お詫びと言い訳
昨年の12月19日…戸倉スキー場の山開き |
12月議会閉会
12月2日に始まった「第67回宍粟市議会定例会」は、本日18日に閉会しました。議員になって初めての定例会が平成25年6月の第53回でした。年4回の定例会としては11回目になります。今回の定例会では、マイナンバーがらみの条例改正、前年の決算を受けて事業量の見込みに合わせた補正予算など19議案が上程されました。その中で、住民票などの各種証明書が3月から全国のコンビニで発行されることに伴い、窓口での手数料とコンビニでの手数料に差を設ける(コンビニでの発行を100円安くする)条例の改正案がありましたが、それが “継続審査” になりました。また、老人福祉センターの使用料を値上げするための条例の改正案は “否決” されました。あまりピンとこないかもしれませんが、市が提案してきた議案が継続なり、否決なりされることはこれまでほとんどされてきていません。ほとんどの議案について、いろいろ意見があっても多数決で可決されることが普通です。(何を普通を言うかについても意見が分かれるところですが…)しかし、今回はそれなりの明確な根拠を持ったうえで議案が提出され、それをしっかりと説明できなければ、可決しないという議会本来の機能が発揮された画期的な出来事だと思います。予算の修正については、私が議員になってからこれまで3回(今回の一般会計補正予算にも修正案が提出されました。)全て否決になっていますので、根幹部分にはまだ議会本来の機能が発揮されていないといったら、その評価も甘んじて受け入れざるを得ない状況ではありますが…。とりあえず、一歩前進、本来の議会に少しだけ、ほんの少しだけ近づいたと思います。実はこの時期のこの決定は、来年度の予算編成に影響を与えます。金額的にはわずかかもしれませんが、市の歳入(予測)が増えたり、減ったりすることを意味しますので、もしかしたら予算編成に関わっている職員の方は忙しく、慌ただしい年末年始を迎えるのかもしれません。これを市政を停滞させるって考えている議員がいたら、それこそ議員としては失格ではないでしょうか?議会は制度的には住民の代表です。(この “制度的には” というところの行間を読み取っていただきたいですが…)その決定に従って、仕事をするのが執行機関の本来の役割ですし、 行政がその説明責任を果たせず、議会(=住民)を納得させられなかったというだけの単純な構図です。この決定、そして今の議会の評価については、主権者、有権者である市民にお任せします。…ということで、これから修論と格闘します。(ちょっとだけスピードアップしなければなりません。)