やっと宍粟市にも雪が降り積もり、待ちに待ったスキーも何度か楽しみました。そして、修士論文も残すところ発表&口頭試問(面接のようなもの?)のみとなりました。修了できるか…それはわかりません。
“政治” と “カネ”
元兵庫県議の「詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の疑い」による裁判があったり、経済再生担当大臣の金銭授受疑惑による辞任(事実なら、「政治資金規正法やあっせん利得処罰法」に抵触?)があったり、 “政治” と “カネ” の問題がニュースになっています。この問題は、ずーっと前からあまり変わりませんね。神戸市議会の自民党会派が政務活動費を不正に流用、これもまた「詐欺と虚偽公文書作成・同行使の疑い」で刑事告発されたなんて話も…。せっかく選挙権年齢が引き下げられ、若い人の政治参加の機会が広がったのに、これでは投票に行こうなんて思えませんよね。でも、逆ですよ…しっかりと権利を行使しないと、それは結果としてとんでもない人たちに “権力” を与えることになります。投票率が低ければ、義務感(遠い親戚だから、ご近所さんだから、職場で勧められているから、これで引退って言っているし…などなど)での投票行動が力を持ちます。いいんですか?そんな人たち、それで選ばれた人たちが自分の住む “まち” や国の将来を左右するんです。その将来は、若い人たちが生きて行く “未来” です。今さえよければ…(将来?そんなの知ったこっちゃない)、自分さえよければ…(庶民?税金だけ納めて私たちに従っていれば良い)みたいな感覚で “政治” が行われれば、ボロボロになった “まち” 、国を託されてしまいます。そうならないために権利を行使してほしいなぁと思います。成人男女による普通選挙(まぁ被選挙権年齢や供託金などの問題はありますが…)が実現したのは戦後、つい最近の出来事です。
選挙
これまでも議員の役割、議会の権能について「マジかっ?」と耳を疑う議員の発言はたくさんありました。それも何期も議員をされているベテラン議員(そんな表現があるかどうかは知りません…)が、そんな認識で議員してるんだぁ〜、それでも当選し、議員が務まるのだからそれはそれで「有権者」の判断として、OKなわけで別にそれを否定したところで仕方がないなぁ〜というのも実感です。私も引っ越してきて2年で選挙に出て「どこの馬の骨かわからない」状況で投票いただいたわけで、選挙で選ばれるってことはそうゆう側面もあるのです。でも2期目や2度目の選挙は、任期中の行動、発言、成果が問われるので、真の評価が下されるはずです。しかし、公金を使って(権力を使って流して?)せっせせっせと票稼ぎをするような者が何度も、何度も通ってしまうのが “選挙” でもあります。いわゆる “口利き” ってやつです。これが横行すると “まち” は、あちらこちらで歪みが出てきます。
あと、もう一つの選択肢として “何もしない” というのがあります。何かしたら結果が問われる、その責任をとる覚悟はない、だから執行部からの提案に「賛成!」と声高々に叫んでいれば(時々、一般質問で出来レースを上手くこなせば…)それは楽です。あえて、有権者に評価されることを避け、切り抜ける…。例えば、公金を支出する根拠だった事案が、1年も経たないうちに消えてなくなったにも関わらず、「えっ、そうだった?」、「そんなこと聞いてない…」って言ってしまう議員がいることに驚いたのはつい最近の話。(詳細は会派の市民懇談会で!)
来年の5月には、市長、市議会議員選挙があります。早いものです…。皆さんどうしますか?このままでいいのですか?って問われる選挙になると思います。と言っても “無投票” になったら元も子もないのですが…。どうか、若い人たちに出てきてもらいたい。選挙権も被選挙権も行使してもらいたい。というのが現職としての願いです。本質を追求できる能力とパワーや志がある人が出てきて、自分の議席がなくなったとしてもそれはそれで喜ばしいことではないでしょうか?それって無責任でしょうか?
悲観
委員会でのやり取りや一般質問に対する市長をはじめ執行部の答弁、また市民から寄せられるいろいろな情報を聞いていると、しんどくなってきます。真っ暗闇に突き進んでいく感じ、それもちっちゃな懐中電灯、電池切れで今にも消えそうな光を頼りにゆっくりと進んでいる感じです。でも、なんとかその闇を打ち破って、明るく照らされる “未来” を次世代に渡していくのが、今を生きる私たちの責任だとも感じています。さてどうなることでしょう…。選挙の結果が全て(それで人間性やそれまでの人生を否定されるわけではありませんので…)ではありませんが、明確に評価される機会があるのは、私にとっては良い刺激であり、人生の緊張感、節目だと思っています。次も立候補すればって話ですが…。とりとめのない話になってしまいましたが、こんな感じで今年もブログを続けていきます。