議会改革推進特別委員会の解散
宍粟市議会の場合、議員全員がこの特別委員会に所属し、政策分科会と交流分科会に分かれていました。今期の政策分科会では、予算決算常任委員会、議員間の自由討議、執行部の反問権が議題となっていました。予算決算常任委員会の設置、議員間自由討議の要綱作成、反問権の範囲の明確化というそれぞれの議題については一応の “結果” が出ました。(私自身は不満足なのですが、皆さんがそうおっしゃるのでそれはそれとして認めておきましょう。)ただ地方議会としてのスタートラインに少しだけ近づいただけのお話…改革が進んだというよりマイナスが少しばかり減った程度のお話…議会としてのスタートラインは遥か彼方にある状況には何ら変わりはありません。
そこで…次なるステップは議会の “政策提言” 機能の強化(強化というと今あるものをより強くすると言う事になると思いますが、基本的に無の状態を脱する程度のことです。)だと考えました。政策分科会長を押し付けられていたので次なる議題として考えたと言う感じです。第二次総合計画のスタートを平成28年度に控えているので「議会としての第2次総合計画を策定しよう!」と提案しました。どんな結果になろうとも “政策提言” に至るまでのプロセスは経験できるわけで、それによりまたスタートラインに近づけるかなと思ったのです。しかし、この提案を機に一気に政策分科会を解散せよという声が高くなり、結果として議会改革推進特別委員会の “解散” が多数決で決まりました。(今となっては、私が政策分科会長を辞任していればそこまでにはならなかったのかもと思いますが、その時点では圧力に屈して一旦引き受けた役割を放棄するなんていう選択肢はありませんでした。)確かに総合計画を作るってことは相当な調査、研究、協議が必要であるという①しんどさの問題、議会としての総合計画が出来れば執行部の案を否決するとか、修正するとかいう状況が出てくる可能性があるという②市長との関係の問題(自称市長与党の先生方が気にされる事みたいです。)議会としての総合計画を議決するなり、それをもとに執行部案を修正することで③責任が重くなると言う問題(どんな議案でもそれが執行部案であろうが議会案であろうが、可決しようが、修正しようが、否決しようが議決機関としての責任の重さに変わりないのです。ちょっと勘違いをしています。)などなど皆さんは尻込みしてしまったようです。議案になった時点でたいした調査も審査もせず、大声で “賛成” と叫んでいるだけの方が楽ですからね…。(今、特別委員会を設置するように働きかけています。)
集団的自衛権の行使容認
集団的自衛権行使を容認する閣議決定がなされたこと、その閣議決定に伴う法整備を中止するように求める意見書が宍粟市議会で不採択になったこと、それが明確な争点にならず衆院選が行なわれたこと…。この件についてはモヤモヤとした気持ちで新年を迎える事になりそうです。でもあきらめていません。これからもいろいろな場面でこの件に取組んでいきます。
このブログ…更新頻度が落ちたかな。
政治活動…広報や市政報告会はもう少し出来たかも。
読書…これも読みたい本がたくさんあったけれどなかなか読み切れていないなぁ。
研修…行きたい研修、学びたい事がたくさん出てきたけれどひとつひとつクリアして行くしかないかな。
大学院…結局、2年間の休学になってしまった。来年度には論文出して卒業しよう。
父親として…もうちょっと子ども達(自分の子どもだけではなく地域の子ども達も)と関わる必要があるかな。
マラソン…いくつか大会には出られたけれど普段のトレーニングにもう少し時間を使いたいな。
どれも満足してしまったらそこで終わり、常に欲求不満くらいがちょうど良いのかもしれません。皆さんはどのような1年でしたか?良いお年をお迎え下さい。皆さんにとって素敵な1年になるように一緒に頑張りましょう!来年も引き続きよろしくお願いします。