけません…。
今年は秋が短かったという感じですね。
外は既に「冬」です。私自身、風邪気味…皆さん、ご自愛下さい。
24日に宍粟ロードレース10kmに出場しました。結果は…まぁまぁだったかと思います。
しかし、疲れが残り、回復が遅くなっているのを感じます。
やはり年齢のせいでしょうか?
雪が降る前に基礎代謝が落ちたこの肉体でダイエットの目標−3kgを達成しないといけません。

今回のブログタイトルは「新人」って言うのもうやめた…です。
5月に選挙があっていわゆる新人6名が当選しました。
私もその中に何とか滑り込み、これまで「新人」と呼ばれたり、名乗ったり…
しかし、もう半年以上が過ぎましたので自分から「新人」というのはやめにします。
2期目以上の議員の方々ももう「新人」と呼ぶの、やめにしてください。
「新人」という言葉の裏に「何もわからないでしょ」という意味が見え隠れしますし…。

議会改革の正副委員長や広報委員を「新人」がやる(やらせる)ことは、
とても前向きな姿勢の現れかと思いましたが、これまでの経過をみるとそうでもないようです。
特に議会改革に関わる部分については強く感じます。
まぁ、自分たちでは改革できないので新人さんのお手並み拝見みたいなことだったのでしょうか?とにかくたくさん、たくさんある「根拠のなき慣例」にとらわれずガシガシ改革していきます。
言い忘れましたが、議会改革は議会の為ではなく、住民のためでしかありません。

是非、皆さんも関心を寄せてください。チェックしてください。
それが議会に襟を正させるために必要な最大の武器(ものさし)だと思います。

12月議会の一般質問が、宍粟チャンネルで再放送されることになりました。
録画配信まではまだ時間がかかりそうですが、一歩前進です。

2013年11月21日

決算に関心を…その2

昨日20日は、全国的に冷え込みました。
宍粟市では、地震もありました。ブルブル…身も心も震えます。
皆さん、冬支度はお済みですか?タイヤも替えないといけませんね。
この頃、寒くて縮こまっているせいか、肩が凝ります。
まずは、お自愛下さい。

日曜日の24日には、「宍粟市ロードレース」が一宮町で開催されます。
私は、先日の赤穂シティマラソンに続いて、10kmにエントリーしてしまいました。
身の程知らずというのは、こういうことを言うのでしょう…。
子ども達も参戦します。こっちの応援がメインです。どうなるか?楽しみです。

今回のブログは、前々回に引き続き、平成24年度決算について私の考えを書きます。
9月の議会で、24年度の一般会計決算認定に反対したことはこのブログでも書きました。
もう一つ「反対」した決算があります。それは病院の決算です。この認定について反対したのは私だけでした…。

反対の理由は「平成24年度の医業収益事業について、経営改善の為の具体的な目標を掲げているが、残念ながらそれを達成できていない。その取り組み、医師、看護師など病院事業に関わる全ての職員の方々の努力についてそれを否定するものではないが、成果が出ていない事実はしっかりと説明する必要があると考えるため。」です。

宍粟総合病院は、医師不足などから経営が上手く行っておらず、毎年多くの赤字を出しています。決算上は一般会計から負担(4億6,379万円)したり、貯金を切り崩して黒字にしていますが…。
病院独自で「黒字」を目指す為に病床利用率や1日平均患者数に具体的な目標がありました。病床利用率:目標76.0%→実績66.1%、1日平均患者者数:目標445人→実績416.2人です。
勘違いしないで頂きたいのですが、病気やケガをする人が減ること、健康で暮らすことの方に価値があることは揺るがしがたい事実です。現状は、求めている人に十分な医療が提供できていないことが公立病院の問題です。結果として病床利用率や患者数が落ちていき、経営に影響を与えているのです。また、十分な医療を提供してくれる病院が近くにないことは、住民の生活を萎縮させてしまうと私は考えています。住民自身が意識するしないに関わらず、頼れるところが身近にある安心感は重要だと思います。そして、現在の病院スタッフの努力や医療に携わる姿勢を否定する気は毛頭ありません。

こんなこと書くと病院の評判が悪くなる…とか、医師が来てくれなくなる…とかいろいろな批判が出ることは予測がつきますが、地域住民が事実を認識することの方が重要だと思っています。

2013年11月18日

続・改心

先日「改心」というタイトルでブログを書いたところ、
各方面からいろいろなご意見を頂戴しました。この場を借りてお礼申し上げます。
過去のブログ記事をいちいち読み返していただくのも恐縮ですので、概要を…

まず、議会報告会についてこのブログで触れたところその内容について議員の方々から批判が出たようです。10月27日の「力不足」がその対象になるのでしょうか?これも推測でしかありません…。
直接、私に対して批判、問題点の指摘、発言の取り消しや訂正の要求、処分があった訳ではないので「〜ようです」と他人事の様な表現になってしまいます。
誰が何に対してどんな批判をしたか…知る由もありません。

そこで私自身が批判の内容を説明していないのは、ブログを批判している議員と同じレベルではないか?という意見があった訳です…。
当然、私自身の考えに基づいてブログを公開しているので何が問題なのか?見当がつきません。私はハッキリさせたいのですが、ハッキリしないのは公の場で議論になったら、また真実が明らかになったら困る方々が、それを暗に避けているのかもしれません。

ということで、そのぼやーっとした批判は、ほーっておくことにします。
いちいち構ってられません。
この一件で迷惑がかかった方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんでした。
やっぱり、今回も「改心」は私にとって、本質を見極めて、シンプルに(時には鋭く)真実を伝えていくことをめて決したの「改心」でした。

決算に関心を…

これから冬に向かって、どんどんと寒くなっていくと思います。
また、年末に向かって忙しくなっていくかと思います。
まずは皆さん、くれぐれもご自愛下さい。12月議会も始まりますし、私自身も気をつけます。しかし、寒くなりました…。

そろそろ市内の各戸に「広報しそう」(というわが町の広報誌)が配られます。
11月号は、毎年前年度の決算に関わる特集が組まれますね。
9月議会で決算審査、認定、広報等を通じて住民への説明がなされるという流れです。
今回は平成24年度の決算…。まずは関心を持ってください。
翌年度の予算編成は11月〜始まりますので、今まさに平成26年度予算が組まれつつあります。

先日の鳥取での財政に関する研修の成果を還元する意味で私なりの情報公開をしたいと思います。その先生の言葉を借りれば「財政はあくまで手段です。目的化したとき住民の負担が増えることがある。」だそうですよ。財政健全化は、やり方を間違えると住民負担が増えるだけで、生活が良くなったと言う実感が伴わないものになると言うことです。
地方自治体の行う住民サービス、福祉、教育、医療などなどより良く暮らす為に貴重な税金をどのように使うのか?が財政のポイントだと思います。

したがって、民間企業であれば効率が悪く、切り捨てられたり整理されたりするような不採算部門でも「公」の場合は、取り組まなければならないところも多くあります。民でできるものは民で…という言葉、裏をかえせば、公ですべきものは公でということになります。だからこそ、住民にとって本当に必要な事業に十分なお金を使う為に「無駄」を排除しなければならないのです。

まずは自分自身の勉強もかねて一般会計について考えてみます。一般会計とは、一体どんなものでしょう。地方公共団体の行政運営の基本的な経費を網羅して計上された会計だそうです。平成24年度の宍粟市の場合、一般会計歳入は総額235億9,710万円ですが、そのうち自主財源はわずか73億666万円、全体の31%しかありません。自主財源のうち地方税に至っては、47億565万円、20%程度です。約7割は、地方交付税などの依存財源です。この7割がこの先どんどん減らされていくのです。ここを「親からの仕送り」と考える市の考え方に賛同はできませんが、もし市町村が親元を離れ下宿している学生であれば親からの仕送りは、学費や教科書代、食費、家賃、電話代、水光熱費など生活に必要なものから支出していきます。(学生時代、電気や電話がしょっちゅう利用停止になっていた身分で言えることではありませんが…)余暇活動や趣味などにはアルバイトをして稼いだお金を使います。仕送りが減るけれど、今の生活を維持したい、もっと趣味やサークル活動に使いたいと考えればアルバイトを増やして頑張るしかありませんが、それに該当する取り組みはなかなか見えてきません。経常収支比率というのもがありますが、これが91.7%です。避けては通れない支払いがこれだけあるのです。自由に使えるのはわずか8.3%しかありません。
前年度より改善したとの説明が多く見受けられますが、そもそも他の市町村と比較しても財政状況が悪かったので手放しで喜べるレベルではありません。

私は9月議会で、この一般会計決算の認定に反対しました。議会だよりにも掲載されていますが、私の反対の理由は『平成24年度の事業について、具体的な目標を掲げているがその目標を達成できていないもの、または目標自体が曖昧なものがある。一般会計に関わるすべての事業が成果を出せていないとは判断できないが、定住促進、観光、幼保一元化に関わる事業、一部道路の建設に関わる事業などに成果が伴っていない、また事前評価の説明が不十分、補助金の使途が不明確な事業がある。また、歳出の抑制に対する取り組みが不十分だと考えられる。』です。使ってしまったお金にごちゃごちゃ言うなという議員もたくさんいらっしゃいましたが、何の為の決算委員会なのでしょうか?あれだけいい加減に税金を使ってるのに、と私は思いますが…。

2013年11月15日

視察

11月、手紙を書く場合、時候の挨拶で「小春日和」を使うことがあります。
「小春日和」とは、晩秋から初冬にかけて、移動性高気圧に覆われた時などの穏やかで暖かい天候のことを言うらしい…。(お恥ずかしい話、小春日和を春の暖かな日と思っていました。)
昨日14日は、まさに小春日和…。天気図を見ても日本列島は高気圧に覆われており、穏やかで暖かい日でした。

11月は(11月も…)行事が多く、2日は波賀中学校の文化祭、3日は道谷小学校の学習発表会があり、お邪魔しました。
私事では2日の夜、故郷の浜松で中学時代の同窓会があり、2日の昼、波賀を出発して同窓会に出席、3日の9時には波賀に戻っている…そんな感じでした。
若い頃は、そんなに気にならなかったはずですが、長距離移動…さすがに挫けました。

今回のブログは「視察」についてです。
11月の7日〜8日、私を含めた新人議員の4名で鳥取へ研修&視察に行きました。
政務活動費を使ったので、行かせて頂いたが正確ですね。
議員は、報酬とは別に一人当たり15,000円/月が政務活動費として支給されています。
本を買ったり、視察に出かけたり、研修会に参加したり…もともと貴重な税金であること常に意識して使わせて頂いています。

今回の鳥取へ研修&視察は、鳥取大学で地方財政や政策評価の先生に講義などをして頂きました。また、智頭町では、住民主体の行政運営、定住促進、産業振興などについて町長、町の職員の方々からお話を伺いました。詳細はこのブログの中でも報告して行く予定です。

議員の視察=慰安旅行みたいなイメージをもたれている方が多いのが事実。
情けない話ですが、視察を慰安旅行みたいに捉えている議員がいまだに存在するのも事実。
成果をしっかりと還元する必要があります。これは議員としての責任ですね。

智頭町では、住民が町に対して予算要求し、いろいろな事業を展開するシステムが定着しています。税金の使い道として非常にシンプルです。
いろいろ課題はあるでしょうが、自分たちが納めた税金を自分たちが、自分たちの為に使う…納税に対して納得感があるようです。

宍粟市は自主財源が少なく、国や県からの交付金や補助金に頼るところが大きいので自立できないのかもしれません。地域の課題が複雑化している今こそ、地方が自立しなければならないと思うのですが…。地方交付税を国からの仕送りと捉えているようでは主従関係からは脱出できません。

自立の道を探しましょう!その為に真の住民自治の確立は絶対条件だと思います。

2013年11月14日

改心

しばらくブログの更新を休んでおりました。
その間に秋は深まり、市内でも初冠雪のニュースが聞こえる時期になりました。

ブログ更新を休んでいた?…正直、さぼっていました。
以前のブログでの発言が周囲にほんの少し迷惑をかけたため、様子を見ていたというのが正直なところです。
いろいろな方面に問題視されたそのブログ記事の閲覧数が他の記事に比べて多かったというのも、皮肉な結果です…。
私は逃げも隠れもしない、公の場で議論したい、批判を受け入れる(けれども屈しない)など…私の姿勢もこのブログで公開していましたが、いろいろな批判は遠くからしか聞こえてきませんでした。
わざわざ遠回りしなくても…私が素直に聞き入れるかどうか、また期待される行動をとるかどうかは別にして、ブログでは伝わらなかった真意やそれでも遠慮して詳細な説明を控えた部分までいくらでも説明する覚悟はできていましたが…。

今回のブログのタイトルは「改心」です。
批判に屈して、これまでの姿勢を崩すということではなく、
言いたいこと(言わなければならないこと)がしっかりと伝わるよう
今後も精進するという意味です。
「改心」を辞書で調べたら…「今までの行いを反省し、める。」との記述がありましたが…。
今回の場合、本質を見極めて、シンプルに(時には鋭く)真実を伝えていくことをめて決したの「改心」ですね。
住民に知らさなければならないと判断したことは、ブログと言う手段に限らず知らせていきます。だからこそ「事実」なのか?、私の「意見」なのか?区別をはっきりしなければなりません。

冬に向かって、これまで以上にブログを活用して、真実を伝えたり、問題提議をしたりできればと思います。今後ともよろしくお願いします。

2013年10月31日

誤表示、偽装…

いまニュースを騒がしているレストランでのメニューの誤表示問題…。
はじめてそのニュースを聞いたとき思わず笑ってしまいました。
鮮魚の○○…実は冷凍の魚を使っていましたとか…、自家製の△△…実は既製品でしたとか…。
大手、有名、名門…などの冠、しかもお値段ちょっと高めということで消費者は、
本物だと信じて疑わない…そこにつけ込んだ商法、軽く見られたものです。

きっとこれが発覚したのは内部告発でしょう。
プロの料理人、納入業者、ホテルマン…のプライドを傷つけているのですから当然です。
また謝罪会見(謝る気が感じられないから釈明会見?)でも、プライドを更に傷つける…。消費者に対しても同様です。

以前、どこかの国の偽装を徹底的に批判しましたよね。
よって国産とか、有機栽培とか、地産地消とかが注目され、
国内の安全・安心神話みたいなものになっていったのかもしれません。
…と書いていて「原発」のことも頭をよぎりました。同じ状況だなぁ…と。

これは公にも同じことが言えます。
国、県、市がやってくれるのだから間違いない…とか、行政が嘘をつくはずがない…とか何となく思っていませんか?
残念なことにいろいろなことを疑ってかからなければいけない時代…。
自己責任と言えば聞こえは良いですが、真実に目を向けなければなりません。
軽く見る、下に見る…無意識にその人たちの生活を支えている消費者、住民の上に立つような姿勢は、回り回って自分たちに降り掛かってくるのです。
納税者としては負担、使途に文句を言うのに、執行者になったら自分たちの利益を追求するために無駄遣いをする。不思議なことが現実に起こるのです。
まぁ、自分の中で負担<利益と判断しているのでしょうが…。

「天につばを吐く」という言葉があります。
いつも自分の行動の意味を考える必要がありますね。今回の件で改めてそう感じました。

20,000ページビュー

ここ2、3日は日中暖かい日が続きました。
私の体調も復活の兆し!昨日は久しぶりにジョギングをしました。
皆さんはどうですか?体調など崩されていませんか?
季節の変わり目は何かと大変です。心も身体も冬支度を急ぎましょう。

この度、やっとページビュー(ブログ閲覧回数)が20,000を超えました。
特に目標を設定していた訳ではないので、多い?少ない?は何とも言えませんが、
記事が130程度、単純に20,000を記事の数で割ると一つの記事に
150回程度アクセスして頂いたことになります。その事実に対して感謝申し上げます。

しかし、この数の中には「監視」的なニュアンスのアクセスも多く含まれていると思います。どこの誰が、何回アクセスしたかなど細かな解析はできないのであくまで推測ですが…。いずれにせよブログを読んで頂いていることはありがたいことです。
本当にありがとうございます。

ここに寄せられたコメントは原則、公開しています。他の方に迷惑がかかるような内容、また明らかな事実誤認が含まれるものだけを非公開にしています。
よって、批判的なコメントも包み隠さず公開していますので、コメントを寄せて頂き、
また他の方からのコメントも見て頂きたいと思います。
(自分自身が読者になりすまして匿名でコメントするようなこともしていません。)

これからもこのブログは続けていきます。
そして自分自身に言い聞かせるように思い、考え、意見をどんどん発信していきます。
時には批判的になり読んで頂いた方が不快な思いをされてしまうこともあるかと思いますが、お許しいただければと思います。
もしそのようなことがあったら是非、コメントをお寄せ下さい。
これからもよろしくお願いします。

2013年10月29日

なぜそう言う流れになるのだろう?

今日はずいぶんと暖かいですね。
昨日、facebookには書いたのですが、家の屋根裏…すごいことになっております。
何かが棲んでいるのです。
冬を前に焦っているのでしょうか、ゴソゴソからドタバタに変わりました。
天井が抜けそうです…。野生動物ならその辺りの加減も分かっていてほしいです。
皆さんからの情報では「イタチ」説が有力ですが、信じたくないです。
しかし、現実は受け止めなければなりません。
正体を明らかにし、雪が降る前には棲むべきところに帰って頂こうかと思います。

このブログは、私の公式発言と捉えて頂いて構いません。
私は逃げも隠れもしませんし、批判も受け入れます。
批判に屈するとか、信念をまげると言うことではありません。
ここだけの話にしておくつもりもありません。

「議会報告会」のことを書きましたが、何か問題があったようです。
政治倫理審査会?懲罰委員会?にかかるかもしれませんね…。
私は議会と言う組織として、襟を正す必要があると思っています。
それは同時に私自身に向けられる自戒の念を大きく含みます。
むしろ自戒の念の方が大きいのですが、そう受け取られないのは
私の文章力のなさでしょうか?どこかに思い上がりがあるのでしょうか?

しかし、私自身の守備範囲で収まることならば受けて立ちますが、
周囲に迷惑がかかるような状況はそれこそ私の責任で回避しなければなりません。
ことの成り行きを見守りますが、面と向かって公の場で議論したいものです。

ブログを含むインターネット上での発言は閲覧制限がかかっていない以上、
公の場での発言です。私はそれを認識してこのブログを公開しています。
文章力はもっと磨きをかけなければと思います。あわせて論理的な思考力も…
どこか思い上がりがないか?については胸に手を当てて良く聞いてみます。

2013年10月27日

力不足

体調が良くなってきました。
議会報告会と子どもの誕生日が重なったため、今日改めて盛大に…と予定していたのに、
私がダウンしておりました。これは謝るしかありません。
明日は、市内の防災訓練…何としても参加しなければなりません。
子どものソフトボールの試合がありますが、応援することも叶いません。

今回のブログタイトル「力不足」…。
これだけは言っておかなければならないこと(謝罪に近いでしょうか?)を書いておきます。

今回、議会報告会と行政懇談会の時期が重なりました。
行政懇談会とは、記者発表から…『地方自治が大きな転換期を迎えようとしている今、宍粟市がめざす持続可能なまちを形成するためには、市民と行政がパートナーとなってまちの将来を考え、地域固有の課題や地域資源の活用などについて議論し、解決していくことが重要となります。そこで、自治基本条例に掲げる、市民が主体的に関わり相互に協力してまちづくりに取り組む「参画と協働」による市民自治を実現するために、市民と行政による懇談会を開催します。』とのことです。

最初の予定では、私が暮らしている地区の行政懇談会と議会報告会の日程が重なったので他の議員から反発、批判もありましたが、私が行政懇談会に参加したいとわがままを言って議会報告会の日程を動かしてもらいました。(わがままとは思っていませんが…)

議員である私は住民からのどんな批判も受けて立ちます。受けて立つと言っても
もちろん対立するのではなく、いろいろな考えを聞き受け入れます。私の行動や発言に対して理解を求めます。もちろんどのような判断をしたかについても説明します。逆に説明のできないような行動、発言はしません。

しかし、住民の方々の発言に対して恫喝ともとられるような回答、住民の願いや意見を公然と批判することは許されません。また、その場でしてもよい発言かどうかの線引きをできないような姿勢も改めなければなりません。

お恥ずかしい話ですが、たくさんありました。特に正確でない情報、住民の方々の思いを踏みにじってしまうような発言、根拠が不明確な発言…ほぼ発言権を与えられていない私がその場で発言したら、議員内での対立を生むことになったでしょうし、議会は何をしているのだ?という醜態をさらすことになります。そこは、ぐっと我慢しました。(我慢したといえば聞こえはよいのですが、あきらめてしまったというのが正直なところでしょうか…)議会報告会の公式な発言者である常任委員会の委員長や議長などは議員が選出している訳ですし、選出した責任が私自身にあります。議員の一人としてはこの場で謝るくらいしか方法がありません。しかし、議会改革推進特別委員会の副委員長として、総括しなければならないと考えています。

議会改革なんて言っているけど、今取り組んでいるのは当たり前のことを当たり前にやるためにどうするかを考えているように思えてなりません。それを改革と呼ぶなら、政治が歴史的に住民をないがしろにしてきたことを反省しているのでしょう…。そう願います。

2013年10月26日

議会報告会終わりました。

台風27号は、去っていきました。
私は台風の接近とともにだんだんと体調が崩れ、ただいまピークです。
発熱、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、頭痛…。
一雨ごとに寒くなってきます。皆さん、ご自愛ください。
しかし、頭痛…これまで「頭痛ーっ」何てことなかったのに…。
結構辛いものですね。

昨日、議会報告会が終わりました。
市内で8会場(中学校区)で行いました。
ご参加いただいた方からも指摘されましたが、参加人数は過去最低ではないかと思います。元議員の方、市役所の職員の方を除けば…目を覆う結果です。
報告会に来ないのは「住民にも責任がある」とおっしゃる方がいましたが、
そこは同意できません。これは完全に議会の責任です。関心を喚起できていない…。

議会報告会に対して言いたいことは山ほどありますが、感じたことは少しずつ報告します。私は逃げも隠れもしません。また地域に出て行きますのでいろいろ教えてください。

宍粟市の給食センターが地産地消で表彰されるようです。
http://www.kouryu.or.jp/events_seminar/2013chisan_award.html
地元の人にとっては当たり前であったもの、しかし外から見れば表彰ものなのです。
引っ越してきてすぐ給食センター統合の委員会に出た頃から、もっとアピールしたら全国から視察がくるくらいの素晴らしい給食だと言い続けてきました。定住促進の一つの強みであるのです。だから給食については効率を優先するべきではないと思っておりました。一安心です。これで質を維持しなければならない理由ができました。
生産者を含め給食に関わる方々、もちろんそれを食べる子ども達にとっても“誇り”です。
しかし、まだまだ解決しなければならない課題が多いのも事実。
これを機により前進することを願います。

2013年10月20日

オープンガバメント

オープンガバメント…ちょっとニュースで引っかかった言葉です。
早速、インターネットで検索…
ネットは便利なのですが、使い方によりますね。読書量が減ったこと、思い出したい言葉がなかなか出てこなくなったこと、年齢によるものかもしれませんがネット依存気味…なのかもしれません。
検索の結果…「オープンガバメントとは、透明でオープンな政府を実現するための政策とその背景となる概念のことで、透明性、市民参加、政府内および官民の連携…の3つを基本原則とします。米国ではオバマ大統領が就任直後にその方針をいち早く表明しました。」とのことです。
なぜ、この言葉に引っかかったかというと「情報公開の在り方」に “?” がつくことが、私の周りでいくつか連続して起こったからです。

一つは、議員として資料提供を求めたものが「個人情報」ということで出てこなかったこと。個人情報を目的外で収集、利用しなければ良いと思いますし、議員には公務員同様に守秘義務が課せられています。行政が持っている情報は、等しく提供されなければ仕事ができない部分も出てきます。公開しない理由がわかりません。

もう一つは、住民が傍聴を希望した会議(意見交換会)が、非公開になったこと。懇親会などあくまでプライベートな集まりなら公開なんて言うはずがありませんが、行政側は公務で出席し、公的な場所で行われている会議。公開するべきでないと行政が判断すれば、非公開で会議が出来る状態には違和感を感じずにはいられません。住民としてではなく、議員としての傍聴も叶わないらしいです。これも守秘義務が課せられているので、そこの情報を悪用することはできません。そこで重要な地域の意見、行政の方針が話されている訳ですし、特定の人たちだけでひっそりと…。本当にそれで良いのでしょうか?

住民への情報公開は、住民参画、住民と行政の協働の大前提であるはず。都合の良いところだけ参画しろ、協力しろでは、住民自治は遠のくばかり…。
このブログでも何度か書きましたが、国→県→市町村→住民…という、上下関係、主従関係が潜在意識の中に埋め込まれている。これは不幸な現実だと思います。

日本は長い間、中央集権が基本でした。地方分権なんて言い出したのは、本当につい最近のことです。行政、議会がそれに追いついていないのが現実です。「地方分権」と言う言葉自体がむなしく感じました。

2013年10月19日

上杉謙信

やはり、冬はそこまで来ています。
各地から初雪、初冠雪などのニュースが聞かれる時期になりました。
富士山も初冠雪…平年より遅いらしいです。
私の一番下の娘が生まれたのも秋、雪化粧の富士山が美しく見える朝でした。
そして何か富士山に関係のある和歌から名前を付けた記憶があります。
子どもの名前をつけるのって今思えば責任重大…でもなんやかんや考えるのは楽しかった。

一番上の息子。何か戦国武将が好きなようで、NHKの番組を録画予約しておりました。
私がテレビを見ていたら録画が始まり、何となーく見てしまいました。
それは『歴史秘話ヒストリア』とかいう番組です。
上杉謙信が取り上げられていた回です。

ぼーっと見ていたのですが、引っかかりました。私のアンテナに…。
謙信の居城があった現在の上越市は、かつて住んでいた糸魚川市のお隣ですし、
武田軍と戦った川中島は、通っていた大学のすぐ近くですし、何となく親近感が…。

そこで取り上げられていた儒教の教え「仁義礼智信」
人を思いやること…仁
私利私欲に囚われないこと…義
敬意を持って他者と接すること…礼
学問に励むこと…智
誠実であること…信 との解説がありました。

謙信が特に重んじたものが「義」だそうです。
囚われるほどの私利私欲は、今のところ「私」にはなさそうです。

格好良いな〜ぶれない、折れない、それが『義』…。
武田信玄が自身の遺言で息子に「私が死んだら、謙信を頼れ」と言われ、
関東で戦った北条氏康には「ただ一人、謙信のみが骨になっても義理を通してくれる人だ」と言われたみたいです。
これからも私の行動基準は、私利私欲ではないことを固く誓って…。
今回のブログはおしまいです。

2013年10月16日

ある歌の歌詞…。

10月16日、14時頃。宍粟市波賀町の国道29号の温度計が「9℃」でした。
寒い…。冬が、雪が確実に近づいています。
月曜日、「波賀リンピック」という体育の日にピッタリのイベントがありました。
午前中は自治会のふれあい運動会で、玉入れ、ペタンク、リム回し…。
午後は、リレーマラソン、世界記録(ケニアのウィルソン・キプサングさんの、2時間3分23秒というのがマラソン世界新記録だそうです。)
http://www.city.shiso.lg.jp/syashinnews/photonews2013/photo11
100m×3回、老体にむち打って全力疾走…。
言っておきますが、私は小中高と吹奏楽部、バリバリの文化部出身です。
「かつて陸上で活躍した」とか「甲子園を目指していた」とか「インターハイや国体への出場経験があるとか」…いっさいありません。
よって、膝が悲鳴をあげています。もう一回走っていたら、確実に肉離れくらいにはなっていたでしょう。

その前日だったか、ダラダラと(私自身はそう思っていませんが、家族から見ると…)深夜番組を見ていたら、中島みゆきの「ファイト!」誕生秘話みたいなことやっていました。その場でiTunesでダウンロード…。
その歌の歌詞「戦う君の歌を〜戦わない奴らが笑うだろ〜ファイト!」ジーンと来てしまいました。私はどっちだ?戦う君なのか?戦わない奴なのか?
きっとどちらも当てはまるし、どちらでもない…。
でも戦う君でいる方が自分の性にはあっているかも?
どこで、何と戦うのか?戦う意味…それがブレなければ、それで良いのかもしれません。
負けることも多々あるかと思いますが…。

また、やなせたかしさんの言葉が頭をよぎりました。
「ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を『正義』と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても『正しいこと』には変わりません。絶対的な正義なのです」

やはり人としてのポリシー、信念、使命感…そこが問われているのだと思いました。

防災・減災

台風26号も大きな爪痕を残して遠ざかろうとしています。
台風…まだまだ日本にやってくると思います。
お互いに注意しましょう。また、これまで被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
防災・減災に関わる公共事業が各地で行われます…。
しかし、被害が0になることはないのでしょうか?仕方のないことなのでしょうか?

実際に被害にあわれる方がいる一方で、どう考えても無駄…
費用に対する効果、成果がない(少ない)公共事業が行われている事実…。
公共事業の効果を考える時には、もしこの工事をせず、災害が起こったらどれだけの私有財産(命も…)が奪われるかを考慮する項目も入っていたはず…。
同時に工事による雇用がどれだけ生まれるかも入っています。
生命や財産を守るためにする工事は費用対効果だけで無駄かどうかを判断できるものではありません。対象地域に住んでいる人が少ないから、防災・減災の工事が無駄だというような判断はないと言うことです。
しかし、限られた財源(私を含め皆さんが苦労して納める税金)の中で、
どこから手を付けるかの優先順位を決める重要な手だてになるのは間違いありません。

原発事故の対応にも同じことが言えるのではないでしょうか?
真っ先に救うべきは誰なのか?どこなのか?
御殿場にいる時、震災、原発事故からの電力不足、計画停電で不安な日々を過ごしましたが、原発が動いていなくても電力が不足することはないですね…。
計画停電はなんだったのでしょう?もう記憶から削除されていますか?
火力発電により、化石燃料が多く使われ二酸化炭素が多く排出されるのでしょうが、
放射性廃棄物、汚染水などを垂れ流すよりはまだ“まし”なのかもしれません。
私自身は、太陽光や風力、小水力など自然エネルギーで小さなコミュニティを単位として電力を賄うのが良いと思います。隣接するコミュニティで困った時は融通しながら…。

昨日、アンパンマンの作者、やなせたかしさんが亡くなられました。
『正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。(やなせたかし:漫画家)』ご自身の戦争体験から、このように考えておられたようです。アンパンマンが自分の顔を差し出す行為は、その象徴でしょうか?
本当に「正義」とは何なのか考えさせられます。同時に「自己責任論」についても…。
ご冥福をお祈りいたします。

最近、地域の行事に参加することが多くいろいろ考えさせられました。
また、いろいろな議会関係の委員会でも同様です。

少し考えをまとめ会報第5号、市政報告会を計画します。詳細は追ってお知らせします。

2013年10月10日

利益誘導

急に涼しくなったせいか…、健康診断で自分の体重増加に驚いたせいか…
急に運動をはじめて見ました。案の定、体調を崩してしまいましたが…。
皆さんはいかがですか?体調を崩されていませんか?
秋の休日は行事が多く、休日でも忙しくされている方が多いかと思います。
ご自愛下さい。

今日のブログタイトル「利益誘導」ですが…。
『政党や政治家が、政権維持や選挙における得票、政治献金など目的に支持基盤とする地域もしくは業界(利益集団)に政策的な便宜を図ること。』だそうです。
遠い国政の話ではなく、地方でもそれは行われている側面があります。
あからさまな行動は、逆に命取りとなりますので慎重に、秘密裏に行われるのでしょうが…。利益誘導できるだけの権力者は、証拠自体を隠蔽できる力も持ち合わせていますし…。
これが「利益誘導」なのかはわかりませんが、かつて長野県にいた頃、新潟に通じる国道が県境を越えた瞬間に様相が変わることは実体験として記憶に刻まれています。もちろん、新潟側の舗装が綺麗、車線が広い、歩道が整備されていることは言うまでもありませんが…。時の権力者がどこの人か?(地盤)を考えれば、自ずとその答えは出てきます。

地方では「公共事業」がそれを表す指標になるかもしれません。
ある自治体内の住民の多くがそれに反対していても特定の地域、団体、有力者の要望に沿った(時として非効率な)公共事業が展開されることは良くある話です。
いろいろなところで徴収した税金を広く公平に再分配するのではなく、権力者が自己保身のために使うことはやはり健全な姿ではありません。

財政状況が厳しいある町の公共事業の優先順位は、費用対効果よりも、地元の協力が先にくると聞いたことがあります。どんな町にしたいか?優先的に救うべきところはどこか、または誰か?を全体的に考えるのではなく…。そこに「利益誘導」があるとすれば、それは住民の為にはならないと思います。私たちはそんなことの為に税金を払っている訳ではありません。

2013年10月9日

議会改革

台風24号、宍粟市は夜中に強風…。大きな被害はありませんでしたか?
市内に置いてある私の看板、コンクリートブロックを足にしたものは無惨にも倒れておりました。今の自分を象徴するような姿…今朝、復旧&撤去しました。

先日行われた(個人的に注目していた)とある市議会議員の選挙、
議会改革を掲げて立候補した若手の候補者は、惜敗…。
政策、選挙戦の方法には共感するところも多かっただけに残念でした。

タイトルの「議会改革」について…
宍粟市には全議員が所属する「議会改革推進特別委員会」なるものがあります。
委員長、副委員長には1期目の議員が就いています。
私も副委員長の一人です…。
「議会改革推進特別委員会」は、政策分科会と交流分科会に分かれており、
私は政策分科会の分科会長?もしております。副委員長=分科会長という慣例です。
申し訳ないですが、自らすすんでと言う感じでその役割を受けた訳ではありません。

政策分科会では、議会基本条例に則って3つのテーマを議論しています。
1)議会での自由討議の在り方について
2)行政側の反問権の行使について
3)予算・決算委員会の常任委員会化について です。

私が議会や委員会にはじめて参加したとき「議論」が行われていない…という感想を持ちました。議会=議論の場という認識は、音を立てて崩れました…。
ある議題に対する賛成、反対は「議論」をしたら変化もあり得ると考えていましたが、
議論がない=賛否の変化は起こらないのです。

本会議や委員会では「討論」という機会が設けられていますが、それには賛成、反対の立場を明確にしておかなければなりません。しかも許されている討論は1回きりです。
そこで、自分とは意見の異なる人を(原則)説得しなければならないのです。

原則…つまり、採決の前には根回しが行われます。根回しは公開の場では行われませんし、基本は「原案に賛成」で物事が進行していきます。したがって、「原案に反対」は、なぜか“悪”と捉えられてしまいます。だったら議会は必要ないと思うのですが…。
世の中、全て原案が正しいでしょうか?
○○を△△に変えたらもっと良いのになぁ…とか、Aさんの意見も一理あるなぁ…とか、
いやいやこの案自体、どう考えても賛同できないなぁ…とかいろいろな考えがあるはずです。そこで皆がアイデアを出し合って、問題点を修正して…物事は成り立っていくのです。

パソコンがある程度、普及しているのでわかって頂けるかもしれませんが、パソコンを動かすOSやソフトは、常に更新(アップデート)されます。
原案は修正(時には否定)されるものだと思います。修正や否定は、進歩を妨げるものではなく進歩そのものでもあるのです。

…ということで、議会改革推進特別委員会の政策分科会は、徹底した「議論」をして、住民にとって有益な議会(議員や行政にとって都合の良い議会ではなく)に進歩させるチャンスだと思います。

2013年10月7日

自転車

私は“自転車”という乗り物がなぜか大好きです。
物心ついた時からの“自転車”の記憶は鮮明です。
大学時代はサイクリング部でいろいろなところに旅に出ました。
駅寝(えきね:駅で寝袋にくるまって夜を過ごすことをこう言います。)が大好きでした。
輪行(りんこう:自転車をかばんに入るサイズまで分解して電車で移動することをこう言います。)も好きでした。
そして、各地で出会う他大学のサイクリング部と一緒に酒を飲むのも面白かったです。

今、所有している自転車はいわゆる“ロードバイク”というやつです。
細ーっいタイヤ、軽ーっい車体…思いっきり漕げば素人の私でも一瞬50km/hオーバーです。
でもなかなか走れていません。インテリアと化しています。
普段は目につかない倉庫にしまってありますので、インテリアとしての機能も果たせていません。

しかし、この秋は必ず宍粟市のきれいな空気をたくさん吸わせてあげようと決心しました。ちょっとマニアックな姿でウロウロしていても冷たい目で見ないでください。

国道29号、鳥取への高速が開通してから“自転車”が増えていると思います。
データはありませんが、車が減った分“自転車”が増えていることは間違いないです。
市役所から戸倉峠までの自転車レースなんか開催できたらいいなぁ…。
今時の自転車乗りは“派手”ですから、それはそれは賑やかな感じになると思いますし、
(私は違いますが…)自転車乗りは、“富裕層”が多いですよ。
なんせ自転車は、高いものでは乗用車に匹敵するくらいの値がしますから…。

何度か自転車レースに出ましたけど、大会会場はそれはそれは独特の雰囲気です。
興味のない人には、きっと変な集団に見えるでしょうが…。
観光イベントとしても面白いと思います。どうでしょう?

香り、彩り…

10月に入り、もう1週間が過ぎました。
つい最近、年賀状ができてない…とか、お年玉幾ら用意しよう…とか、今年は里帰りできるかなぁ…とか言っていたような気がします。
でも、あと3ヶ月で2013年も終わるんですね〜。

皆さん、いかがお過ごしですか?
猛暑から一転、めっきり涼しくなって体調など崩していませんか?
また台風がやってくるようです。こちらもご注意下さい。

夏が過ぎ、うっすらと稲穂が色づき始めると“彼岸花”の赤が目につきます。
そして、空が高くなり「秋」を感じ始めると稲刈りが各地で始まり、
色づいた田んぼは久しぶりに肥えた土が顔を出します。
暑い夏「入りた〜ぃ」と眺めていた川の透明感が清々しく、
金木犀の橙、秋桜の白やピンクも目に入ります。

車で走っているとクーラーは寒い、窓閉め切っていると暑い(オートエアコンではない私の車だけかもしれませんが…)と言うことで窓を開けて走ることが多くなり、
金木犀の甘〜ぃ香りがどこからともなく漂ってきます。

かつて木曽のあたりをドライブしていたら、
林業&木材の町では木の良い香りが漂っていました。あの香りは癒されます。
檜風呂なんかも良いですね。

夏は日差しがきつく、暑いことから色や香りに鈍感になっているのでしょうか?
夏はアスファルトが焼ける臭いやゆらゆらとあがる陽炎…秋はやはり違った感じですね。
そして、眩しくて見上げなかった空を見上げることが多くなる秋。

慣用色というのをご存知ですか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS%E6%85%A3%E7%94%A8%E8%89%B2%E5%90%8D
PCでホームページやチラシの類いを作っていると“色”とその組み合わせに目がいきます。
12色の色鉛筆や絵の具しか使ったことのない私にとってこんなに色があるのは驚きでした。(24色を使っている友達をうらやましく思っていたのは私だけでしょうか?)

これから冬に向かって紅葉が始まります。
皆さん、ゆっくりドライブでもしながら秋を楽しみましょう。
と言うことで久しぶりにブログを更新しました。

2013年10月1日

議会報告会

平成25年度の『議会報告会』についてお知らせします。
基本的に、議長副議長、各常任委員会の委員長、副委員長が2班に分かれて
8中学校区で行います。お近くの会場に是非お越し下さい!
ちなみに私は1班です…。

10月21日(月)
山崎東中学校区(19:30〜@山崎東中学校・体育館)担当:1班
一宮北中学校区(19:30〜@センター三方・大ホール)担当:2班

10月23日(水)
山崎西中学校区(19:30〜@市役所・4階会議室)担当:1班
千種中学校区(19:00〜@センターちくさ・大ホール)担当:2班

10月24日(木)
三土中学校区(19:30〜@土万基幹集落センター・ホール)担当:1班
山崎南中学校区(19:30〜@城下ふれあいセンター・大会議室)担当:2班

10月25日(金)
一宮南中学校区(19:30〜@センターいちのみや・大ホール)担当:1班
波賀中学校区(19:30〜@市民センター波賀・大ホール)担当:2班

1班:岸本(議長)、秋田(総務文教委員長)、山下(民生生活副委員長)、実友(産業建設委員長)、稲田、榧橋、東、小林、鈴木 

2班:高山(副議長)、大畑(総務文教副委員長)、伊藤(民生生活委員長)、福嶋(産業建設副委員長)、林、飯田、西本、藤原、岡前
(敬称略です。申し訳ありません…。)

原点

先日、小3の娘から素朴な質問…。
「とぅちゃん。なんで市議会議員になったん?」
一瞬、ドキッ…。続いて幼稚園の娘が
「なったんじゃなくて、ならなきゃいけなかったんだよね〜。」
またまたドキッ…。実際、なんで今の自分がいるのだろう…。

きっとならなければいけなかったわけでも、なりたかったわけでもないのです。
今が幸せなら、未来に希望が持てれば別に私生活に波風立てる必要はありませんし…。
被害妄想かもしれませんが、越してきてから「よそ者」として相当やられました…。
それが原点なのかもしれません。動機が不純かも…。

私は偶然にも大学院で地域政策なるものを勉強しています。本当に偶然です。
こちらへ来る前の秋に転勤がほぼ決まる、ということは引っ越す、
もし通えるところに大学院があれば行ってみるか、どうせ行くなら興味のある社会学系の勉強でもしてみるか、しかも社会人枠があれば、しかもしかも秋以降の入試に間に合えば…くらいの軽ーい感じで学生になった次第です。

地域学部というのは、社会学、経済、法律、政治などごちゃ混ぜの学部です。
はっきり言って大学が少子化の中、学生を確保する為にこしらえた新しい分野だと思います。でも勉強していて面白いです。(この感覚には自分自身驚いています。)

偏見を取り除く為にはとにかく正確な知識、情報を手に入れなければいけません。
逆に正確な知識、情報が手に入ると偏った部分が見えてくる。
たいして勉強した訳でもありませんが、見えてしまったのかもしれません。
偏った部分が…。見たくなかったけれど…。見て見ぬふりができないのは性分ですね。
まぁ、このこと自体「よそ者は黙っとれっ!迷惑じゃ!」と一蹴されたのも事実ですが…。

動機が不純でしょうか?子どもに何て説明したら良いのでしょうか?
子ども達には選挙前から相当なストレスを与えていると思います。ごめん…。
そんなこんなで『原点』について考えさせられた次第です。

9月定例会閉会

朝夕とめっきり涼しくなり、運動にはもってこいの季節。
しかし、体調管理が難しく少しばかりダウン気味…。
皆さんも夏の疲れが出てくる頃です。ご自愛下さい。

昨日、30日に宍粟市議会9月定例会が閉会しました。
25年度補正予算、24年度決算と皆さんの税金の使い道に関わることが審議されました。

私は、補正予算には全て賛成(委員会では一般会計補正予算を反対)しました。
決算認定については、一般会計と病院会計に対して反対討論をし、反対しました。

補正予算は、千種地域の幼保一元化の公設民営化に対して「説明不足」であることを理由に委員会で反対したのですが、結局は可決です。
同僚議員と一緒に「少数意見」として、この点は本会議で明らかにしました。

決算認定については、一般会計の事業中に、目標が達成できていない、目標が不明確でそもそも評価ができない、事業の説明が不十分、補助金・負担金の算出根拠、使途が不明確なものが多いと言う理由で反対しました。「使ってしまったものをとやかく言っても仕方ない…。単なるパフォーマンスだっ。」と批判される方もたくさんいらっしゃいましたが、あくまで次に活かす為に自分なりに評価したまでです。いい加減な結果を単に追認しているだけでは、次に活かされません。
良くPDCAと言いますが、C(チェック)がいい加減であれば、次のA(アクション)もいい加減になります。25年度の後半、26年度予算に向けての苦渋の選択です。

しかし、決算が認定されなかった場合はどのようなことがおこるのでしょうか?
見当がつきません。そもそも想定されていないと思われます。
使ってしまったお金(税金)、もらってしまったお金(税金)を修正することはできませんので…。恐らく市長の不信任ということと引き換えに政治的な取引材料になるだけです。宍粟市の場合、24年度決算は前市長の任期中のこと、私は不信任を突きつけている訳ではありません。今後のお金(税金)の使い道に対する前向きな提案だと思うのですが、周りはそうは捉えませんね。それこそ批判ばっかり…。

ということで9月議会に上程された議案は全て原案可決です。

2013年9月27日

申し合わせ事項

申し合わせ事項…と言いながら一覧表になっているのですが、
市議会にはたくさんの「申し合わせ事項」が存在します。

議会の中には常任委員会と特別委員会があります。
宍粟市議会では、常任委員会3つ(総務文教、民生生活、産業建設)と議会運営委員会
特別委員会は、予算、決算、議会改革、議会広報…。
平成24年度の決算に関する委員会は、もうすぐ役割を終え解散となります。

特別委員会に関する申し合わせについて…。
予算および決算特別委員の選出方法というのがあります。
そこには「各会派の所属議員を二分して選出し(無会派議員も二分する)、議会運営委員会で調整協議。年度ごとに予算・決算交互に選任する。」と書かれています。

ここは勉強不足(この文言を見落としていたこと)を認めます。
以前、このブログでも書きましたが、今回の決算特別委員会は、議席番号“奇数”を指名すると議会運営委員会から報告があったのですが、そもそも申し合わせでは、選任方法が違いました…。
偶然、議席番号奇数がその申し合わせに沿った形になったかもしれませんが、
なぜ、申し合わせ事項に沿った選任を行った旨、報告がないのでしょうか?機械的な割り振りだと勘違いしてしまいました。
だから、「新人よりベテランの方がより良い審議ができる」と言う理由、会派内での委員の交代に異議を申し上げた次第です…。これも上滑りな議論でした。
改めて、自分自身の勉強不足は認めます…。
それこそ、何期も続けていらっしゃるベテラン議員の方々にご指導いただきたかったのですが、それも叶いませんかぁ…。

議会運営委員会について、委員の選出方法に関する申し合わせ事項には、
「各会派からの比例配分を基準として会派代表者会議で協議する。※副議長を選任する。※無会派議員は選任されない。※監査委員の選任可。」と書かれています。

この議会運営委員会、無会派議員は選任されない…従って無会派議員の意見が、議会運営に反映されにくいのが現実。偶然ですが会派に所属していない4人(私も含めて)は、1期目の新人ですので、新人の意見が反映されない感じもチラホラ…、またいろいろな事項の決定過程に関する説明がない…議会基本条例には、「議会は、会派に所属しない議員の意見が議会運営に反映されるよう配慮しなければならない。」とも書かれています。
単純に(つべこべ言わず)会派に所属するか会派を作ればええやんか?…と思われるかもしれません。
でもこの“会派”という制度自体に、私自身は今のところ “?” なのです。
考えが近い会派、議員ととりあえず会派を作ってもいいかもしれません。
その方が “住民” のためになると判断すればですが…。もう少し考えてみます。 

2013年9月26日

人の振り見て我が振り直せ

今日は非常に涼しく、“秋晴れ” という言葉がピッタリの日でした。
少し風が強かったかなぁ…。でも空が綺麗、雲がスーッと流れて行く様は癒されます。
波賀の敬老大会にお招きいただいたので、お邪魔しておりました。
先日は、小学校の運動会に来賓&保護者として参加させていただきました。
秋はいろんな行事が各地で行われます。収穫、運動会、お祭り…などなど
さて、このブログ、記事は116個目、18,000ページビューを越えました。
ありがとうございます…。

9月議会も30日の本会議を残すのみとなりました。
決算委員会も委員長が報告書をまとめていらっしゃいます。
今日のブログタイトル『人の振り見て我が振り直せ』です。
近頃、この言葉を自分に言い聞かせることが多いのです。
と言うか、そう思わなければやってらんないというのが正確でしょうか?
何か流行のドラマで「黒はクロ、白はシロ…」という台詞がありました。
私もそう思いますが、世の中では「黒もシロ、白は当然シロ」みたいなことが意外に多いですね。見て見ぬ振り…責任逃れまたは責任のなすりつけ…そして白をクロに塗り替えることは非常に簡単みたいです。

自分に降り掛かる「人の振り」に対して、もしそれが不快なものであっても
同じような手法で反論しても意味がない。
腹を立てることすら無意味…。でも腹が立つのは人間ができていない証拠?
正に「人の振り見て我が振り直せ」です。その程度の相手だと割り切るしかありません。
しかし、これがイジメなどが深刻化するそもそもの原因かも…
不快な「人の振り」に対して、同類に成り下がるのが嫌ならば反論、仕返しは無用です。
しかし、集団化するとそれはそれはタフな戦いになりますよ。自分対自分の…。

何せ人間ができていないもので自分対自分のタフな戦いにアッサリ敗れ、ついつい愚痴ってしまうのです。その瞬間、同類に成り下がるのだと自覚しながら…。


2013年9月20日

数字が物語る…

今日は旧暦の8月15日。今夜の月は「中秋の名月」だそうです。
しかも満月…。来年の今日は、少し欠けてしまうようです。
次に満月で今日を迎えられるのは8年後…東京オリンピック、終わっています。

私の周りに、風邪気味の方がチラホラ…。
朝夕、急に涼しく(寒く)なったので皆さんも体調管理、ご注意下さい。

ただいま、決算特別委員会真っ最中。
使われた税金が適切な支出だったかどうかのチェック?
26年度の予算に反映するための提案?

決算特別委員会は、議席番号奇数の議員が自動的に指名されました。
9名が委員になりますが、その中で新人が4名入ることになっていました。
しかし、ベテラン議員の方がより良い審議ができる?
ということで会派内での交代が認められました。

それを決定したのは議会運営委員会…
決定事項として正式な指名の当日、聞かされました。

そんなに大きな問題ではないと思ったのでしょうね。
しかし、その交代を認めてしまうということは、裏を返せば
会派に所属しない、新人=十分な審議ができないと解釈されても
決して間違いではありません。
A(新人)<B(ベテラン)
A(新人)=C(新人)
C(新人)<B(ベテラン)…この関係、成り立ちますよね?不安…。

私自身は、議席番号奇数が今回の決算特別委員会のメンバー…
と聞いたとき正直、予算審議していないのに何ができるの?と思いました。
しかし、そのルール自体を否定はしませんでした。
議会という組織の決定事項ですし、引き受けたからには
新人だろうがベテランだろうが責任を果たそうと思いました。

審議については、24年度には、議員でなかった訳ですから
(議員であったとしてもそう変わりませんが…)
税金を投入した効果は、データから測るしかないと思います。
試しに…、とりあえず…、継続事業だから…と言っている余裕はありません。
事業の効果があったのか?なかったのか?
税金を使った意味があったのか?なかったのか?その金額が妥当か?
私は、納税者として知りたいんです。

しかし、データはなかなか出てきません。
出てきたとしても、それがそもそも効果を測れる数字(指標)なのか?
という別次元の問題があります…。

ちょっとWebから引用します。
指標には定量的な指標と定性的な指標があります。定量的な指標は値を数値化することができる指標です。例えば、企業の売上や事故率などです。これらは数値で表すことができ、その値は客観的なものになります。定性的な指標は数値化できない指標です。例えば、ある商品をどれだけほしいかや企業の雰囲気といった指標がこれに当たります。これらは基本的には数値化しにくいものになります。数値化できない指標の値は、そのほとんどの場合において主観的な要素が原因となります。先の例にある「商品をどれだけほしいか」や「企業の雰囲気」といった指標は、それを見る人によって主観的にその値が変わってきます。評価の際には値が必要になりますが、その際にはできるだけ定量的な指標を用い、定性的な指標にしかできないものでもできうる限り定量的な指標に置き換えることをおすすめします。

私もそう思いますし、近頃の行政分野の評価もこの流れだと思います。
数字が物語るもの…私は結構、好きです。無味乾燥…、理屈っぽい…
人はそう言うかもしれません。しかし、数値、データは巷に溢れています。
そして、それに納得させられたり、踊らされたり、時には騙されたり…。

私も知らず知らずのうちに、騙されていることも多いでしょう。
どうしても数字に表せないものがあること、
そこに大切なもの、真実が潜んでいること…それも認めます。
しかし、“数字”が物語るものに目を向けることが必要だと思います。
それすらできなければ、真実には到底たどり着けません。

2013年9月18日

スマホとラジオ

引き続き、投稿します。
明日の決算委員会を控えて、現実逃避?

最近、ラジオを良く聞きます。(実はこのブログ、ラジオを聞きながら書いています。)
自宅ではラジオの電波がない。(地デジも難視聴地域…ケーブルだよりです。)
しかし、最近の携帯電話?スマートフォンでは、いろいろな地域のラジオを聞くことができます。
ほんの少しズレますが、生放送を聞くこともできます。
また、Podcastでいろいろな番組を聞くこともできます。
便利になりましたよね。
スマートフォン、私はi-Phoneです。
写真もきれい、動画も撮れる、ボイスレコーダー、スケジュール、インターネット…
私の車は古いこともあり、ナビがついていません。スマホのアプリで充分です。
少し依存症に近いかも…気をつけなければなりません。

小学校高学年から中学生にかけて、深夜ラジオが自分の中では流行っていました。
FMは、ラジカセで音楽をカセットテープに録音したり、
短波ラジオで海外の日本語放送を聞いたり…(オーストラリアの放送が22時頃やっていたはずです。)
ハガキでネタ?を送ったこともあります。採用されたことはありませんが…。

テレビよりは想像力を使うので良い感じがします。
テレビ<ラジオ<読書…の順で“想像力”を使う感じでしょうか?
ぼーっとしながらラジオを聞いていても「んっ!」と引っかかる内容がある場合があります。
そのまま、インターネットで検索、Amazonで本を買うなどなど…
ついついやってしまうんです。意識してスマホから離れる時間を作るのも良いかもしれません。
今度、わざとスマホを自宅において出かけてみよう。
また違ったものが見えたり、頭に浮かんだりするかもしれません。

秋の夜長

朝夕は、めっきり秋らしくなってきました。
日中はまだ暑いですが…。体調管理、お気をつけ下さい。

先日の台風で、市内の中学校体育祭は2日も順延してしまったようです。
子ども達も、保護者の方々もいろいろ大変でしたね…。
地元の体育祭のご案内いただいていたのに結局平日、議会と重なりました…。
来週は小学校、再来週は幼稚園…運動会が続きます。

台風の被害、近畿地方もいわゆる「これまでに経験したことのない」大雨…
被害に遭われた方もたくさんいらっしゃるでしょう。お見舞い申し上げます。

現在、市議会では「決算特別委員会」の真っ最中です。
私は副委員長…面倒なことは新人にやらしておけって感じがプンプン漂っていますが、
それはそれで勉強になりますので(快くではなかったですが)引き受けました。

平成24年度、税金がどこにどのように使われ、どんな成果をもたらしたのか?
また、無駄遣いだったのか?難しいですね…。
しかし、書類からにじみ出てくる「疑問」を聞くだけで充分なようです。
数字、専門用語のトリックに引っかかって重要なところを見逃さないようにしなければなりませんね。

久しぶりに辞典(財政、法律、行政)を引きながらの作業です。
今日は午前中に総務企画部、午後に土木部…明日は、まちづくり推進部、産業部と続きます。

全く行政のこと(表も裏も…)をわかっていない新人議員の質問に答える市役所の部長クラスの方々、頭が下がります。
「ハァ〜何もわかっていないなぁ…。」とか「ハッ、そんな細かなところ聞くわけっ」のような雰囲気が充満する議場…。

とにかく月末まで頑張ります。
資料を見ていると次から次へと聞きたいことが出てきて結果、睡眠不足…。
月が綺麗だし、もう少し夜更かし…これから明日の資料、もう一度目を通しておきます。

2013年9月14日

一体何が行われているのか?

9月に入り、ブログの更新が滞っておりました。
ここ2、3日は暑い日が続いております。まさしく残暑…。
今週から各地で運動会、体育祭が始まりますね。
見せる(魅せる?)ことも必要ですが、まずは自分たちが演技、競技に納得できるかです。そして本気で取り組む姿に魅せられるのです…。
暑い中、練習しているでしょうから熱中症などにも気をつけてくださいね。

9月議会の一般質問が終わりました。
今回は、宍粟市の第二次行政改革大綱の評価を中心に質問しました。
http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/gyozaisei/page26
私個人としては、この計画はものすごーく改善しなければならないところが多いと思っています。特に目標の設定、評価の指標、チェックの仕方などに “?” がつきます。
市民の作成委員会が作ったということで行政は「市民が言うんだから…」と言う感じですが、恐らく行政主導で素案が作られたことは間違いありません。

市町村合併…いくつかの町が協力して行政運営するんだから、例えばそれぞれの町にいた
ある事業の担当者は一緒になって一人で済む…。その分、経費は節約できるし職員の専門性が高まる(ここは単純にそう言えるかどうか疑問ですが…)。よって、節約分を質の高い行政サービスに当てられる…と言った触れ込みで、合併はどんどん行われました。
平成11年に3,232あった市町村は、平成22年には1,727までに減ります。市は、670から786に増えます。町、村は激減です…。(数字は集計の時期によっていろいろなので、おおよそ…と思っておいてください。)

しかし、合併という選択をしたのだから行政は責任は取らなければ行けません。質の高い行政サービスが実現するって言いましたよね?経費が節約できるので、住民負担が軽くなるって言いましたよね?でも実際は?全く逆です。

宍粟市は合併の是非が選挙の争点になっていないようですし、住民投票なども行われていません。行政主導で合併を選択したのだったら行政が責任はとりましょうよ。その覚悟の現れが行政改革大綱であると思いますが、計画自体、またその取り組み姿勢にその気概は全く感じません…。

ここは、議会がもっともっと口を出すべきところだと思います。今後も何をしているか?どうなっているのか?をいろいろな場面で質問し、動かし、行政改革を進めます。住民にとって暮らしやすい町になるように!若者が帰ってきやすい町になるように!


2013年9月4日

国・県

引き続き、ブログへ書き込みです。

今回は、基礎自治体と国、県の関係について
国と県をまとめて、お役所言葉で「こっけん」というらしい…最初聞いたとき「国権」かと思いましたが、文脈から判断すると国県だと言うことがわかりました…。議会の場で使われても、知らんがな〜って感じです。
「こっけん」と単独で使うかどうかは知りませんが、例えば国や県の補助金=こっけん補助金みたいな使い方をしていますね。こういうの多いんですよね〜私だけが知らないの?本会議での説明や答弁は、議員に説明するのと同時に市民に対する説明(逆か?市民に対する説明と同時に議員に対する説明のほうが正しいかも…)だというのが私の考えです。そうは言ってみたものの、自分もわけわからんこと言ってるよな〜反省…。

言葉の問題はこれくらいにして…基礎自治体と国、県の関係について。
まず、住民、議員、役所に根強く残っている国→県→市町村→住民…という主従、上下関係がどうしてもしっくり来ません。

官僚の意向で最終的には骨抜きにされたという評価もありますが…Webから引用します。
_________________________
地方分権一括法(地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律)は、
1999年7月に成立し、2000年4月から施行されている。全部で475本の関連法案からなる。
地方分権一括法のコンセプトは、地方分権だ。もっと地方の力を強くしよう、というねらいから設けられた。この目的から、地方の自主裁量を高め、逆に国の管理を少なくする。
1.法定受託事務
地方分権一括法によって、機関委任事務が廃止された。機関委任事務とは、特に国の機関が地方の機関に指図して、あれこれ仕事をさせることを言う。これまで、地方は機関委任事務をこなすのに追われていた。機関委任事務の量は非常に多かったのだ。
しかし、これでは地方は自分自身の仕事をするひまがない。そこで機関委任事務を廃止して、かわりに法定受託事務と自治事務という制度を制度をあたらしく設けることにした。
法定受託事務は、国が地方に委託して事務を行わせるものだ。これまでの機関委任事務の性格を受け継ぐものだが、量・項目数は大幅に少なくなっている。また、もうひとつの自治事務は、自治体が主体となって行う事務だ。
__________________________
先人が、国から仕事を押し付けられないで「自治体」として機能するように、各省庁の官僚とのせめぎ合いの中で獲得したものだと認識しています。中央と地方の関係を、これまでの上下・主従関係から「対等」な関係へと改め、文字通り地域のことは地域住民が決める民主主義の原点に返ろうとする改革であったはず。

しかし、未だに基礎自治体は、「国や県に補助金をいただいた」、「工事をやっていただいた」と敬語を使います。確かにマナーの範疇だと言われればそうかもしれませんが…一度、新人の自主勉強会に県職員を講師で招いたことがあります。(市職員の方に中間に入って取り次いで頂いたという経緯があります。)市職員の対応は完全に主従関係に見えました。驚いたことに「お手間をおかけして申し訳ありません。」的な挨拶を招いた私たちの前でしていました。県職員も私たちも仕事ですよ?

もう一つ、別の角度から…
ある入札公告…委託業務の仕様書の中にある文、「○○については、国の指針や施策の動向に基づくとともに、他市の△△方針、××様式等を参考にすること。」違和感ありませんか?内部で他市町の動きを参考にするのは構いませんが、他の市はどうしてる?他の市では上手くいってるの?ってことを極度に気にする感じ、私には違和感あります。市役所内にも議会内にもその傾向があります。「信念っ!」突っ込みたくなります。

会議規則

波賀町では大雨、何とかおさまりました。
朝、山崎に行ったのですが“揖保川”今まで、見たことのない様相でした。
水面が近くて、少しだけ恐怖を感じました。
私がかつて経験した災害…7.11水害、長野県北安曇郡小谷村大網に住んでいました。
災害時は小谷村から離れていましたが、何ヶ月も避難生活をしました。
村に南北に通る国道はズタズタ、橋は流され、鉄道も寸断…大網は孤立していました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/7.11%E6%B0%B4%E5%AE%B3
そんな風にならなくて良かった…。

今日は、会議規則について書きます。
今日、民生生活常任委員会(私は総務文教常任委員会)の傍聴に出かけました。
9月議会に気になる補正予算が出ているので、その審議を見届けようと…。

疑問1:子ども子育て会議設置条例…これは、児童福祉に関わるので民生生活常任委員会に付託されました。(どこに付託するかは市当局の判断に委ねられているようです。)しかし、幼稚園、保育園、認定こども園にも関わってくる条例なので総務文教常任委員会にも付託されても良いと感じていました。ここに関わる国の法案も厚生労働省、文部科学省、内閣府が共同提案しています。つまり、総務文教と民生生活にまたがっています。以前、一つの議案を複数の委員会が分割審議するのは違法では?という話に触れたことがありますが、逆に会議規則の中で複数の委員会で一つの議案を審議する仕組みが担保されていました。(ここは勉強不足…申し訳ありません。)委員長同士が、共同で審議することを決めれば可能だったのです…。今の行政の仕事を見ていれば、いくつかの部署にまたがってやらなければならないことが多いと思います。実態は別にして、縦割りでやっていては解決できない課題ばかりです。これまで同じような事例はなかったのかなぁ…単純な疑問です。

疑問2:委員会を傍聴していて、委員会での採決の時、退席を命じられました。ここも勉強不足…おとなしく退席(ついつい、「委員会で否決なんてあり得ないし、本会議で結果はわかるし…」と納得感がないことをそのまま放置してしまいました。)会議規則を読み直したり、議会事務局や先輩議員に聞いたりしましたが、“慣例”だそうです。どこにも明記されていません。議会には申し合わせ(口約束?)というのがありますが、申し合わせ一覧にも書いてありません。非公開にする理由がわかりません。誰が反対したとか賛成したとかを知られたくないのかなぁ?もしそうだとしたら、その気持ちも理解できないし…。

どちらの疑問も近々、解決しておこう!

「出る杭」

最近、良く雨が降ります。“秋雨”…シトシトではなく、警報が出るほどの豪雨です。
これからの時期、まだまだ心配な日が続きます。お気をつけ下さい。
関東の方では“竜巻”…。被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。

今日のブログテーマは「出る杭」です。
「出る杭」でGoogle検索すれば、「出る杭は打たれる」がトップにきます。
意味は…と言うと
1 才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。
2 さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。

だそうです。私個人としては2のニュアンスの方が強い気がします。
1は、単なるやっかみです。ほーっておけば良いし、そもそも才能・手腕があってぬきんでている人はそんな小さなことは気にしません。もっと先の高みを目指すでしょうから…

厄介なのは2です。新しいことにチャレンジする、前例のないことに取り組もうとすると、非難され、邪魔をされることが結構あります。
あなたに迷惑はかけないし…そもそもそれほど期待していないし…邪魔をされる理由が見当たらないし…でも非難され、邪魔をされる(本人に自覚が無いところがまた厄介です)

出る杭を打つ暇があったら、もっとやることがあるでしょ!
出る杭を打つ前に、もっと考えるべきことがあるでしょ!

待てよ…「出る杭は打たれる」と思っていましたが、「邪魔したれっ」みたいな信念すらなく、相対的に自分が沈まないように、自分は定位置にいて足を引っ張っている程度のことですね。

一体、何が言いたかったのだろう…。憂鬱な夜です。
明日は、午前中:民生生活常任委員会、午後:産業建設常任委員会の傍聴です。
明後日5日(木)9:30〜総務文教常任委員会。平成25年度一般会計補正予算の審議です。
皆さん、時間が許せば“傍聴”をお願いします。

2013年9月2日

9月議会開会。

今日は朝から大気の状態が不安定(どういう状態が不安定なのかは良くわかっておりません。)で、新学期始まって、すぐに“警報”が出ました。登校前なら(百歩譲って…)仕方ないかぁ、もう一日夏休み?って感じでしょうが、登校後すぐ…。今日は議会があったので、朝8時30分過ぎには山崎におりましたが、中学生が自転車で下校中?

『気象庁は、平成25年8月30日(金)に「特別警報」の運用を開始しました。「特別警報」が発表されたら、ただちに命を守る行動をとってください。気象庁はこれまで、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていました。これに加え、今後は、この警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合、新たに「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼び掛けます。』だそうです。

“警報”の発令回数が、どのくらい増えているか調べないといけませんが、昔より「しょっちゅう出るようになった」という感じがします。その度に、学校が休みになっていたのでは…、警報発令中にお迎えに行かなければならないのでは…運用基準を変更する必要があるのではないでしょうか?学校など公共施設は避難場所にもなりますし、一般家庭より災害には強いはず…。不安だけど勉強はできるでしょ?と思ってしまいます。教える内容が増え、授業の時間数は増えています。時間数や登校日数の問題だけではないでしょうが、もっと勉強させて欲しいというのは、親のエゴでしょうか?

やっと、本題へ…。本日、第55回宍粟市議会定例会が始まりました。今回は、平成25年度の補正予算、平成24年度の決算が主な議題です。これから、税金がどう使われるのか?これまで税金がどのように使われたのか?中継の視聴、委員会を含めた傍聴をお願いします。

本日、質疑を行いましたが、平成25年度の補正予算の中に、市の幼保一元化計画の重要な方針転換を裏付ける補正が上がっています。はっきり言って、どさくさに紛れて予算を通しておこうといった感じです。(前回の総務文教常任委員会:8月8日には、全く報告されていない事です!)これは、地域への説明会や教育委員会を傍聴していて、予感はしておりましたが、「はい、そうですか」と認めるわけにはいきません。計画を遅らせる気かっ!とか、何でもかんでも反対するなぁとか…批判が出てくることも承知しておりますが、これまで長年、住民に対して行われてきた説明と大きく異なる重要な問題=住民への背信だと思います。審議の行方を注視してください。5日(木)9:30より、総務文教常任委員会があります。そこに付託された議案です。多くの方の傍聴をお願いします!

2013年8月29日

愚痴…。

本当に涼しくなってきました。しかし、週末は台風の進路に十分注意してください。
週末は「波賀祭り」も開催されます。天気が心配です…。

今回のブログは、ハッキリ言って、“愚痴”です。
9月議会の一般質問で市職員の管理職手当や時間外手当、交通費などについて質問させていただきます。住民から市職員の仕事の仕方、また給与に関する意見が多く寄せられています。

“しがらみ”がない、私がここに切り込み、その削減分を上下水道料金や公共交通の整備など市民生活にまわさなければいけません。人口が減っていく=税収は滞納も含めて、どんどん減っていくのです。

そこで、本当に市の職員の給与は高いのか?きちんとしたデータをもとに考えようと思い、公務委員以外の市民が一体どのくらいの所得で生活しているのか、年代別に市職員との比較データを出して欲しいと「資料請求」をしました。

市民は「資料請求」ができます。市が保有している資料であれば…。もちろん、準備までに時間がかかるということから、依頼から、土日祝を除いた5日間以降に提出期限を設定すれば手元に資料がやってきます。

今回、8月21日に資料請求をしました。提出期限は、28日に設定してありました。
昨日、その回答がやってきました。その回答メールをそのまま転記します。

『平成25年度8月21日付(鈴木議員)で資料請求のありました資料につきましては、府存在のため、提供できません。』誤字もそのまま載せます。メールを送る前に読み直せば誰でもが気づく誤字だと思います。これが正式回答ならば、不存在という理由は成り立ちません。メールを書いたご本人曰く、メールは正式回答ではなく、あくまでメールは「お知らせ」だということです。府存在を不存在と勝手に解釈して、正式回答を受け取らずに話を進めてしまった私の責任と言うことでノーサイドです。

これだけの回答に5日間を要するのか?もし、資料を保有していないのであれば依頼したその日に回答できるのではないでしょうか?ないのなら、次に「文書質問」という手があります。これは土日祝を除いた15日間以降に提出期限を設定すれば手元に回答がやってきます。(これも時間だけ無駄遣いをすることは予測されていますが…)

次におこる疑問は、市税など所得に応じた課税をしているので、データがないはずがない=資料不存在という理由はなり立たないというのが私の考えです。

予算を組む際、税収がどのくらい見込めるかを計算しているはずです。つまり、市民の所得に関するデータは持っているはずです。

2013年8月28日

9月議会…議案。

現在、一般質問通告書なるものを作成しております。
28日午前4時…。正午までに提出(メールでも可)しなければなりません。
8時間かぁ…まあ、1日の労働時間としては適切です。

9月議会の議案が、月曜日に手元に届きました。と言うか、市役所まで取りに行きました。今回は決算資料があるので分厚い、郵便代がかかるので…?私の交通費はどうなるのでしょうか?議員は、正式な委員会、議会の時は、自宅から市役所までの距離×30円が支給されます。今回のようなケースは“当然”費用弁償されません。(職員の方は、波賀町から市役所まで通勤されれば…いかほどでしょうか?)

今回のように経費削減に応じて自腹を切ること、これは市役所が山崎にある=住民が不便、目に見えない負担を強いられている事と同義です。

今回の議会、議案のほとんどが補正予算です。議案書を見て、発言通知をしなければならないのですが、見るのが嫌になるほど数字が並び、読みにくい予算書です。かといって、目を通してチェックしなければ、それこそ職務怠慢です。この審議は、ほとんどが委員会付託でしょう。本会議の中継を見ても全く何が話されているか、見当がつかないと思います。今回は決算特別委員会が開かれる事は以前に触れました。議場で行われますが、中継は(確認していないけど…)恐らく無いでしょう。

納税者である住民が、税金の使い道の議論に置いてきぼりにされている感じですね。議員の責任重大です。もちろん、住民目線で審議させていただきます。

という事で、多少の不満と決意でした。

教育委員会制度

赤とんぼが飛び交う空、空気感…。8月も最終週になり、“秋”って感じですね。
朝夕は、涼しく、肌寒いくらいなので、体調管理をしっかりしてくださいね。

また、秋雨前線、台風など “水害” にも注意が必要な時期です。
今は、防災、災害の対策を考えるとき、自助、共助、公助…という順番で語られます。
自助とは、自分、家族の命は自分達が守ること、または備えること。共助とは、近隣が互いに助け合って地域を守ること、または備えること。公助とは、市町村をはじめ警察・消防・ライフラインを支える各社による応急・復旧対策活動…という風に言われています。

宍粟市でもかつて大きな水害があり、道路が寸断され、孤立してしまった集落があったと思います。公の救助、援助がくるまでやはり、自助、共助…がものを言います。

今日は「教育委員会制度」について、少し書きたいと思います。
政府の教育再生実行会議というところが、教育委員会制度の見直し案を作りました。
現在、教育委員長が責任者ですが、市長や知事などが議会の同意のもと任命したり、やめさせたりできる教育長を責任者にする案だそうです。これから国会で審議される予定です。

教育方針を決める教育委員会(教育長は委員の一人、5人で構成されています。教育委員長や教育長は委員の互選によって選ばれることになっていますが、その選任過程は非公開、実質は内々に決まっているようです。)
教育委員会は、月に1回程度の会議で教育に関わる大切な事を決めています。実際は、教育委員会事務局が決める事が多いと思います。それが教育委員会が「おかざり」と批判されている原因の一つ、政府の中にも制度を変えた方が良いという意見があります。

そもそも、教育に政治家が絡む事で“戦争”に突き進んでしまった反省(GHQの指導もあったはずです。)から「教育の政治的中立」を実現する制度だったはずです。しかし、文部科学大臣は政治家がほとんどです。また、市長が変わると教育長が辞任することから考えても、「政治的中立」自体、疑問です。

私は教育委員会事務局に限らず、〜事務局は、判断や決済の権限は与えられていないと考えています。判断したり決済したりすることは越権行為だとも思います。しかし、実際は堂々とそれが行われています。法律違反や条例違反すら…。それが住民自治にとってメリットがある事であれば、制度自体を実態に合わせれば良いと思いますが、デメリットが多すぎます。ここは、いろいろな場面で突っ込んで議論していきます。



2013年8月26日

前例踏襲

昨日の雨…、雨が上がったら一気に “秋” って空気が町中に充満しています。
宍粟市では、水害が出るほどではありませんでしたが、各地でいろいろな影響が出ています。被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。

昨日、波賀小学校・幼稚園のPTA奉仕活動がありました。
市の学校規模適正化、幼保一元化…に直面している地域です。
どうなるのか?不安がありますが、地域で子ども達を育てる…
学校や幼稚園を地域で盛り上げる…、協力を惜しまない…、そんな雰囲気を感じました。

しかし、これまで学校や幼稚園、教育委員会の対応に首を傾げることも多々ありました。
前例踏襲…これが基本のようです。悪しき例は作る必要ないでしょうが、良い例は作らないといけません。前例…一番最初は、前例が無かったはずですよね?

若者が減らない「奇跡の村」…として、昨日のテレビで紹介されてた、長野県南佐久郡川上村。http://www.vill.kawakami.nagano.jp/
現在の村長が若かりし頃(職員時代?)、スクールバスの住民利用や村営テレビの開局などの許認可に対する国の官僚の「前例がないから…」という後ろ向きな態度に「前例は作るものでしょ!」と迫るシーンがありました。その通り!と共感しました。そして、私もこの気概で行動する事を心に誓いました。

テレビで紹介されていた川上村の中学校…村のカラマツをふんだんに使った素敵な校舎です。宍粟も学校の新築、改築には杉をふんだんに使えば良いのに…
http://www.kawajhs.sakura.ne.jp/?page_id=33

というわけで、「後ろ向きな思考」は何の解決策にもならないということについて、少し考えてみました。

2013年8月22日

知識

昨日は夕方から夜に書けて大雨洪水警報が出たりして、適度に雨が降って、水不足解消かっ?と期待しましたが、日中熱せられた地面から湯気が出て、蒸し暑ーい夜になっただけでした…。それでも、お盆前に比べると少しは過ごしやすくなってきたでしょうか?

9月議会の一般質問通告(こんな事質問しますから、回答を準備してくださいね〜というお知らせと言った感じでしょうか?)を、月曜日26日の8:30〜水曜日28日の正午までに議会事務局経由で議会運営員会に提出しなければなりません。市当局の回答まで用意して、一般質問に臨む議員さんもいらっしゃるようですが…。私にはそんな芸当はできません。

そこで、現在、市政について関心のある(または取り上げるべき)課題に対する、いろいろな資料を集め、読み、分析して“質問”を作らなければならないのですが、これまでには感じたことの無い“身体的な現象”について、お伝えしておきます。

私は、大学院生でもあります。一般的な大学院生のイメージはどうかわかりませんが、研究室にこもって…、指導教官のもとで…、山積みの資料に囲まれて…ということはありません。大学に院生室という部屋があります。他の院生はひとり一人に机がありますが、私はありません…。それだけ学校に行っていないという事です。何日通ったとか、いくつ単位を取った(もちろん、規定数はありますよ)とか…はっきり言って大きな問題ではなく、どんな論文を書けたかが評価の基準です。これは、このブログで以前書いた「目標」の捉え方にも共通する部分です。論文を書くことが最終的な目標では決してありません。論文の内容が自分自身、または他の人の参考になり、地域づくりなどに活かされるものになって初めて“成果”となるはずです。

話がそれました…これまでには感じたことの無い“身体的な現象”ですが、資料、本、論文を読み集中し始めると、頭が膨張するような感覚が起こります。視覚的な情報が頭の中に入って、日頃の問題意識と絡まって化学反応を起こすような感覚です。

この感覚は、最近になって気がつきました。私は、今まで“頭痛”を感じることはあまり無かったのですが、この頃“頭痛”を頻繁に感じ、何かの病気か?と思ったのですが、その“頭痛”は、大学院生としての研究テーマや議員としてのまちづくりの課題などを考えている時に起こる事に気づきました。

だから何だ…というレベルの話ですが、facebookでいろんな方がシェアしていた、この記事に触発されて、少し考えてみたまでです…。

『人生と経営に役立つ名言・格言・いい言葉』
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、 自分の中に残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること。それが教育の目的といえよう。(アルベルト・アインシュタイン)

2013年8月21日

9月議会、もうすぐ…

やはり暑い日が続きます。こう暑い日が続き雨が降らないと、農家の方々も心配ではないでしょうか?皆さん、夏の疲れは出ていませんか?

もうすぐ9月議会が始まります。
傍聴は厳しいかと思いますが、中継を録画して頂くなどして関心を寄せて頂ければと思います。委員会は中継も録画配信もしていませんので傍聴のみです。
(議会改革で議会の録画配信の実現に向け動いています。)

9月2日(月)9:30〜本会議1日目
9月4日(水)9:30〜民生生活常任委員会、13:30〜産業建設常任委員会
9月5日(木)9:30〜総務文教常任委員会
9月9日(月)9:30〜本会議2日目(一般質問)
9月10日(火)9:30〜本会議3日目(一般質問)
9月11日(水)9:30〜本会議4日目(一般質問)
9月13日(金)9:30〜本会議5日目
9月17日(火)〜20日(金)・24日(火)・26日(木)〜27日(金)決算特別委員会
9月30日(月)本会議6日目

となっています。私は総務文教常任委員会に所属しています。
9月は前年度の決算特別委員会が入ります。今回は議席番号奇数の議員がその委員として割り当てられています。(私の議席番号は、これまで5番でしたが今回から1番になります。いずれにしても決算特別委員会に関わります。)

今後、予算委員会を常任委員会化していく方向で検討が始まりました。補正予算も含め、その委員会が予算については一括して審議する方向です。補正も含めて予算は、一つの議案になります。現在、それを3つの常任委員会に分割して審議していますが、ある委員会では“否決”、他の委員会では“可決”という事態が起こります。(と言うか、前回の議会でそれが起こり、問題視されています。)
私は、分割審議をしている以上、審議を担当した委員会が“否決”したならば、その部分を削除なり修正するなりして、本会議で“採決”するのが筋だと思います。
しかし、現状はその委員会に所属する議員が本会議で委員会の決定に反する側に立つ事があり、予算に関する委員会の権限は“ない”に等しいのです。また、それを議員自らが認めてしまったのです。(分割審議自体が、“違法”であるらしいです…。ここは、勉強不足でした。)

三重県の例をここで引用しておきます。
___以下、引用___
予算決算特別委員会の改革の発端は、予算を各常任委員会に分割付託しているが、
議案一体の原則から問題ではないかという意識からでした。
行政実例では、条例案の分割付託は「できないものと解する」、「予算は不可分であ
って、委員会としての最終的審査は 1 つの委員会において行うべく、2 以上の委員会
で分割審査すべきものではない」として、分割付託を認めていません。
また、各種の解説書でも、議案の分割付託について、「予算については関係委員会
に付託して審査している例があるが違法であること」、「当初予算の審査でいつも指
摘されていることは、常任委員会への分割付託である。このやり方は違法といわれて
いるが、多くの地方議会で行われている。」、「現状は違法状態が多数派だ。」など
と解説されています。このように関係常任委員会に予算を分割付託する方法は、議案一体の原則に反し、委員会での修正ができないという欠点があります。
http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/shikumi/torikumi/pdf/H24/yoketsu24.pdf


2013年8月20日

目標って何?

立秋、お盆も過ぎ…しかし、まだまだ暑い日が続きます。
新聞やテレビのニュースでは、猛暑、水不足、熱中症などなど…。
熱中させてもらった甲子園も準決勝、決勝の3試合を残すだけとなりました。
暑く、忙しい時期を経て疲れが出てくる頃かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

7月末から同僚の新人議員発案の勉強会 “市の各部署から新人議員に対する主要事業の説明” も本日の健康福祉部で終了しました。忙しい中、時間を割いて頂きありがとうございました。私自身、全ての説明に出席できませんでした…。必要があれば個別に各部に聞きに行ったり、自分が所属していない常任委員会の傍聴に行ったりしたいと思います。わからないこと、知らなければいけないことがまだまだたくさんあります。

今回の勉強会を通じて、感じた事について少し触れていきたいと思います。(当然、職員の時間を割く=公金が使われているので、成果の説明やこの勉強会を議員活動にいかしていく義務があります。)
私は、いろいろな説明を聞いて、“目標” についてとても気になりました…。

基本計画、少子化対策、行政改革、教育計画…どれも “目標” の設定が気になります。
大きな目標(目的)を達成する為に各事業の細やかな目標が設定されます。
計画の完成形を見た感じでは、ピラミッドを底辺から積み上げていっているように見えますが、計画を立てる時の考え方(思考)は全く逆です。
どこかの計画で「●●の取組み」を、「▲▲ の事業」により体系化し、☆☆(大きな目標、目的)を実現する…(●、▲は数字)という説明がなされていますが、これは思考が逆走していることを認めてしまっていることだと思います。
「いやぁ、そんな事はないっ!」と速攻で反論されそうですが、☆☆が実現できなければ、その計画は意味がありません。いくら●●個の取り組みをしても、▲▲個の事業をしても…。(極端に言えば●●個の取り組み、▲▲個の事業をしなくても☆☆が実現できていれば、良いのです。)

何が問題かと言えば “目標”の設定によって、そこに関わる職員、住民のやる気(モチベーション)が左右されるという事だと思います。全てがそうだとは言いませんが●●個の取り組みを推進する、▲▲個の事業を行う…というような、何をするかの“目標”が多いことがすごーっく気になります。職員、担当課のお仕事を作る為?

これは、解決すべき大きな課題だと思います。しかし、解決する具体的でシンプルな方法が見当たらないところが私の弱いところ…。これはいろいろな場面で「問いかけ」ていく“啓蒙”に近い作業なのか、条例などで何かを規定することで解決する問題なのか…。そこからスタートします。

2013年8月17日

お盆休み頂きました。

10日〜お盆休みを頂いておりました。と言ってもブログの更新についてですが…。
仕事、プライベートでいろいろな町に行きましたが、いろいろ気になる事がありましたのでまとめて紹介しておきます。
1)京都府京丹後市の公共交通…町で見かけた時刻表です。









平日は常に運行、土日祝日が予約運行みたいですね。前日の午後5時までに予約が原則みたいですが、“どうしても急な場合…”という設定が利用者のことを考えている感じがしました。観光に活かせませんか?

2)静岡県周智郡森町で見かけた電灯…太陽光、風力のハイブリッド?









公園の電灯分の電力くらいならこれで賄えそうですね。LED化も合わせて積極的に導入する必要がありそうです。初期投資がかさむので少し尻込みしますが、ここは長い目で再生可能エネルギーの活用を…。

3)静岡県浜松市のゴミ袋…100円ショップで売ってます。









1枚当たり10.5円です。町のドラッグストアではもっと安く(期間限定セールや「今だけ増量!」も…)販売していました。もちろんリサイクルマーク入り!企業が作成して市が許可を出しているようです。標示は統一されていますが大きさや形、値段までもバラバラです。市場原理が働き、市民の負担は少なくて済んでいます。

4)新東名のトイレにあった標示…復興費流用で話題になった基金のようです。









いろいろ問題もあるようなので何でもかんでもとは行きませんが、国の補助を使ってでも宍粟産の木材をもっと使う事できないのでしょうか?しかし、いつまでも国の補助に頼っていては行けません。補助があるうちに自活の方法を考え、軌道に乗せていければの話ですが…。

2013年8月9日

投票時間…

またまた、本日傍聴させて頂いた行政改革実績報告会から…
行政改革による効果額…の報告の中で「投票所の閉鎖時刻の繰り上げにより人件費が削減された」というフレーズを聞きました。また、「それを市民には公開しない」というフレーズも…。
この流れで行ったら恐らく「人件費削減」の観点で投票所の数も減らしてくるでしょうし、閉鎖時刻の繰り上げも進むでしょう。そして有権者一人に対して人件費がかかっているのは、過疎地域であることは明白ですから、結果は見えてきます。

例えば、仕事場が遠くお家へ帰るのが遅くなってしまうことが多い方…、一人暮らしのお年寄りで歩いて近所の投票に行っていた方…などなど投票に影響を与える問題ですよ。

改革すべきポイントが間違っていませんか?それを公開しないということはそのことにお気づきですよね?



カスタマーサポート

毎日、暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
連日、真夏日いや…猛暑日…とにかく暑いですね。川で泳ぎたいなぁ…

先日、携帯電話の機種変更をしました。
そして、重要な操作がわからなくて「カスタマーサポートセンター」に電話しました。
以前、パソコンで設定をいじっていた際、致命的なミスを犯してしまったことがあります。その時も「カスタマーサポートセンター」にお世話になりました。

「カスタマーサポート」の対応いかんによって、その企業のイメージは左右されると思います。今回は悪い方に揺らいでいたイメージが少し持ち直した感じがします。
マニュアルで対応している感じは否めませんが、かゆいところに手が届き、丁寧でした。

そんなことを感じながら、宍粟市の行政改革実績報告会?の傍聴にお邪魔しました。
行政改革大綱作成委員の方々にその実績を報告する会議だと思います。
5年間の計画なので毎年、進行具合の確認や見直しを行うもので、中間評価ですね。

市の担当者は、委員の方から相当厳しい指摘をされていました。
厳しいというより「当たり前」のことを指摘されているというのか事実でしょう。
市民に対する職員の対応、意識改革についての話題になった時「カスタマーサポート」のことが思い出されました。

以前、国立の青少年施設の職員をしていた時期やホテルのフロントでアルバイトしていた時期がありましたが、その時は「カスタマー」である利用者、お客様の「サポート」をしていました。電話とは違って対面するので徹底的に身だしなみ、言葉遣い、マナーなどから、個別の対応(自分で解決しない時は待たせない、迷惑をかけない為にどこに相談し、判断を仰ぐのか)などについて徹底的に指導されましたし、スタッフがお互いに注意しあいました。また、利用者、お客様からの投書でクレームがあったり…。逆に、ほめて頂いたこともありました。

行政改革大綱は平成22年度に作られているのでその当時もきっと同じことを指摘されていたと思います。しかし、平成25年の今、何ら前進していない感じを委員の方は感じたのではないのでしょうか?市民の方の貴重な意見に耳を傾けていないのしょうか?
行政改革大綱の中に「市民参画の推進」という項目がありますが、その全ての項目で平成24年度の実績は、“計画通りには達成できなかった”という(当然の)結果です。

宍粟市はし尿処理に関わる職員の不正事件がありました。その時も同じようなことが指摘され、綱紀粛正…法令遵守…などなど本気で職員の意識改革に取り組むきっかけがあったはずです。(事件をきっかけにするのは望ましいことではありませんが…)

私自身も実際に職員の方の対応によって不快になったり、時間を浪費したりという経験があります…。当然、逆に気持ちのよい対応をして頂いたこともあります。でも、どちらが多いかと聞かれれば…正直、ムカッとくることの方が多かったです。移住者として、行政の対応がその町の印象を決定づけてしまうのは、ある意味仕方のないことかとと思います。

職員の皆さんにとって市民、納税者は「カスタマー」であり、お仕事はすべて市民生活の「サポート」です。常に市民の皆さんの評価の視線にさらされているのです。それは宍粟市の評価でもあります。

それは議員になった今、私にも言えることです…。

2013年8月7日

消防団の存在

8月に入って、地域の行事がたくさんあります。
先日は波賀町内の消防団操法大会、安賀の「盆踊り」…がありました。
消防団の操法大会では、急に来賓→挨拶となり少し慌ててしまいました。
緊張で何しゃべったのか?記憶にございません。(情けなーっ…スミマセンでした。)

しかし、消防団に関わっていらっしゃる方々には、頭が下がります。
私は四十歳で宍粟市に越してきましたので、消防団には入団?せずじまいですので
特にそう思うのかもしれません。

操法大会、盆踊り…
どちらでも消防団の活躍、意気込みを間近で見て、肌で感じることができました。
操法大会、日頃の訓練、活動の成果の賜物ですね。選手の方々に限らず団員の皆さんのきびきびした行動は、これまで感じていた“安心感”がより強固なものになりました。

盆踊り、櫓(やぐら)に上がって太鼓や音頭をしていた方々も消防団のメンバーが中心。
これまでの経緯はわかりませんが、安賀ではここ何年かは、出張盆踊り(?)が続いていたようですし、消防団のメンバーが太鼓や音頭の中心になることも久しぶり(?)だったようです。(もちろん、出張盆踊りの時の中心メンバーの方々や、安賀に伝わる盆踊りの作法、習慣を知っている地域の年輩者の方々の活躍があってのことです。)

やはり、消防団の年代が一番元気な世代ですよね。元気づけるべき世代ですよね。
地域が消防団を頼りにしているのは間違いない事実ですし、それを引き受ける気概が消防団にはあります。

これまでより自治会、消防団自体の負担が大きくなっているのが実際…過疎、担い手不足によって現メンバーひとり一人の役割、責任が大きくならざるを得ないのも現実…。

何ができるだろうか?頼ってばかり、恩恵に預かってばかりでは住民としてちょっと息苦しい…。微力ながらバックアップできるようにしていきたいと思います。
これからも地域の安全・安心のため、地域を盛り上げる為に頑張ってください。
「頑張ってください」っていうより、住民として「よろしくお願いします。」の方が今の私の気持ちを表しています。

まだまだ暑い日が続きます。ご自愛下さい。

2013年8月3日

8月!夏真っ盛り!

皆さん、暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
この前、淡路島に行くことがありました。同じ兵庫県内でも宍粟(特に波賀や千種)とは、比べ物にならないくらい暑かったです…。宍粟は、阪神地区の避暑地になれますね。
帰ってきて夏の宍粟の過ごしやすさに感激しました。
クーラーが無くたって夜を快適に過ごせるんですから…。

また、7月28日に音水湖(引原ダム)で行われた「カヌー祭り」に来ていた神戸の友人が、「阪神地区からこの距離でこんな自然が豊かで楽しめる場所をもっとアピールしないと…アピールが下手だよね?もったいない…。」と言っておりました。
残念ながら市外の人はそう感じているようです。

観光に力を入れていくという市の方針…。しかし、戦略が乏しい感じがします。
行き当たりばったり…、とりあえず…、何か困難な状況や結果が出ないと、職員が少ない、面積が広い…という(言って見れば)言い訳が聞かれる…。
実は宍粟の今ある魅力を「魅力」として認識していないのではないか?という感じがします。だから市外の人に「アピールが下手」と映ってしまうのかも知れません。

全市あげて観光で盛り上げていこう!という気概が感じられないのも残念。
まだ、縦割り行政の悪しき伝統を引きずっている気がします。
観光=まちづくり推進部、環境観光課のお仕事…という雰囲気が漂っています。
これは議会、住民にも同じことが言えるかもしれません。

市内には頑張っている地域がたくさんあります。「魅力」もたくさんあります。
胸を張りましょう!前を向きましょう!

2013年7月30日

まちづくりに関するアイデア募集

今、宍粟市では公共施設の再編が進んでいます。
波賀町を例にとれば、学校給食センターは一宮へ統合(実質廃止)、
今後、学校規模適正化が進めば、まちづくりの核である野原小学校、道谷小学校が廃止…などがあげられます。

まだ廃止になっていないのに次の利用を考えるのは心情的に複雑ですが、
一度消えた火を再び燃やすには、非常に大きなエネルギーがいるのも事実…。

どうか次の活用方法を地域の皆さんから市に提案しましょう。
公共施設だから、行政が何とかしてくれる…というのは(恐らく)幻想です。

地元にいろいろなアイデアが眠っているのではないかと考えています。
突飛なアイデアでも構いません、どうせ実現しないだろう…と声に出す前からアイデアを葬り去るのも寂しい感じです。

私は全国各地の公共施設再利用のアイデアを集め、皆さんにお知らせしようと思います。
皆さんも是非、アイデアを出してください。

ちなみに先日、地元の若者は「学校の教室をいろいろな芸術活動の拠点にしたらどうか…」「それが新たな観光施設になるのでは…」と話していました。
そういえば、神戸(異人館通りの近く)学校の校舎がそのままいろいろな工房になっている施設があったはずです。ある町では芸術家の卵に安い家賃で住宅や工房を貸し出し、芸術村を形成している所もあります。

地元にもいろいろな芸術家がおられると思います。「芸術」なんて肩肘張らなくても良いのかもしれません。素朴な民芸品も立派な芸術…いろいろな芸術家が作品の披露、販売、ちょっとした体験教室などに学校を使えたら面白いかもしれませんね。

2013年7月29日

市政報告会終了…

26日(金)の市民センター波賀での市政報告会を終えました。
波賀では、10名の方にお越し頂きました。

各会場、お忙しい中ご来場いただき、本当にありがとうございました。
いろいろなお話をうかがえました。

中に20代の方のご参加があったことは非常に大きな収穫です。

やはり宍粟市には、いろいろな問題がありますね。
議会に課せられた責任の大きさも感じました。
住民の方々の声を聞くと言うことがいかに大切か、また難しいか…。
「聞く」だけではなく、何か目に見える形にしなければなりません。

次はもっと気楽に、楽しくお話ができる場を創造する必要があることも感じました。

暑い日が続きます。また、市内ではいろいろなイベントが開催されます。
皆さん、ご自愛下さい。

2013年7月26日

やはり納得できない…

今回のタイトル「やはり納得できない…」と言うのは、市の姿勢です。
市民生活、市民感覚とかけ離れた事業が、税金を使って行われている…。不思議な感じです。計画に書いてあるから、決まっているから、国や県からの補助があり市は負担していないから…一体、誰の為の行政なのか?と思うことばかりです。

一転、議会に目を向けてもそれは同じです。残念なことですが、自戒の念を込めてそれは認めなければなりません…。

どうか皆さん、行政や議会について納得できないことには、どんどん声を上げてくださいね。声を上げることで摩擦が生まれることも多々あるかと思いますが、その矢面に立つのも議員の役割の一つです。

そんなこと言っても“できること”と“できないこと”があるのが現実です。
ここは、まちづくりで成功し、人口が増え注目されている小さな町の町長の考えに共感した点です…。それは、6割の住民の声に従って政策を推進していくという点です。当然、10割の納得が得られれば良いのですが、それは現実的ではありません。また、4割の意見に耳を傾けないと言うことでもありません。6割の納得、同意が得られた時点で物事を進め、4割を巻き込んでいければ…多少、強引な印象はありますが、地域間競争の時代、それくらいの強引さや覚悟は必要なのかもしれません。

しかし、今の宍粟市は4割(下手をすると1割にも満たないこともあるかも…)の納得、同意で物事が進んでしまっているのかもしれません。これではなかなか“一体感”や“活気”は生まれないと思います。また、みんなが意思表示できる仕組み(住民の声を聞く仕組み)がない(あっても機能していない…)のも問題かもしれません。

議員として、住民としてやるべきことがたくさん見つかりました。
「じゃあ、お前に何ができる!」と言われたら私はこう答えます「まず、住民の声を聞くことです。」と…。

市政報告会の報告

23日に山崎の「防災センター」、24日にセンター「いちのみや」で市政報告会なるものをさせて頂きました。
と言うか、山崎では11名の方々にご参加頂きましたが、一宮では“0”でした。つまり、報告会の体をなさなかった…と言うのが現実です。

この結果…です。しかし、一宮では約2時間、しばらくできなかった読書ができました。
この結果について、私自身は全く気にしていませんし、やめるつもりもありません。
また、公約ですのでやめる理由もありません。

しかし、いろいろな話が直接できると言うのは収穫です。2年ちょっとしか宍粟に住んでいない私が感じていることと、長い間、宍粟に暮らしている住民の方々が日々感じていることはやはり微妙に違いがありますね。

これからの議員活動、とにかく頑張るだけです。逆風、誹謗中傷…そんなことに構っている場合ではありません。

26日(金)は、市民センター波賀で19:00〜です。懲りずに続けます、6月議会の報告はこれで最後です。

2013年7月23日

国道29号線

私、週に一度は鳥取市に行っております。
基本的には波賀町の自宅から、国道29号線で北上し戸倉峠を越えて鳥取に向かいます。
この頃、山崎での用事を済ませ佐用から鳥取道で鳥取に行くことも増えました。

中国横断自動車道姫路鳥取線(姫鳥線)が平成25年3月に開通しましたので、阪神地区から鳥取に行く際に使われていた国道29号線の交通量は激減しているように思います。逆に鳥取から阪神方面にいく時も、この道はメインロードだったと思います。
(データをネット上で探したのですが、見つかりませんでした…。)

交通量が減る=交流人口が減るということにもなります。これまでは鳥取からの帰り道、峠で追い越される(私の車が非力なので…)ことも多かったのですが、今では全くと言っていいほど追い越されません。すれ違う車もめっきり減りました。

車で「観光」と言うと…とにかく目的地=観光地を目指す行為と、いろいろ寄り道しながら何となく目的地を目指すパターン(ドライブ)があるように思います。現在、そのどちらのパターンにとっても国道29号が選択肢になりづらい状況があるように思います。

車が減ったからか、先週末は「バイク」が多かったように思います。バイクでの「観光」はツーリング、走ること自体を楽しむ要素が強いと思います。単なる目的地までの移動手段とは少し違いますよね?これからの国道29号線は「ライダー」にもっと目を向けても良いかもしれませんね?

姫鳥線開通前と開通後の車、バイクの交通量…24年度と25年度を比較したデータがああれば良いのですが…私も国交省などに聞いてみますが、どなたかそんなデータのありかをご存知の方、情報下さい。

2013年7月20日

初の試み。市政報告会…

本日、「宍粟・草の根運動の会」の会報・第4号を新聞折り込みで入れさせて頂きました。
半ば無理矢理送りつけられてくる、いわゆるチラシですが私の主張を一方的に伝えることが目的ではなく、これをきっかけに一緒に考えましょう!というのが基本的な姿勢です。それが草の根運動…住民自治…なのだと思います。

これは、ある方からの受け売りですが…耳は左右に二つあります。つまり、賛否両論いろいろな意見を聞く為です。口は真ん中に一つ、これは賛否両論いろいろな意見を聞いたうえで「自分はこう思う…」と言う『意思』を伝える為だと思います。(目で見る情報収集もありますし、書いて伝えるコミュニケーションなど…いろいろな方法があることは承知しています。また、機能的にそれが叶わない状況があることも理解していることを付け加えておきます。)

本日、もう一つ「市政報告会」なるものを「センターちくさ」でさせて頂きました。(これは、初の試みです。)6月議会で審議されたこと、それに対する私の考え(賛否)を中心に報告させて頂きました。また、ご来場いただいた方から様々なご意見をうかがいました。
6名の方にご来場いただきました。ありがとうございました。今後の活動にいかせる貴重な意見を頂戴できたこともこの場を借りて御礼申し上げます。これも草の根運動のひとつですが、もっともっと気軽に自分の考えを伝える、お互いの考えを理解し合える機会を作っていかなければならないなぁと感じました。そして、住民の方に不利益にならないように、いろいろな場面で矢面に立つのがよそ者である私の役割かなと(改めて)思いました。

これからも会報の発行、市政報告会(もっと気軽に語り合える機会も創造していきたいと言う願望も含めて)は続けていきたいと思います。

2013年7月18日

会報第4号…

お待たせしました。(誰も待ってないかぁ…?)
会報の第4号が明日19日(金)新聞折り込みで市内に配布されます。
今回は、議会の一般質問で使った資料(人口動態)をもとに作りました。
また、市政報告会の案内もさせて頂きました。
(千種の方へ:市政報告会当日の案内になってしまいました。本当に申し訳ありません。)
「聞いて、聞いて…また、変な会報が入るらしいよ〜っ」という噂話、大歓迎です。
また、「何か鈴木とかっていう議員が報告会を開くらしいよ〜っ」も大歓迎です。
まだまだ草の根運動は続きます…。

昨日、某参議院議員候補の個人演説会にお邪魔しました。
国政選挙ともなると支援者、支援団体…迫力ありました。

2013年7月16日

にしはりまクリーンセンター

今年に入って始めたこのブログ…本日、14,000ページビューを超えました。
私のアクセスは数えていないはずなので、私以外の方々で合わせて14,000回以上、とりあえずブログを見て頂いたということでしょうか?本当にありがとうございます。

タイトルに戻って…本日、民生生活常任委員会の現地視察に同行させて頂きました。
視察先は、4月から本格稼働している「にしはりまクリーンセンター」です。

この施設は、宍粟市、佐用町、上郡町、たつの市の新宮町、姫路市の安富町…のごみが搬入され、処理されています。積極的にごみ焼却時の熱を使って発電をしたり、リサイクルをすすめたりと「循環型社会づくりの拠点」という大きな役割も担っています。

対象となる人は、約98,000人…宍粟市はその41.6%です。ごみの搬入量は、一ヶ月で2,000tを少し上回るくらい(4月、5月の実績)…宍粟市は、その40%を少し切るくらいです。人口、搬入量から考えてこの施設を最も使うことになるのは「宍粟市」であることは間違いありません。

ざっと、いくらくらいお金がかかっているのでしょうか?
土地の造成、進入路の工事で…約11億。施設建設に…約77億。運営業者を選定するのに…約1,000万。そして、平成40年まで(15年間)の業務委託に…約72億。
年間の宍粟市の負担は、1年間で約2億4,400万…。これは、1年間の予算の約37%です。ここに、ごみ収集に関わる費用がかかっているはずです。
もちろん、支出だけではなく、発電による売電、資源ごみの売却による収益などがありますが、まだどのくらい収益があるかわからないそうです…。

ここからは、皆さんに考えて頂きたいことです。これまで通り「ごみの分別」には協力してくださいね。(これを読んだからといって、どうせ…、まぁこれくらい…と言った感じで「分別」をいい加減にしないでください。ここはお願いです!)

本日の視察で2つの大きな疑問が生じました。
一つ目…それは、アルミ缶、スチール缶の分別をお願いしているかと思いますが、クリーンセンターに運ばれた「缶」は、アルミ缶、スチール缶の区別なく1カ所に集められます。そこから、機械を使って分別されています。家庭で分別している意味は?それぞれに有料の袋を使う意味は?
二つ目…プラスチック製容器を入れている「指定袋」ですが、指定袋はリサイクルできない(素材の問題ではなく、市町名が入っているものはリサイクルしない…らしいです。)現地では、手作業で指定袋が取り除かれ、それは可燃ごみへ回ります。半透明のごみ袋で構わない?というかその方が手間が省ける?
皆さんの考えを聞かせてください…。
是非、皆さんの生活に関わりの深い施設を見に行ってください。見学できるようです!
詳しくは http://www.nishiharima-kankyo.or.jp/




2013年7月15日

市政報告会(訂正)です。いかん!謝ってばかり…

以前、このブログ上で公開させて頂いた「市政報告会」ですが…
日程の変更です。

7月18日(木)市民センター波賀(大会議室)
→26日(金)に変更です。

7月19日(金)センターちくさ(中ホール)
7月23日(火)宍粟防災センター(研修室2)
7月24日(水)センターいちのみや(研修室)
7月26日(金)市民センター波賀(大会議室)の4回となります。
時間は、19:00〜20:30を予定しております。

この日程は、会報4号の新聞折り込みを通じて、
周知させて頂くよう準備を進めていたのですがその会報4号、本日やっと入稿できました。
周知までの時間がないこと、議会の日程などを考慮して訂正させて頂きます。
ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません…。

*千種の皆様、お知らせがギリギリになってしまいます。下手すると当日です。
本当に申し訳ありません。このブログ見て頂いていれば良いのですが…。

議会だよりに関するお詫び

皆さん、梅雨が明けて夏到来という時期ですが、ゲリラ豪雨?と思うような大雨が急に降る日が続いています。台風シーズンが去るまでは「水害」に注意が必要かもしれません。
また、天気のよい時は灼熱…熱中症にも注意してください。

「広報しそう」が各戸に配布された頃かと思います。
しかし、7月に広報と一緒に入るはずの「議会だより」は、今回入っておりません。
実は、賛成多数で可決された議案に対して、不採択と誤記されていたため訂正文を入れて来月の広報と一緒に配布させて頂くことになりました。これは議会広報特別委員会の責任です。(委員会としての見解ではありません…。)

定例会の翌月の「議会だより」発行は、スケジュール的に極めて厳しく本来の目的に立ち返って、内容を精査していくには無理があります。今後は発行時期も考えなければならないのは事実です。

しかし、これまで定例会の翌月に発行していたもの、つまりそれが住民の方々との暗黙の契約ごとになっていたと思います。今回は、こちらの一方的な都合でお手元に届くのが一ヶ月遅くなること、委員の一人としてこの場を借りてお詫び申し上げます。

2013年7月10日

熱中症対策

今日も非常に暑かったですね。ホント、熱中症には十分注意してくださいね。
注意しなきゃ…ということで検索してみました。

まず、症状から…
・1度(熱失神・熱けいれん、現場での応急処置で対応できる軽症)
 めまい、失神、筋肉痛、こむら返り、大量の発汗…

・2度(熱疲労、病院搬送が必要な中等症)
 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感…

・3度(熱射病、入院して集中治療が必要な重症)
 意識障害、けいれん、手足の運動障害、体に触ると熱いぐらいの高体温…

つまり、1度の段階で本人、周りの人が気がついて…
(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる
(2)首筋、脇の下、脚の付け根(太い静脈だと思います。)を冷やす
(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる
(偏ってしまった血液を行き渡らせる為かと思います。)
(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる
(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる
(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり冷たい部分をマッサージ

しかし、まずは予防が大切ですね…
●水分補給
熱中症を予防するには、喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取ることが大事です。
多くの人がのどがかわいてから水分を補給したら良いと考えがちです。
しかし、喉が渇いてからでは水分が失われすぎているということがあるようです。
そのため、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給をしましょう。

●エアコン
室温28度、湿度70%を超えたらエアコンを使いましょう。
(電力不足、節電などを考えて、使わない人もいらっしゃるようですね。)

●高齢者が周りにいる方は周囲のサポートが必要
高齢者は、気温の上昇に鈍感になり、脱水症状が始まっても自分で体の異変に気付きにくくなっています。高齢者が周りにいる方は周囲の方による事前のサポートが必要になってきます。また、高血圧や糖尿病など持病がある人も重症化しやすいので、注意してください。

とのことでした。
http://www.hakuraidou.com/info/heatstroke.html 
↑こちらから引用させて頂きました。

そんな中、会報第4号をとりあえず入力し終わりました。文章、誤字脱字、数値等のチェックをして、入稿までこぎ着けます。期限を切れない弱さがありますが、お許し下さい。

パブリックコメント

私は議員になる前に、ある計画に対するパブリックコメントをしたことがあります。
Wikipediaの情報↓
パブリックコメント(意見公募手続、意見提出制度)とは、公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリック)に、意見・情報・改善案など(=コメント)を求める手続をいう。公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者などの意見を事前に聴取し、その結果を反映させることによって、よりよい行政を目指すものである。

これは、「行政手続法」という法律の第39条「命令等制定機関は、命令等を定めようとする場合には、当該命令等の案(命令等で定めようとする内容を示すものをいう。以下同じ。)及びこれに関連する資料をあらかじめ公示し、意見(情報を含む。以下同じ。)の提出先及び意見の提出のための期間(以下「意見提出期間」という。)を定めて広く一般の意見を求めなければならない。」にもうたわれています。

また、自治基本条例の18条に「市の執行機関は、重要な政策及び計画の策定にあたっては、事前にその案を公表し、市民の意見を求めるとともに、提出された意見に対する市の執行機関の考え方を公表しなければならない。」と書かれています。

私が提出したのは「ふるさと宍粟の観光基本計画」に対するコメントです。
募集期間は、平成25年2月7日〜3月8日の1ヶ月間、現在は意見調整中…
このように平成25年度の夏、行楽シーズンになった現在も観光計画にパブリックコメントがどう反映されたか?の公表がされていない現実があります。しかし水面下で、観光計画は進行しているはずです。

自治基本条例の第7条で、市民の責務として「市民は、まちづくりに関心を持ち、積極的に参画し協働するよう努めるものとする。」とうたっています。

観光計画に限らず、意見を聞いた、または聞く機会を設けた…これで良いのでしょうか?
市民として、議員としてこんなところにまで行動を起こさなければならないのでしょうか?ブログを書きながら、少し憂鬱な気分になってしまいました。

2013年7月7日

市政報告

6月議会を終えて、遅くなりましたが『鈴木浩之・市政報告会』をさせて頂きます。
日付順にお知らせします。いずれの会場も19:00〜20:30の予定です。

7月18日(木)市民センター波賀(大会議室)
7月19日(金)センターちくさ(中ホール)
7月23日(火)宍粟防災センター(研修室2)
7月24日(水)センターいちのみや(研修室)

こちらからの6月議会の報告とお集まりいただいた方との懇談という感じで進める予定です。
気軽にお話ができる会にしたいと思います。よろしくお願いします。

2013年7月5日

アクセシビリティ?

先日、こんなページに出会いました。↓
これも、いろいろな分野のニュースが定期的に配信されるサービスで見つけた情報です。
http://www.huffingtonpost.jp/hajime-yamada/post_5123_b_3545184.html

ホームページなどのアクセシビリティと言うと…(横文字、カタカナ言葉多いこと自体問題ですが…)高齢者や障がい者も含めた、誰もが情報を取得・発信できる柔軟性があり、アクセスした誰もが同様に情報を共有できる状態にあること、またはその度合いを意味するらしいです。建物などへの入りやすさもこの言葉で表現するらしいです…。

「市のホームページなど公共サイトにおいては、情報取得機会の均等性確保を担う情報保障上、重要な概念となる。」とも書いてありました。(Wikipediaに…)

現在、宍粟市の情報提供は、月1回の広報しそう、しーたん放送、ケーブルテレビ(しそうチャンネル)、ホームページ…が主なツールであると思います。


いつでもどこでもアクセスできる、即効性などから「インターネット」は、今やなくてはならない情報ツールです。携帯電話、スマホなどが普及していますし…


東日本大震災の時、TwitterやFacebookなどいわゆるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が避難情報、安否確認などに活用され、より注目されるようになりました。今や首相官邸のLINE、東京都は、各部署がTwitterアカウントを持っているなど公の機関もSNSを利用して、情報発信、情報収集していますね。


また、近頃「クラウド」って言葉を私は良く聞きます。Cloud(クラウド)=雲って言う意味ですが、いろいろな情報を自分で抱えるのではなく、雲みたいなところにおいておいて、いろいろな所からとりにいくスタイルです。自分のパソコンが壊れても、雲の上にあるデータは守られること、たくさんの情報を抱え込まないので身軽であること、自分だけでなく仲間で情報を共有できることが主な利点だと思います。もちろん欠点もありますが…。

インターネット上にはいろいろな情報(デマ、誹謗中傷なども含む)が溢れています。使い方を間違ったらそれはもう手がつけられません。一旦、流れた情報は世界中に広がって回収できなくなります。(だから個人情報の管理は厳重にする必要があるのです。)
一瞬にして、犯罪の被害者になったり、逆に犯罪の片棒を担ぐことにもなりかねません。かといってそれを利用しないと有益な情報にも触れられない事態が起こってしまいます。

そこで市のホームページの課題です。アクセスに時間がかかる(入り口が狭いので、大勢で入ろうとすると渋滞が起こってしまう…)、アクセスできない(災害時などは情報を得ようとみんなが入ろうとしたら誰も入れない…)ことが日常的に起こっています。

SNSやクラウド…情報を積極的に流す、情報を外に置いておくようにしないとパンクしてしまいます。今や画像、動画など大きなデータを速くやりとりする必要があります。また、それに耐えられるだけの仕組みを作る必要があると思います。

今日、ある情報(公共施設4カ所の電話番号)を得る為に市のホームページにアクセスしたところ、その情報を得られるまで約30分かかりました。「これで良いのか?」(実はイライラしました…)と思いブログに書いてみました。

皆さんは不便を感じておられませんか?インターネットに頼り過ぎる私の側にも問題があるかもしれませんが…。

2013年7月4日

憲法

ブログ更新が滞っていたので、短いですが続けて投稿します。
「憲法」について考える機会がありました。
参議院選挙を前に「改憲」に対する各党の考えが新聞、テレビで紹介されます。
先日の新聞で参院選・各党公約という一覧が出ておりました。
縦軸に政党名、横軸には
1.経済・財政
2.TPP
3.復興・原発・エネルギー
4.外交・安全保障
5.社会保障
6.憲法その他

憲法その他…そんな扱いかぁ?地方自治に対する考えもここに入るのか?「憲法」はそもそも国家権力の暴走を抑える役割があるらしい(ここは、人から聞いた話レベルです。申し訳ありません。)つまり、時の権力者がそう簡単にかえられる(また、かえるための要件を緩和できる)ようなものではないと思います。時代に合わない部分があるのならば、解釈だけで何とかならんのかなぁ?どう解釈するかの議論なら可能性があるような…。

私は、この議論にこれと言った持論がある訳でもありませんし、どこかの党を支持している訳でもありませんが、かつて日本には概念すらなかった「地方自治」をうたった憲法だけに考えさせられます。

憲法だけに限らず、各党の考え、公約を良く見て、次の選挙でも投票しましょう!

2013年7月3日

インターネット

ブログの更新が遅れておりました。
表題にもあるように、私のインターネット環境が原因です。
先週末、無線LANが飛んでいない場所におりました。
私のインターネット環境は、スマートフォン(i-Phone4です。)とパソコン(MacbookAirです。)まぁ、何を使っているかはどうでも良い…
しかし、ここに落とし穴がありました。

1.普段は、自宅で無線でインターネットに繋いでいます。
唯一の選択肢、姫路ケーブルテレビのインターネットサービスです。外から引っ張り込んだ線の先に電波でパソコンやスマホとやり取りする機械(WiFiルーター?)を付けています。これで、トイレでもインターネットに繋がるため、「なかなか出てこない!」と子どもに文句を言われるのです。

2.外ではほとんどスマホだけ(電話の回線を経由して)インターネットに繋ぎます。
i-Phone4では、パソコンでもインターネットできるよう中継役になる「テザリング」と言うやつができませんので、ちっさな画面でちまちま作業する必要があります。

3.自分の撮った写真や作った書類もインターネット上に置いています。
私のパソコンはそれを前提に作られているので、たくさんのデータをパソコンの中においておくことをしません。

4.つまり、電波を使ってパソコンがインターネットに繋がらないと作りかけの書類を作ったり、ブログの更新ができない。(スマホでできないわけでもないのですが、とにかくちっさな画面ではイライラするだけ。キーボードだけ別にあれば少しは違うのかも…)

どんだけ、電波に頼った環境で生活しているのかと改めて反省しました。しかし、頼らざるを得ない状況であることは確かなので、いつでもどこでもインターネットに繋げる環境を手にしなければならないようです…。とりあえず、テザリング(携帯の電波があれば、スマホを使ってパソコンでもインターネットに繋げられる機能)できるように機種変更しなくては…

世の中の情報化はものすごいスピードで進んでいます。私がパソコンをいじり始めた二十数年前では、想像すらできませんでした。

やはり、市役所にもまずは電波飛ばさなきゃ…それをつかってどんどん情報発信していく必要があるのでは…また、住民の率直な声を聞く手段としても使えるのに…次の常任委員会で提案してみようと思いますが、住民の皆さん自身は必要性を感じていないでしょうか?

2013年6月28日

過疎

過疎…昭和30年以降、高度経済成長によって、産業構造が変化し、農山漁村から都市部に多くの人が移動することになります。都市部では急激な過密・農山漁村では過疎が起こります。人口が急に減ったので、生活水準や生産機能を維持できなくなる地域が出てくる。
これはまずい…と言うことで人口の過度な減少を防止して、地域格差の是正を図るために昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」という法律ができます。(10年間の時限法)
その後も法律の名前は少しずつ変わりますが、いわゆる過疎法は今でもあります。
つまり、なかなか思うように過疎対策が進んでいないと言うことだと思います。
それらの法律の人口に係る要件、財政力による要件などなどで…旧波賀町と旧千種町が「過疎地域」に該当します。合併して宍粟市になってもそれは変わりません。

過疎債…市の職員の方が良く「有利な起債」と説明する地方債ですね。元利償還?の70%を国が肩代わりしてくれるそうです。(国の財政状況を考えれば何の保証もありませんが…。)残り30%、利子は地方負担です。平成22年の過疎法改正によって、施設整備以外のソフト事業にも多少使えるようになりましたが、基本は施設の整備(ハード事業)の為の借金です。過疎対策=施設の整備…実質的にこの構図がある以上、根本的な過疎対策何てできっこないと思います。

なぜ、過疎地域から学校の統合や幼保一元化を進めようとしているか?子どもの人数が減ったから、その中で一定の集団を確保する必要があるから…だけではない様な気がするんです。これは結果論ですよね?人口の過度な減少を防止して、地域格差の是正を図るための過疎法、過疎債なのでは?どうしてもこの「過疎債」の存在が気になります。「有利な起債」という言葉の中に“使わなければ損”みたいなところが見え隠れするのです。そして「過疎債の恩恵に預かる」とか「過疎債を使える条件をクリアする」とかの言葉も同様です。

とりとめのない感じになってしまいました。皆さんはどう思いますか?

2013年6月27日

1/48

“議員”というスタートラインに立たせて頂いて1ヶ月が経過しました。
任期4年、48ヶ月のうち1/48が終わったことになります…

私の最終的な目標(目的)は「真の住民自治を宍粟市に!」定着させることです。
住民の声を聞く議会、住民の声が反映される行政を実現すること…【手段】で、宍粟市が住みやすい、ここで生まれて良かった、帰ってきたいと思える住民が増えれば…【直接的な成果】今よりもっと魅力ある町になると考えています。結果、定住人口の減少が緩やかになる…【間接的な成果】ことにつながります。定住人口が増加すれば良いのですが、日本全体の人口が減ってきているので、他の地域に人が流出するのを防ぐことがまずは必要です。高齢の方を支える世代、子どもを育てる世代を増やし、また元気づける必要があると思います。

その為に、住民の声を聞くこと、その声を届けること、議会・行政の情報を伝えることが私の議員活動の目標になります。日々の調査や委員会での審議、議員提案や議会での質疑などなどもその目標を達成する為の手段でしかありません。

それらの目標の達成度を測るには、議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合、住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合、宍粟市が暮らしやすいと感じている市民の割合…などなど市民アンケートをする必要がありそうです。一体、どのくらいの割合の人がそう感じているのでしょうか?

議会の構成員また議員個人として、議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合を4年後○○%まであげるために、住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合を△△%まであげるために…議会の録画配信、4つの市民局で議会を行う、夜間議会、議会だよりの読者アンケートを実施しその声を内容に反映させる、本会議のやり取りをわかりやすくする、市政報告を行う、会報を発行する…などなど目標達成の為の手段は考えればきりがありません。(これらのアイデアが実行されたかどうかは問題ではないと考えています。)

登る山(頂上)を決めたら、どこから登るか?、どうやって登るか?、もし途中で天候が悪くなったらどう対処するか…方法は何でも良いのです。4年後、登ると決めた山の頂上に立っていればそれで良いのです。例えば4年後、8合目までしか登れなかった…という結果に終わったら、それをどう評価するか?それは有権者の方々に委ねます。

と言うことで、1/48は確実に進んだか?評価は難しいところです。なぜか?と言えば現在地がわかっていないからです。登る山は決めたけれど、今どこにいるのかわからない…実は登山口まで来ているのか?それともバス、電車、飛行機、徒歩…を使って登山口まで行かなければならない場所なのか?はたまた、宍粟市になって8年ですでに頂上はもうすぐのところまで来ているのかも?

1/48進んだか?=“現在地”を知ることができたかどうか?であることがブログを書きながらわかりました。何とか現在地を把握するようにします。その手段をいろいろとイメージしながら…今回のブログは終了です。

①議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合
②住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合
③宍粟市が暮らしやすいと感じている市民の割合
「①は10%くらいじゃなぃ」とか「②は0%に近いよ」とか…皆さんの感覚で結構です。皆さんの声を聞かせてください。

2013年6月25日

そのまま雑記

初議会21日に終わり、その日のうちに市職員の方々との懇親会…。
いろいろ思うところはありますが…。
東山温泉メイプルプラザの皆さん、お世話になりました。

翌日22日は、庭の草取り…。
わっさーと生えたドクダミを抜きました。かみさんが焼酎に漬けて化粧水、虫さされの薬を作るんだとか…。(近所の人に教えて頂き、早速実践です。)
ドクダミを抜いたら、何となく花壇ができそうなスペースがありましたので…
いっちょ花でも植えてみよう!
そう言えば、こどもが幼稚園で使う竹馬…。正月に実家で作ったけれど壊れてしまった。
そして、竹が太い!と言うことで、結局、子どもには使ってもらえず…。
新しく作らなきゃ…。低いんのと、高いんのと2つも…。できるかなぁ?

23日は、野尻幼稚園、野原小学校合同の運動会へ。こども達を連れて行きました。
やっぱり、考えさせられた。挨拶、返事、行進、競技、演技、地域の協力、卒業生の関わり、集中力、やる気…うちの子は圧倒されていました。
特に自然学校で知り合った同学年の子の走る姿、応援合戦での団長としての振る舞い、一輪車での演技などなど…。
「すごい」って…私もそう思いました。良い運動会だった…本当に来年で最後?
道谷小学校の運動会でも感じたけれど、今までのきめ細やかな教育実践の成果が統合によって失われることだけは絶対にあってはならない。
統合には相当の覚悟と準備が必要です。市の職員の方々が言い訳のように使っている「宍粟市は合併して広くなったので…」このフレーズが統合後、使われることがないように祈ります。

週明け24日は、久しぶりの大学院…。
「アベノミクス」の背景にある新自由主義の話から、都議選の結果、地方自治、憲法、教育を受ける権利、参政権…ゼミ形式のまさに少人数クラスです。学生同士、しっかり議論ができます。ここでも「学校の規模適正化」のことが頭をよぎりました。
波賀に帰ってきて、昨秋以来のジョギングを再開!ゆっくり3kmほど走りました。
主な目的はダイエットですが、秋には何とかフルマラソンに出られるようにと思っています。宍粟ロードレースとさつきマラソンへの出場を目指します。
家で眠っているロードバイク(自転車)もまた始めようと思います。

とりとめのない話でした。

2013年6月23日

6月議会終了…

21日、宍粟市議会6月定例会が閉会しました。
議員になってはじめての議会。いろいろ感じるところがあります。
どれから手を付けたら良いのか?迷いますね。
細かな点は追ってご報告します。

明日23日は、野原小学校・野尻幼稚園合同地域運動会です。
競技内容を見ただけでわくわくしますね。

学校規模適正化(この言葉に違和感がありますが…)や幼保一元化に揺れる波賀地域。
しかし、こども達に大人の事情で迷惑をかけることはあってはなりません。

教育行政に(こどもを含めた)住民の意思を反映させる必要性…。
この点も、今回の議会を終えて感じていることです。
まだまだ勉強不足、力不足は否めません。
9月議会までとにかく皆さんの声を聞き、勉強します。

皆さんのご意見を聞かせてください。
メール:shisohkiski@gmail.com

2013年6月21日

6月議会最終日

明日、21日は宍粟市議会6月定例会の最終日となります。
私は、2議案に対する「反対討論」と3議案に対して「質疑」を行う予定です。
反対討論の2議案は、学校の教育環境整備に関わる件です。
これは、これまでもブログで書きましたが、城下小学校の耐震補強・改修と菅野・波賀小学校の改修についてです。
改修を遅らそう、教育委員会を困らせてやろう…などという意図はいっさいありません。
教育行政に住民の意思を反映させる為の意思表示です。
議案は通ってしまうかもしれませんが、本会議で問題点を明らかにすること=行政の説明責任を果たさせること、議会の大きな役割だと思います。
議会が終了したら、会報、報告会、ブログなどを通じて情報提供いたします。

2013年6月19日

バリアフリー法

昨日もブログで書きましたが、21日本会議最終日に「反対討論」する予定の議案についてどうなってるのだろう?と少し調べてみました。順を追って…

「工事の請負契約を締結しました!」という議案が上がってきました。
委員会付託という手続き、本会議の場で審議するのではなく担当委員会が審議します。
今回の場合、総務文教常任委員会です。
私は、その委員会に所属しております。
いろいろな説明が市側から行われます。委員会も質問します。(今回の場合は教育委員会です。)
工事の目的は、耐震補強・改修工事です。工事の金額は約1億4千万…。
図面を見たり、説明を聞いたり…
質問:耐震補強って、良くある筋交いみたいなものが入るんですか?
答え:いいえ、屋根を軽くするのと木造の壁を鉄筋にすることで耐震強度を上げます。
それで1億4千万!ではなく、外壁やいろいろな改修があるのです…。

今回の改修で1階にスロープ、多機能トイレ、2階に普通のトイレがついたり、
教室の配置換えなど。素人感覚ですが、こちらの方が工事としてはメイン?に見えます。
そこで問題になるのが、バリアフリー法と言うやつです。
法律のことはよくわかりませんが、ここも順を追って…
新築、改築など工事をしたい
面積、用途などによって建築基準法で確認申請の対象となる
(今回の工事はここに該当するはずです。)
この確認申請の対象となると同時に兵庫県の「福祉のまちづくり条例」の対象にもなる
(H23.7〜は、国交省のバリアフリー法でカバーされているらしい…)
今回の工事もその対象なら2階に多機能トイレがなくてもいいの?
学童保育室が2階にできるのですがそこへの出入りが外側の階段だけ…。
何かあったときの避難路は確保できてる?(このあたり基準はバリアフリー法かどうかは不明です。)疑問が出てきます。

しかし、そこにすごいロジックが隠れていました。
現在、耐震化を進める為「耐震改修促進法」と言うのがあるそうです。
耐震改修促進法により、先ほどの確認申請が免除になるらしいのです。
=バリアフリー法の対象にならないという不思議なことが起こるのです。

耐震補強に直接関わる工事と、他の改修工事をくっきり線引きするのは難しいので
今回の工事内容がバリアフリー法に合致しているかが不明確になっていきます。
実際、どうなのでしょうか?また、法律云々関係なく、
2階がバリアフリー化されていないような気がします。

↓バリアフリーに関する参考資料です。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/barrier-free.files/07-00enkatuka.pdf

学校規模適正化

18日、19:30〜波賀中学校区の学校規模適正化協議会がありました。
地域委員会が規模適正化(統廃合)に同意すれば、その後、具体的な形を協議会で話し合うことになります。
その第1回目が昨日なのに、議会にはその工事に関する予算があがっています。
これが私の問題視している補正予算案です。

おかしいとは思いませんか?H27年4月〜波賀、野原、道谷小学校は1校になる予定です。具体的な形をこれから皆さんで協議してください…と言いながら、その裏では工事設計管理委託料名目の1,500万円が議決されようとしているのです。(菅野小学校の改修も入っています。)
地域の委員の方々が「こうしよう!こうしたい!」と提案しても「予算が議決されているので、そのような提案には応じられません。」となってしまう可能性があります。
議決した時点で教育委員会(市当局)から、議会に責任が移行するとも考えられます。

そして、城下小学校の耐震化に関する落札額等の承認…も委員会で「否決」せざるを得なかった議案の一つです。耐震化?改修?事業の目的を一つの予算に盛り込み過ぎです。
耐震化、改修いずれも「教育環境の整備」です。
また評価という話になりますが、市内の学校などの耐震化率はこの工事であがるでしょう、でも学童保育所の場所や避難経路の問題、車いす対応のトイレが2階にない…例えば学校のバリアフリー化率も「教育環境の整備」の評価基準に持っていたら…今回のようなことにはならないかったのかと思います。

私は大学院で行政の情報公開、説明責任を研究テーマにしています。目標、評価基準、その達成度…これも住民の協力を得る為には重要な情報だと思っています。ここが明確であれば「今」向かう先が見えます。どこを目指しているのかわからないのに、進め!協力しろ!頑張れ!と言われてもそれは苦痛ですよね…。

2013年6月18日

本会議の日程

本日、6月17日(月)の本会議、開始が1時間遅れました。
「遅れた」と言う表現が適切かどうか…
議会内部の手続きに不手際があり、その取り扱いについて急遽、審議したため
結果として遅らさざるを得なかった…と言う感じです。
議会には、議会運営委員会という「会派から1名ずつ」で構成される委員会があります。
「議運」と呼んでいます。議会の調整機関?と言った感じでしょうか。
今回、会派に属さない議員が5名おります。
「会派から1名ずつ」の議運、ここで調整されたことが会派に属さない議員に伝わっていないという事態が起こりました。
17日の本会議、予定では追加議案があった場合に開会することとなっていました。
6日提出、10日委員会での審議があった議案の採決をする(予定の変更)という情報が議運で止まっていたのです。
これは議会内部の問題、それによって開始時間が遅れて良いものか?
いやいや時間だから予定通り始めようでは、会派に属さない議員(私も含めて)にとっては納得感がないし…葛藤はありましたが、結果として開始時間1時間遅れ、議案の採決は21日の最終日に持ち越されました。

議会だより

6月14日(金)議会で一般質問を行いました。
私の質問趣旨は「市長の所信表明について市民に対して具体的説明を求める」です。
この内容は「議会だより」に掲載されるの予定です。

その原稿作成の為に一般質問のやり取りを録音した
「カセットテープ」が事務局より渡されます。
カセットテープを聞く機器がないので、テレビ中継の録画から原稿を作ることになりそうです。カセットテープって…。

その原稿、締め切りが明日18日の正午となっております。
今からそれに取りかかりますが…。

待てよ…今までの「議会だより」はそうだったかもしれないけれど
これからもそれで良いとは限らない。
そのまま依頼を受けてしまったけれど…。
そもそも、「議会だより」は何の為に発行しているのか目的も共有していない。

議会の情報開示、説明責任を果たすためであればそれができているか?
を検証する必要はないだろうか?

きっと評価の指標は議会の情報開示が進んだと感じる市民の割合…とかではなく
何部刷ったか?何回発行したか?ということになってはいないか?

2013年6月16日

静岡県知事選

静岡県の知事「川勝平太氏」が再選しました。圧勝と言ってよいでしょう。
私は宍粟市にくる前は、静岡県におりました。
私の視点で静岡県政の良いところは、行政評価を徹底して行っているところだと思います。
各市町村の幼稚園、小学校、中学校などにもその精神は浸透しており、
それぞれの目標が非常にわかりやすく、体系化されていました。
御殿場市では、中学1年生は7年生〜中三は9年生と言う呼び方をしており、
幼稚園を含めた12年間の教育体系が確立しています。
保護者としては非常に協力しやすく、評価指標もしっかりしているので信頼感がありました。
下記のリンクから、静岡県の評価の一端を紹介します。

http://www2.pref.shizuoka.jp/all/gyotana.nsf/(sho2View)/2F131EE57BC4E7054925736A000B86DB



議会で私が抱いた疑問

6月議会を通じて(まだ閉会していませんが…)私が抱いた疑問を記しておきます。
「議会改革推進特別委員会」には、議員全員が所属しています。
委員長、副委員長には新人議員が就きました。(私は副委員長の一人です。)
各委員会の構成は、→http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/shigikai/shikumi.html
私が抱いた疑問は、他の議員の中にも同じ思いがあることを確認していますので、
解決に向け取り組んでいきます。

1.人事案件(副市長、教育委員など)が、議会当日の朝に提示され、可決(同意)されてしまうこと。これでは、同意する(責任を持つ)にしても判断材料が少なすぎ、考える時間がない…

2.議案採決の際、議案の番号だけしか読み上げられないこと。これが申し合わせ事項として決まっていること。これでは傍聴の方や中継を見たり、聞いたりしてる方に何が決まろうとしてるかわかりにくい…

3.発言の訂正または取り消し(実際に取り消しが3件ほどありました。)について、認めるかどうかを議会に問われるが、○○についての発言…と言う説明はあるもののどの発言かが説明されない。これはテレビでも同じですが、不要な憶測を呼んでしまうのでは…

いろいろあります。私自身の勉強不足も否めませんが…。

常任委員会

6月10日(月)に私の所属する議会の「総務文教常任委員会」がありました。
6日の本会議で委員会付託になった議案を委員会で審議しました。
最も私が問題視したのは、平成25年度一般会計補正予算(第1号)です。
この中には、教育委員会が計上した予算がいくつか含まれます。
結論から言えば委員会の採択で私は「反対」の意思を表明しました。
委員会は6名で構成されています。
委員長は採決には加わらないので5名で決を採ることになります。
「反対」が3、「賛成」が2…。委員会では「否決」です。
その理由として、補正予算のうち学校規模適正化(小学校の統廃合)についての予算…
これは地域の協議会が統合の具体的な形を話し合っていない、また結論が出ていないのにも関わらず計上してしまうと、今後の協議に制約がかかってしまう懸念があります。

これまでも地域、住民が市の提示した別の計画に対して「こうしてほしい、こうしたらどうだろう」と提案しても「予算が議決されているから…」と言う理由で提案が跳ね返されてきた経緯があります。
また、協議が進展した場合にすぐ動けるように(言葉は適切かどうかわかりませんが)「とりあえず予算はあげておく…」といった説明がされていた、つまり住民としては予算が議決されているかどうかは自分たちの協議に制約を与えるものではないという認識があったと考えます。
同じ手法で計画を推進してしまったら、住民と教育委員会の信頼関係は修復不可能になると考えています。(現状でも信頼関係修復は難しいと思いますが…)
この議案は、17日の本会議で採決されます。私は反対討論でこの点を説明します。

2013年6月10日

綺麗な町

宍粟市立千種中学校と兵庫県立千種高校は、平成22年度より、兵庫県初の試みとして『連携型中高一貫教育校』に改編し、連携行事・連携授業など特色ある取り組みを行っているそうです。
その連携行事のひとつ、環境美化活動が6月4日(火)に行われるという情報を頂いたので、急遽、参加させて頂きました。午前にも行きたかったのですが、市役所で会議があり、今回はそちらを優先させて頂きましたので、午後の活動に参加しました。
中高生がいくつかの班に分かれて千種町内の環境美化活動を行いました。いつも車で走りながら感じていたのですが、千種町はゴミが少ないですね。住民の方にとっては「当たり前」のことかもしれませんが、すごい事です。きっと、こうした活動がちょっとしたポイ捨てを減らす事に貢献していると思います。
町を歩きながらこれを思い出しました。
『ブロークン・ウィンドウ理論』(壊れ窓理論)…ここからは、インターネットより引用します。
_________________
割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
_________________
ニューヨークのジュリアーニ市長が、この理論を応用してニューヨークが綺麗で、安全な町になったと聞いた事があります。
これに限らず、自然と行われている事が捉えようによっては大きな財産だった…ってことがまだまだあるように思いました。
千種高校、千種中学の皆さんお邪魔しました。ありがとうございました。

自問自答

今日、テレビを見ていて印象に残った言葉が…。
W杯出場を決めたサッカー日本代表、本田圭祐選手の言葉です。
「人は自然と気が緩む、だからしつこいくらい自問自答を繰り返さなければならない。」と言ったニュアンスの言葉…。
本当にストイックに自分を追い込んでいるんだなぁと思いました。
どんな一流プレーヤーでも、ビビって尻込みするようなオーストラリア戦のあのPKの場面で「自分」を前面に押し出せるメンタリティはすごいの一言…。

とブログを書いていて、仕事上の恩師に言われた言葉も思い出しました。
「できない言い訳を探すのは簡単、どうやったらできるのかを考え結果を出すのが仕事…。」
どうだろう、自分は仕事をしているだろうか?自問自答し続けます。

本田選手はこんな事も言っていました。
「日本人、チームワークがあって当たり前。だからこそ個が大切」(言葉としてはちょっと違うかも…)
またまた、恩師に言われた言葉が連想されました。「今、学校や社会で求められるのは協調ではなく同調にすぎない。個がなければ、自分を主語にして語れなければ本当の協調はない。」(これも上手く伝わるか心配ですが…)
とにかく、自分の信念を曲げない事ですね。とても難しい事だと思いますが、だからこそとても大切な事ですね。
ちなみに、twitterで「本田圭祐」で検索したらやっぱりすごい反響でした。これからは、自分のアンテナにひっかかった「言葉」もブログで紹介していきます。間接的に私の考えをお知らせする事になると思いますので…。

皆さんの声を聞かせてください!ブログにコメントいただくか、メールでお知らせください。 shisohkiski@gmail.com

選挙後の動き

なかなかブログの更新ができません。
選挙〜今までの主な動きをご報告しておきます。
自分自身の備忘録としても…
■5月
12:選挙
13:当選証書授与式
15:新人議員説明会
17:議員協議会
20:会派代表者会議(傍聴)・大学院
23:議員協議会・本会議1日目(議会構成)
27:選挙収支報告提出・大学院・波賀中学校区幼保委員会(傍聴)
28:本会議2日目(人事案件)
30:新人一般質問勉強会
31:波賀生涯学習協議会総会
 選挙期間、バタバタの1週間…その後の傍聴を含めた会議の連続。まとめてからブログを更新しようと考えていたら何も進みませんでした。当然、こちらの都合のいい順番で課題はやってきません。これからは順番を気にせずにどんどんブログを更新しようと決めました。
 暫くお休みしていた大学院にも行けました。少し安心しましたが修士論文を書き始めなければなりません。休学という切り札が頭をよぎりましたが課題を先送りしてもいい事ないので予定通り今年度で修了を目指します。(と言いながら休学していたらごめんなさい。)
 議会が始まり、会議規則などルールの理解からのスタートです。しかし、その中で私が感じた疑問は例えば、サッカーの試合で「なんで手を使っちゃ行けないんだ!」という無茶な話なのか?サッカーの試合なんだから「そこで手を使っちゃ反則でしょ!」という次元の話なのか?混乱しています。結構、常識では考えられないルールが存在しているようにも思います。議会の情報開示を進め、説明責任を果たす為に、改善すべきは改善しないといけません。

■6月
  2:さつき祭り
  3:一般質問通告書締め切り・波賀のかおり展
  4:政務活動費説明会・千種高校中学校連携環境美化活動・教育委員会(傍聴)・一宮北中学校区学校規模適正化幼保委員会(傍聴)
  5:政策勉強会
  6:本会議3日目(補正予算などほとんどの議案が委員会付託)
  9:高校総体兵庫県予選カヌー競技
10:総務文教常任委員会
 さつき祭りや波賀のかおり展、高校総体県予選などはあくまでプラーベートです。でも、市民として見ていたものとは違った感覚があります。facebook、twitter等も使ってこまめに情報発信しています。スマホもデジカメもPCもこれまで以上に使うようになりました。やっと、読書ができるようになりました。次はランニングを再開しなければと思っています。
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