2013年10月31日

誤表示、偽装…

いまニュースを騒がしているレストランでのメニューの誤表示問題…。
はじめてそのニュースを聞いたとき思わず笑ってしまいました。
鮮魚の○○…実は冷凍の魚を使っていましたとか…、自家製の△△…実は既製品でしたとか…。
大手、有名、名門…などの冠、しかもお値段ちょっと高めということで消費者は、
本物だと信じて疑わない…そこにつけ込んだ商法、軽く見られたものです。

きっとこれが発覚したのは内部告発でしょう。
プロの料理人、納入業者、ホテルマン…のプライドを傷つけているのですから当然です。
また謝罪会見(謝る気が感じられないから釈明会見?)でも、プライドを更に傷つける…。消費者に対しても同様です。

以前、どこかの国の偽装を徹底的に批判しましたよね。
よって国産とか、有機栽培とか、地産地消とかが注目され、
国内の安全・安心神話みたいなものになっていったのかもしれません。
…と書いていて「原発」のことも頭をよぎりました。同じ状況だなぁ…と。

これは公にも同じことが言えます。
国、県、市がやってくれるのだから間違いない…とか、行政が嘘をつくはずがない…とか何となく思っていませんか?
残念なことにいろいろなことを疑ってかからなければいけない時代…。
自己責任と言えば聞こえは良いですが、真実に目を向けなければなりません。
軽く見る、下に見る…無意識にその人たちの生活を支えている消費者、住民の上に立つような姿勢は、回り回って自分たちに降り掛かってくるのです。
納税者としては負担、使途に文句を言うのに、執行者になったら自分たちの利益を追求するために無駄遣いをする。不思議なことが現実に起こるのです。
まぁ、自分の中で負担<利益と判断しているのでしょうが…。

「天につばを吐く」という言葉があります。
いつも自分の行動の意味を考える必要がありますね。今回の件で改めてそう感じました。

20,000ページビュー

ここ2、3日は日中暖かい日が続きました。
私の体調も復活の兆し!昨日は久しぶりにジョギングをしました。
皆さんはどうですか?体調など崩されていませんか?
季節の変わり目は何かと大変です。心も身体も冬支度を急ぎましょう。

この度、やっとページビュー(ブログ閲覧回数)が20,000を超えました。
特に目標を設定していた訳ではないので、多い?少ない?は何とも言えませんが、
記事が130程度、単純に20,000を記事の数で割ると一つの記事に
150回程度アクセスして頂いたことになります。その事実に対して感謝申し上げます。

しかし、この数の中には「監視」的なニュアンスのアクセスも多く含まれていると思います。どこの誰が、何回アクセスしたかなど細かな解析はできないのであくまで推測ですが…。いずれにせよブログを読んで頂いていることはありがたいことです。
本当にありがとうございます。

ここに寄せられたコメントは原則、公開しています。他の方に迷惑がかかるような内容、また明らかな事実誤認が含まれるものだけを非公開にしています。
よって、批判的なコメントも包み隠さず公開していますので、コメントを寄せて頂き、
また他の方からのコメントも見て頂きたいと思います。
(自分自身が読者になりすまして匿名でコメントするようなこともしていません。)

これからもこのブログは続けていきます。
そして自分自身に言い聞かせるように思い、考え、意見をどんどん発信していきます。
時には批判的になり読んで頂いた方が不快な思いをされてしまうこともあるかと思いますが、お許しいただければと思います。
もしそのようなことがあったら是非、コメントをお寄せ下さい。
これからもよろしくお願いします。

2013年10月29日

なぜそう言う流れになるのだろう?

今日はずいぶんと暖かいですね。
昨日、facebookには書いたのですが、家の屋根裏…すごいことになっております。
何かが棲んでいるのです。
冬を前に焦っているのでしょうか、ゴソゴソからドタバタに変わりました。
天井が抜けそうです…。野生動物ならその辺りの加減も分かっていてほしいです。
皆さんからの情報では「イタチ」説が有力ですが、信じたくないです。
しかし、現実は受け止めなければなりません。
正体を明らかにし、雪が降る前には棲むべきところに帰って頂こうかと思います。

このブログは、私の公式発言と捉えて頂いて構いません。
私は逃げも隠れもしませんし、批判も受け入れます。
批判に屈するとか、信念をまげると言うことではありません。
ここだけの話にしておくつもりもありません。

「議会報告会」のことを書きましたが、何か問題があったようです。
政治倫理審査会?懲罰委員会?にかかるかもしれませんね…。
私は議会と言う組織として、襟を正す必要があると思っています。
それは同時に私自身に向けられる自戒の念を大きく含みます。
むしろ自戒の念の方が大きいのですが、そう受け取られないのは
私の文章力のなさでしょうか?どこかに思い上がりがあるのでしょうか?

しかし、私自身の守備範囲で収まることならば受けて立ちますが、
周囲に迷惑がかかるような状況はそれこそ私の責任で回避しなければなりません。
ことの成り行きを見守りますが、面と向かって公の場で議論したいものです。

ブログを含むインターネット上での発言は閲覧制限がかかっていない以上、
公の場での発言です。私はそれを認識してこのブログを公開しています。
文章力はもっと磨きをかけなければと思います。あわせて論理的な思考力も…
どこか思い上がりがないか?については胸に手を当てて良く聞いてみます。

2013年10月27日

力不足

体調が良くなってきました。
議会報告会と子どもの誕生日が重なったため、今日改めて盛大に…と予定していたのに、
私がダウンしておりました。これは謝るしかありません。
明日は、市内の防災訓練…何としても参加しなければなりません。
子どものソフトボールの試合がありますが、応援することも叶いません。

今回のブログタイトル「力不足」…。
これだけは言っておかなければならないこと(謝罪に近いでしょうか?)を書いておきます。

今回、議会報告会と行政懇談会の時期が重なりました。
行政懇談会とは、記者発表から…『地方自治が大きな転換期を迎えようとしている今、宍粟市がめざす持続可能なまちを形成するためには、市民と行政がパートナーとなってまちの将来を考え、地域固有の課題や地域資源の活用などについて議論し、解決していくことが重要となります。そこで、自治基本条例に掲げる、市民が主体的に関わり相互に協力してまちづくりに取り組む「参画と協働」による市民自治を実現するために、市民と行政による懇談会を開催します。』とのことです。

最初の予定では、私が暮らしている地区の行政懇談会と議会報告会の日程が重なったので他の議員から反発、批判もありましたが、私が行政懇談会に参加したいとわがままを言って議会報告会の日程を動かしてもらいました。(わがままとは思っていませんが…)

議員である私は住民からのどんな批判も受けて立ちます。受けて立つと言っても
もちろん対立するのではなく、いろいろな考えを聞き受け入れます。私の行動や発言に対して理解を求めます。もちろんどのような判断をしたかについても説明します。逆に説明のできないような行動、発言はしません。

しかし、住民の方々の発言に対して恫喝ともとられるような回答、住民の願いや意見を公然と批判することは許されません。また、その場でしてもよい発言かどうかの線引きをできないような姿勢も改めなければなりません。

お恥ずかしい話ですが、たくさんありました。特に正確でない情報、住民の方々の思いを踏みにじってしまうような発言、根拠が不明確な発言…ほぼ発言権を与えられていない私がその場で発言したら、議員内での対立を生むことになったでしょうし、議会は何をしているのだ?という醜態をさらすことになります。そこは、ぐっと我慢しました。(我慢したといえば聞こえはよいのですが、あきらめてしまったというのが正直なところでしょうか…)議会報告会の公式な発言者である常任委員会の委員長や議長などは議員が選出している訳ですし、選出した責任が私自身にあります。議員の一人としてはこの場で謝るくらいしか方法がありません。しかし、議会改革推進特別委員会の副委員長として、総括しなければならないと考えています。

議会改革なんて言っているけど、今取り組んでいるのは当たり前のことを当たり前にやるためにどうするかを考えているように思えてなりません。それを改革と呼ぶなら、政治が歴史的に住民をないがしろにしてきたことを反省しているのでしょう…。そう願います。

2013年10月26日

議会報告会終わりました。

台風27号は、去っていきました。
私は台風の接近とともにだんだんと体調が崩れ、ただいまピークです。
発熱、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、頭痛…。
一雨ごとに寒くなってきます。皆さん、ご自愛ください。
しかし、頭痛…これまで「頭痛ーっ」何てことなかったのに…。
結構辛いものですね。

昨日、議会報告会が終わりました。
市内で8会場(中学校区)で行いました。
ご参加いただいた方からも指摘されましたが、参加人数は過去最低ではないかと思います。元議員の方、市役所の職員の方を除けば…目を覆う結果です。
報告会に来ないのは「住民にも責任がある」とおっしゃる方がいましたが、
そこは同意できません。これは完全に議会の責任です。関心を喚起できていない…。

議会報告会に対して言いたいことは山ほどありますが、感じたことは少しずつ報告します。私は逃げも隠れもしません。また地域に出て行きますのでいろいろ教えてください。

宍粟市の給食センターが地産地消で表彰されるようです。
http://www.kouryu.or.jp/events_seminar/2013chisan_award.html
地元の人にとっては当たり前であったもの、しかし外から見れば表彰ものなのです。
引っ越してきてすぐ給食センター統合の委員会に出た頃から、もっとアピールしたら全国から視察がくるくらいの素晴らしい給食だと言い続けてきました。定住促進の一つの強みであるのです。だから給食については効率を優先するべきではないと思っておりました。一安心です。これで質を維持しなければならない理由ができました。
生産者を含め給食に関わる方々、もちろんそれを食べる子ども達にとっても“誇り”です。
しかし、まだまだ解決しなければならない課題が多いのも事実。
これを機により前進することを願います。

2013年10月20日

オープンガバメント

オープンガバメント…ちょっとニュースで引っかかった言葉です。
早速、インターネットで検索…
ネットは便利なのですが、使い方によりますね。読書量が減ったこと、思い出したい言葉がなかなか出てこなくなったこと、年齢によるものかもしれませんがネット依存気味…なのかもしれません。
検索の結果…「オープンガバメントとは、透明でオープンな政府を実現するための政策とその背景となる概念のことで、透明性、市民参加、政府内および官民の連携…の3つを基本原則とします。米国ではオバマ大統領が就任直後にその方針をいち早く表明しました。」とのことです。
なぜ、この言葉に引っかかったかというと「情報公開の在り方」に “?” がつくことが、私の周りでいくつか連続して起こったからです。

一つは、議員として資料提供を求めたものが「個人情報」ということで出てこなかったこと。個人情報を目的外で収集、利用しなければ良いと思いますし、議員には公務員同様に守秘義務が課せられています。行政が持っている情報は、等しく提供されなければ仕事ができない部分も出てきます。公開しない理由がわかりません。

もう一つは、住民が傍聴を希望した会議(意見交換会)が、非公開になったこと。懇親会などあくまでプライベートな集まりなら公開なんて言うはずがありませんが、行政側は公務で出席し、公的な場所で行われている会議。公開するべきでないと行政が判断すれば、非公開で会議が出来る状態には違和感を感じずにはいられません。住民としてではなく、議員としての傍聴も叶わないらしいです。これも守秘義務が課せられているので、そこの情報を悪用することはできません。そこで重要な地域の意見、行政の方針が話されている訳ですし、特定の人たちだけでひっそりと…。本当にそれで良いのでしょうか?

住民への情報公開は、住民参画、住民と行政の協働の大前提であるはず。都合の良いところだけ参画しろ、協力しろでは、住民自治は遠のくばかり…。
このブログでも何度か書きましたが、国→県→市町村→住民…という、上下関係、主従関係が潜在意識の中に埋め込まれている。これは不幸な現実だと思います。

日本は長い間、中央集権が基本でした。地方分権なんて言い出したのは、本当につい最近のことです。行政、議会がそれに追いついていないのが現実です。「地方分権」と言う言葉自体がむなしく感じました。

2013年10月19日

上杉謙信

やはり、冬はそこまで来ています。
各地から初雪、初冠雪などのニュースが聞かれる時期になりました。
富士山も初冠雪…平年より遅いらしいです。
私の一番下の娘が生まれたのも秋、雪化粧の富士山が美しく見える朝でした。
そして何か富士山に関係のある和歌から名前を付けた記憶があります。
子どもの名前をつけるのって今思えば責任重大…でもなんやかんや考えるのは楽しかった。

一番上の息子。何か戦国武将が好きなようで、NHKの番組を録画予約しておりました。
私がテレビを見ていたら録画が始まり、何となーく見てしまいました。
それは『歴史秘話ヒストリア』とかいう番組です。
上杉謙信が取り上げられていた回です。

ぼーっと見ていたのですが、引っかかりました。私のアンテナに…。
謙信の居城があった現在の上越市は、かつて住んでいた糸魚川市のお隣ですし、
武田軍と戦った川中島は、通っていた大学のすぐ近くですし、何となく親近感が…。

そこで取り上げられていた儒教の教え「仁義礼智信」
人を思いやること…仁
私利私欲に囚われないこと…義
敬意を持って他者と接すること…礼
学問に励むこと…智
誠実であること…信 との解説がありました。

謙信が特に重んじたものが「義」だそうです。
囚われるほどの私利私欲は、今のところ「私」にはなさそうです。

格好良いな〜ぶれない、折れない、それが『義』…。
武田信玄が自身の遺言で息子に「私が死んだら、謙信を頼れ」と言われ、
関東で戦った北条氏康には「ただ一人、謙信のみが骨になっても義理を通してくれる人だ」と言われたみたいです。
これからも私の行動基準は、私利私欲ではないことを固く誓って…。
今回のブログはおしまいです。

2013年10月16日

ある歌の歌詞…。

10月16日、14時頃。宍粟市波賀町の国道29号の温度計が「9℃」でした。
寒い…。冬が、雪が確実に近づいています。
月曜日、「波賀リンピック」という体育の日にピッタリのイベントがありました。
午前中は自治会のふれあい運動会で、玉入れ、ペタンク、リム回し…。
午後は、リレーマラソン、世界記録(ケニアのウィルソン・キプサングさんの、2時間3分23秒というのがマラソン世界新記録だそうです。)
http://www.city.shiso.lg.jp/syashinnews/photonews2013/photo11
100m×3回、老体にむち打って全力疾走…。
言っておきますが、私は小中高と吹奏楽部、バリバリの文化部出身です。
「かつて陸上で活躍した」とか「甲子園を目指していた」とか「インターハイや国体への出場経験があるとか」…いっさいありません。
よって、膝が悲鳴をあげています。もう一回走っていたら、確実に肉離れくらいにはなっていたでしょう。

その前日だったか、ダラダラと(私自身はそう思っていませんが、家族から見ると…)深夜番組を見ていたら、中島みゆきの「ファイト!」誕生秘話みたいなことやっていました。その場でiTunesでダウンロード…。
その歌の歌詞「戦う君の歌を〜戦わない奴らが笑うだろ〜ファイト!」ジーンと来てしまいました。私はどっちだ?戦う君なのか?戦わない奴なのか?
きっとどちらも当てはまるし、どちらでもない…。
でも戦う君でいる方が自分の性にはあっているかも?
どこで、何と戦うのか?戦う意味…それがブレなければ、それで良いのかもしれません。
負けることも多々あるかと思いますが…。

また、やなせたかしさんの言葉が頭をよぎりました。
「ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を『正義』と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても『正しいこと』には変わりません。絶対的な正義なのです」

やはり人としてのポリシー、信念、使命感…そこが問われているのだと思いました。

防災・減災

台風26号も大きな爪痕を残して遠ざかろうとしています。
台風…まだまだ日本にやってくると思います。
お互いに注意しましょう。また、これまで被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
防災・減災に関わる公共事業が各地で行われます…。
しかし、被害が0になることはないのでしょうか?仕方のないことなのでしょうか?

実際に被害にあわれる方がいる一方で、どう考えても無駄…
費用に対する効果、成果がない(少ない)公共事業が行われている事実…。
公共事業の効果を考える時には、もしこの工事をせず、災害が起こったらどれだけの私有財産(命も…)が奪われるかを考慮する項目も入っていたはず…。
同時に工事による雇用がどれだけ生まれるかも入っています。
生命や財産を守るためにする工事は費用対効果だけで無駄かどうかを判断できるものではありません。対象地域に住んでいる人が少ないから、防災・減災の工事が無駄だというような判断はないと言うことです。
しかし、限られた財源(私を含め皆さんが苦労して納める税金)の中で、
どこから手を付けるかの優先順位を決める重要な手だてになるのは間違いありません。

原発事故の対応にも同じことが言えるのではないでしょうか?
真っ先に救うべきは誰なのか?どこなのか?
御殿場にいる時、震災、原発事故からの電力不足、計画停電で不安な日々を過ごしましたが、原発が動いていなくても電力が不足することはないですね…。
計画停電はなんだったのでしょう?もう記憶から削除されていますか?
火力発電により、化石燃料が多く使われ二酸化炭素が多く排出されるのでしょうが、
放射性廃棄物、汚染水などを垂れ流すよりはまだ“まし”なのかもしれません。
私自身は、太陽光や風力、小水力など自然エネルギーで小さなコミュニティを単位として電力を賄うのが良いと思います。隣接するコミュニティで困った時は融通しながら…。

昨日、アンパンマンの作者、やなせたかしさんが亡くなられました。
『正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。(やなせたかし:漫画家)』ご自身の戦争体験から、このように考えておられたようです。アンパンマンが自分の顔を差し出す行為は、その象徴でしょうか?
本当に「正義」とは何なのか考えさせられます。同時に「自己責任論」についても…。
ご冥福をお祈りいたします。

最近、地域の行事に参加することが多くいろいろ考えさせられました。
また、いろいろな議会関係の委員会でも同様です。

少し考えをまとめ会報第5号、市政報告会を計画します。詳細は追ってお知らせします。

2013年10月10日

利益誘導

急に涼しくなったせいか…、健康診断で自分の体重増加に驚いたせいか…
急に運動をはじめて見ました。案の定、体調を崩してしまいましたが…。
皆さんはいかがですか?体調を崩されていませんか?
秋の休日は行事が多く、休日でも忙しくされている方が多いかと思います。
ご自愛下さい。

今日のブログタイトル「利益誘導」ですが…。
『政党や政治家が、政権維持や選挙における得票、政治献金など目的に支持基盤とする地域もしくは業界(利益集団)に政策的な便宜を図ること。』だそうです。
遠い国政の話ではなく、地方でもそれは行われている側面があります。
あからさまな行動は、逆に命取りとなりますので慎重に、秘密裏に行われるのでしょうが…。利益誘導できるだけの権力者は、証拠自体を隠蔽できる力も持ち合わせていますし…。
これが「利益誘導」なのかはわかりませんが、かつて長野県にいた頃、新潟に通じる国道が県境を越えた瞬間に様相が変わることは実体験として記憶に刻まれています。もちろん、新潟側の舗装が綺麗、車線が広い、歩道が整備されていることは言うまでもありませんが…。時の権力者がどこの人か?(地盤)を考えれば、自ずとその答えは出てきます。

地方では「公共事業」がそれを表す指標になるかもしれません。
ある自治体内の住民の多くがそれに反対していても特定の地域、団体、有力者の要望に沿った(時として非効率な)公共事業が展開されることは良くある話です。
いろいろなところで徴収した税金を広く公平に再分配するのではなく、権力者が自己保身のために使うことはやはり健全な姿ではありません。

財政状況が厳しいある町の公共事業の優先順位は、費用対効果よりも、地元の協力が先にくると聞いたことがあります。どんな町にしたいか?優先的に救うべきところはどこか、または誰か?を全体的に考えるのではなく…。そこに「利益誘導」があるとすれば、それは住民の為にはならないと思います。私たちはそんなことの為に税金を払っている訳ではありません。

2013年10月9日

議会改革

台風24号、宍粟市は夜中に強風…。大きな被害はありませんでしたか?
市内に置いてある私の看板、コンクリートブロックを足にしたものは無惨にも倒れておりました。今の自分を象徴するような姿…今朝、復旧&撤去しました。

先日行われた(個人的に注目していた)とある市議会議員の選挙、
議会改革を掲げて立候補した若手の候補者は、惜敗…。
政策、選挙戦の方法には共感するところも多かっただけに残念でした。

タイトルの「議会改革」について…
宍粟市には全議員が所属する「議会改革推進特別委員会」なるものがあります。
委員長、副委員長には1期目の議員が就いています。
私も副委員長の一人です…。
「議会改革推進特別委員会」は、政策分科会と交流分科会に分かれており、
私は政策分科会の分科会長?もしております。副委員長=分科会長という慣例です。
申し訳ないですが、自らすすんでと言う感じでその役割を受けた訳ではありません。

政策分科会では、議会基本条例に則って3つのテーマを議論しています。
1)議会での自由討議の在り方について
2)行政側の反問権の行使について
3)予算・決算委員会の常任委員会化について です。

私が議会や委員会にはじめて参加したとき「議論」が行われていない…という感想を持ちました。議会=議論の場という認識は、音を立てて崩れました…。
ある議題に対する賛成、反対は「議論」をしたら変化もあり得ると考えていましたが、
議論がない=賛否の変化は起こらないのです。

本会議や委員会では「討論」という機会が設けられていますが、それには賛成、反対の立場を明確にしておかなければなりません。しかも許されている討論は1回きりです。
そこで、自分とは意見の異なる人を(原則)説得しなければならないのです。

原則…つまり、採決の前には根回しが行われます。根回しは公開の場では行われませんし、基本は「原案に賛成」で物事が進行していきます。したがって、「原案に反対」は、なぜか“悪”と捉えられてしまいます。だったら議会は必要ないと思うのですが…。
世の中、全て原案が正しいでしょうか?
○○を△△に変えたらもっと良いのになぁ…とか、Aさんの意見も一理あるなぁ…とか、
いやいやこの案自体、どう考えても賛同できないなぁ…とかいろいろな考えがあるはずです。そこで皆がアイデアを出し合って、問題点を修正して…物事は成り立っていくのです。

パソコンがある程度、普及しているのでわかって頂けるかもしれませんが、パソコンを動かすOSやソフトは、常に更新(アップデート)されます。
原案は修正(時には否定)されるものだと思います。修正や否定は、進歩を妨げるものではなく進歩そのものでもあるのです。

…ということで、議会改革推進特別委員会の政策分科会は、徹底した「議論」をして、住民にとって有益な議会(議員や行政にとって都合の良い議会ではなく)に進歩させるチャンスだと思います。

2013年10月7日

自転車

私は“自転車”という乗り物がなぜか大好きです。
物心ついた時からの“自転車”の記憶は鮮明です。
大学時代はサイクリング部でいろいろなところに旅に出ました。
駅寝(えきね:駅で寝袋にくるまって夜を過ごすことをこう言います。)が大好きでした。
輪行(りんこう:自転車をかばんに入るサイズまで分解して電車で移動することをこう言います。)も好きでした。
そして、各地で出会う他大学のサイクリング部と一緒に酒を飲むのも面白かったです。

今、所有している自転車はいわゆる“ロードバイク”というやつです。
細ーっいタイヤ、軽ーっい車体…思いっきり漕げば素人の私でも一瞬50km/hオーバーです。
でもなかなか走れていません。インテリアと化しています。
普段は目につかない倉庫にしまってありますので、インテリアとしての機能も果たせていません。

しかし、この秋は必ず宍粟市のきれいな空気をたくさん吸わせてあげようと決心しました。ちょっとマニアックな姿でウロウロしていても冷たい目で見ないでください。

国道29号、鳥取への高速が開通してから“自転車”が増えていると思います。
データはありませんが、車が減った分“自転車”が増えていることは間違いないです。
市役所から戸倉峠までの自転車レースなんか開催できたらいいなぁ…。
今時の自転車乗りは“派手”ですから、それはそれは賑やかな感じになると思いますし、
(私は違いますが…)自転車乗りは、“富裕層”が多いですよ。
なんせ自転車は、高いものでは乗用車に匹敵するくらいの値がしますから…。

何度か自転車レースに出ましたけど、大会会場はそれはそれは独特の雰囲気です。
興味のない人には、きっと変な集団に見えるでしょうが…。
観光イベントとしても面白いと思います。どうでしょう?

香り、彩り…

10月に入り、もう1週間が過ぎました。
つい最近、年賀状ができてない…とか、お年玉幾ら用意しよう…とか、今年は里帰りできるかなぁ…とか言っていたような気がします。
でも、あと3ヶ月で2013年も終わるんですね〜。

皆さん、いかがお過ごしですか?
猛暑から一転、めっきり涼しくなって体調など崩していませんか?
また台風がやってくるようです。こちらもご注意下さい。

夏が過ぎ、うっすらと稲穂が色づき始めると“彼岸花”の赤が目につきます。
そして、空が高くなり「秋」を感じ始めると稲刈りが各地で始まり、
色づいた田んぼは久しぶりに肥えた土が顔を出します。
暑い夏「入りた〜ぃ」と眺めていた川の透明感が清々しく、
金木犀の橙、秋桜の白やピンクも目に入ります。

車で走っているとクーラーは寒い、窓閉め切っていると暑い(オートエアコンではない私の車だけかもしれませんが…)と言うことで窓を開けて走ることが多くなり、
金木犀の甘〜ぃ香りがどこからともなく漂ってきます。

かつて木曽のあたりをドライブしていたら、
林業&木材の町では木の良い香りが漂っていました。あの香りは癒されます。
檜風呂なんかも良いですね。

夏は日差しがきつく、暑いことから色や香りに鈍感になっているのでしょうか?
夏はアスファルトが焼ける臭いやゆらゆらとあがる陽炎…秋はやはり違った感じですね。
そして、眩しくて見上げなかった空を見上げることが多くなる秋。

慣用色というのをご存知ですか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS%E6%85%A3%E7%94%A8%E8%89%B2%E5%90%8D
PCでホームページやチラシの類いを作っていると“色”とその組み合わせに目がいきます。
12色の色鉛筆や絵の具しか使ったことのない私にとってこんなに色があるのは驚きでした。(24色を使っている友達をうらやましく思っていたのは私だけでしょうか?)

これから冬に向かって紅葉が始まります。
皆さん、ゆっくりドライブでもしながら秋を楽しみましょう。
と言うことで久しぶりにブログを更新しました。

2013年10月1日

議会報告会

平成25年度の『議会報告会』についてお知らせします。
基本的に、議長副議長、各常任委員会の委員長、副委員長が2班に分かれて
8中学校区で行います。お近くの会場に是非お越し下さい!
ちなみに私は1班です…。

10月21日(月)
山崎東中学校区(19:30〜@山崎東中学校・体育館)担当:1班
一宮北中学校区(19:30〜@センター三方・大ホール)担当:2班

10月23日(水)
山崎西中学校区(19:30〜@市役所・4階会議室)担当:1班
千種中学校区(19:00〜@センターちくさ・大ホール)担当:2班

10月24日(木)
三土中学校区(19:30〜@土万基幹集落センター・ホール)担当:1班
山崎南中学校区(19:30〜@城下ふれあいセンター・大会議室)担当:2班

10月25日(金)
一宮南中学校区(19:30〜@センターいちのみや・大ホール)担当:1班
波賀中学校区(19:30〜@市民センター波賀・大ホール)担当:2班

1班:岸本(議長)、秋田(総務文教委員長)、山下(民生生活副委員長)、実友(産業建設委員長)、稲田、榧橋、東、小林、鈴木 

2班:高山(副議長)、大畑(総務文教副委員長)、伊藤(民生生活委員長)、福嶋(産業建設副委員長)、林、飯田、西本、藤原、岡前
(敬称略です。申し訳ありません…。)

原点

先日、小3の娘から素朴な質問…。
「とぅちゃん。なんで市議会議員になったん?」
一瞬、ドキッ…。続いて幼稚園の娘が
「なったんじゃなくて、ならなきゃいけなかったんだよね〜。」
またまたドキッ…。実際、なんで今の自分がいるのだろう…。

きっとならなければいけなかったわけでも、なりたかったわけでもないのです。
今が幸せなら、未来に希望が持てれば別に私生活に波風立てる必要はありませんし…。
被害妄想かもしれませんが、越してきてから「よそ者」として相当やられました…。
それが原点なのかもしれません。動機が不純かも…。

私は偶然にも大学院で地域政策なるものを勉強しています。本当に偶然です。
こちらへ来る前の秋に転勤がほぼ決まる、ということは引っ越す、
もし通えるところに大学院があれば行ってみるか、どうせ行くなら興味のある社会学系の勉強でもしてみるか、しかも社会人枠があれば、しかもしかも秋以降の入試に間に合えば…くらいの軽ーい感じで学生になった次第です。

地域学部というのは、社会学、経済、法律、政治などごちゃ混ぜの学部です。
はっきり言って大学が少子化の中、学生を確保する為にこしらえた新しい分野だと思います。でも勉強していて面白いです。(この感覚には自分自身驚いています。)

偏見を取り除く為にはとにかく正確な知識、情報を手に入れなければいけません。
逆に正確な知識、情報が手に入ると偏った部分が見えてくる。
たいして勉強した訳でもありませんが、見えてしまったのかもしれません。
偏った部分が…。見たくなかったけれど…。見て見ぬふりができないのは性分ですね。
まぁ、このこと自体「よそ者は黙っとれっ!迷惑じゃ!」と一蹴されたのも事実ですが…。

動機が不純でしょうか?子どもに何て説明したら良いのでしょうか?
子ども達には選挙前から相当なストレスを与えていると思います。ごめん…。
そんなこんなで『原点』について考えさせられた次第です。

9月定例会閉会

朝夕とめっきり涼しくなり、運動にはもってこいの季節。
しかし、体調管理が難しく少しばかりダウン気味…。
皆さんも夏の疲れが出てくる頃です。ご自愛下さい。

昨日、30日に宍粟市議会9月定例会が閉会しました。
25年度補正予算、24年度決算と皆さんの税金の使い道に関わることが審議されました。

私は、補正予算には全て賛成(委員会では一般会計補正予算を反対)しました。
決算認定については、一般会計と病院会計に対して反対討論をし、反対しました。

補正予算は、千種地域の幼保一元化の公設民営化に対して「説明不足」であることを理由に委員会で反対したのですが、結局は可決です。
同僚議員と一緒に「少数意見」として、この点は本会議で明らかにしました。

決算認定については、一般会計の事業中に、目標が達成できていない、目標が不明確でそもそも評価ができない、事業の説明が不十分、補助金・負担金の算出根拠、使途が不明確なものが多いと言う理由で反対しました。「使ってしまったものをとやかく言っても仕方ない…。単なるパフォーマンスだっ。」と批判される方もたくさんいらっしゃいましたが、あくまで次に活かす為に自分なりに評価したまでです。いい加減な結果を単に追認しているだけでは、次に活かされません。
良くPDCAと言いますが、C(チェック)がいい加減であれば、次のA(アクション)もいい加減になります。25年度の後半、26年度予算に向けての苦渋の選択です。

しかし、決算が認定されなかった場合はどのようなことがおこるのでしょうか?
見当がつきません。そもそも想定されていないと思われます。
使ってしまったお金(税金)、もらってしまったお金(税金)を修正することはできませんので…。恐らく市長の不信任ということと引き換えに政治的な取引材料になるだけです。宍粟市の場合、24年度決算は前市長の任期中のこと、私は不信任を突きつけている訳ではありません。今後のお金(税金)の使い道に対する前向きな提案だと思うのですが、周りはそうは捉えませんね。それこそ批判ばっかり…。

ということで9月議会に上程された議案は全て原案可決です。