2014年5月28日

ツバメ…

昨日、ツバメのヒナが元気に育っている…みたいなことを書きました。
しかし昨夜、ネコに巣ごとやられてしまいました。
ヒナは1羽も見当たりません…。巣がある倉庫からゴトッと音が聞こえたので駆けつけましたが遅かった。
倉庫にはシャッターがついているのですが、古くて下にチョット隙間があります。
そこからネコは入ったようです。(一昨年もやられています。)
親はヒナが大きくなり、巣が狭くなったせいか夜は外で過ごしていたようです。
朝、家の前の電線に仲良く肩を並べて止まっていました。
私がシャッターを開けるとすぐに急降下し、巣に戻ってきました。
しかし巣もなければ、ヒナ達もいません…。
ホント申し訳ない気持ちです。
倉庫内が片付いていなかったので、ネコの足場ができてしまっていたのです。
毎日、毎日、幼稚園に通う子ども達が楽しみにしていたツバメの様子…
うちの子ども達も…。もしかしたら私が一番、ヒナの成長や親鳥の姿を見て楽しんでいたのかもしれません。

都合のいい話だとは思いますが、もう一度頑張って巣を作ってくれないかなぁ…
そして元気なヒナがもう一度見たい。人間の勝手な言い分でしょうか?
もうすぐシャッターも修理するし、倉庫内も片付けます。
次は大丈夫…。頑張れ!

2014年5月27日

春〜初夏

今日はよい天気です。
この季節、宍粟市内の小学5年生は“自然学校”でいろいろな体験をしていることでしょう。
“自然学校”なので、多少の雨なら受け入れることも必要だとは思いますが、
やはり外での活動はお日様の下でやりたいものです。
日本は大まかな気候区分で言えば太平洋側は“温暖湿潤気候”と言ったでしょうか?
日本海側が日本海側気候(昔は日本海式気候って言っていたような…)でしたか…
私が小学生(いや中学生か?)の社会科(いや理科か?)では、そう習ったような気がします。
太平洋側にも、日本海側にも、信州にも住んだことがあるので確かに習ったことが実感できました。
宍粟市は下の図で行けばちょうど瀬戸内海式気候の矢印の先…瀬戸内海式気候と日本海側気候の境目あたりでしょうか?

雪が解け、少し暖かくなる頃から、家族の会話にツバメの話が出てきます。
帰ってきた!巣を作り始めた!つがいになった!卵を温めている!ヒナが孵った!親が餌を運んでいる!巣立った!…楽しいものです。(フン害には悩まされていますが…)
時には、猫にやられた…。ヒナが巣から落ちた…。なども受け入れなければいけません。
今年は6〜7羽のヒナが小さな巣の中でひしめきあっています。
もしかしたら成長過程で自然淘汰されるかもしれませんが…
ツバメの世界には“少子化”という問題は起きていないようです。
そんなタイミングであるニュースがスマホに送られてきました。
少子化を食い止めた「奇跡の村」…
日本の合計特殊出生率は、人口維持に必要な2.08を大きく下回る1.41だそうです。
それが1.86という高い数字を誇る「奇跡の村」と呼ばれる長野県下條村。
(確か峰竜太さんの出身地だったはず…)
20年以上前から少子化対策をバシバシやってきたところだそうです。
4,000人ほどの村で、年少人口(0~14歳)の比率16.8%は長野県トップ(2010年)。
財源捻出の意味もあり村の職員は32人(一般行政職)で、人口1,000人あたり7.84人。類似規模団体平均17.02人の半分以下…
宍粟市では、年少人口(0~14歳)の比率12〜13%程度、一般行政職職員は人口1,000人あたり10人程度(ここは、もう少し詳細に調べない単純比較は出来ませんが…。)
「子供を育てられる環境」があれば、産みたいと思う若者は少なくないことを証明した。

ここは、平成の大合併で“合併”を選択しなかった小さな自治体…。
ツバメから子ども繋がりでまたまた考えさせられました。

2014年5月26日

廃校の利用

今日はまた“雨”しかも結構降っています。風も強い…。
昨日はよい天気でした。暑いくらいの…。
昨日、私用で鳥取に行きました。
宍粟市の方はわかるかと思いますが、宍粟市と鳥取県(若桜町)は接しています。
また、宍粟市と岡山県(美作市・みまさかし)も接しています。
ということで私の住んでいる宍粟市波賀町から鳥取に行く時は、どうやって行くか?

一つは、宍粟市を南北に走る国道29号を北上し、戸倉峠を越えて若桜町に入るパターン
もう一つは、宍粟市を東西に走る国道429号を西に走り、志引峠を越えて美作市に入るパターン(その後、無料の鳥取自動車道にのり北上)が私の選択肢です。
昨日は、美作市経由で行ってきました。こちらの方が運転が楽で早いかなぁ…。

途中(ちょうどお昼頃)鳥取道の智頭南ICで降りました。
実は前から気になっていた“山郷小学校”で寄り道させてもらいました。
鳥取道から見える位置にあり、木造の素敵な校舎がとっても気になっていました。
2012年に閉校となったようですが、この3月からレストランなどの店舗が入り活用されてます。(智頭町は6校あった小学校を1校に再編したようです。)
この1年、どこに行っても“まち”の見方が変わりました。
廃校の活用をはじめこの街ではどんな“まちづくり”が行なわれているのか?
単純に楽しむことより、何かヒントはないか?という視点ですね。
ハッキリ言って疲れます。そして焦ります。チョットしたストレスです。

それはさておき…せっかくの休日、家族での外出。
郷山キッチン「おむすびころりん」というレストランで“ランチ”をしました。
木がふんだんに使われた校舎(改築は1999年・平成11年のようです。)の職員室がレストランになっていました。皆さんも一度、行ってみてください!
他にも、お菓子工房「くりのみ学級」、木と手作りギャラリー「ひとと木」、アートギャラリー「さとやま」が教室や給食室などに入っています。
地元のおばちゃんが3〜4名、給食のような素朴なランチが500円〜、小学校で使われていたちっちゃな椅子に座って…ご飯は山郷産のお米を使っている、そして地域通貨“杉小判”が使えるなどなど…ヒントがたくさんありました。なかなかの賑わいでした。
宍粟市でも閉校になった空き校舎が増えてきています。こんな使い方、面白くありませんか?

どんな分野でもそうですが、後発、二番煎じは上手くいかないんこと多いですよね〜とか、課題も多いんですよね〜とか…言い訳、できない理由探しをしていても何も解決しない。考えさせられるひとときでした。









 

2014年5月23日

一般質問どうしよう…

今日はちょっと涼しく過ごしやすい日となっています。
体調を崩されている方の話をチラホラ聞きます。(この表現なら大丈夫?)
皆さんはいかがですか?
田んぼをされている方は“田植え”などでお忙しい時期かと思います。
くれぐれもご自愛下さい。

さて、第58回宍粟市議会定例会(6月定例会)がこのような日程で開催されます。

6月  2日(月) 議案上程・常任委員会付託
6月  4日(水) 総務文教常任委員会
6月  5日(木) 民生生活常任委員会
6月  6日(金) 産業建設常任委員会
6月11日(水) 一般質問
6月12日(木) 一般質問
6月13日(金) 一般質問
6月16日(月) 常任委員会報告・討論・採決、追加議案上程・常任委員会付託
6月18日(水) 常任委員会報告・討論・採決

本会議は、インターネット、しそうチャンネル(ケーブルテレビ)、しーたん放送(音声お知らせ装置)で生中継されます。もちろん、傍聴可能です。
6月4日〜6日の委員会も傍聴は可能です。

一般質問の内容を通告しなければなりません。
通告のために質問する訳ではありませんので質問を考えなければならないが正解ですね。
いろいろ執行機関が何を考えているのか?あの事業はどうなっているのか?
本会議という開かれた場で質問することで、住民に情報を提供していかなければなりません。議会の監視機能とは、議会が決定したことを市役所がしっかり執行しているか?をチェックするのが本来の意味です。
もし執行部案の承認が主な役割になっている議会であればどうしても執行部に対してこれして、あれしてという“お願い”の要素が強くなります。これを政策提言だと勘違いしてはいけません。(自分に言い聞かせているのであって他の議員の方々のことを言っているのではありませんのでご安心下さい。)
と言うことで、まだまだ私の質問は執行部へのお願いのレベルですが少しでも住民の生活が良くなるように質問を組み立ててみたいと思います。

2014年5月21日

出前広聴カフェ!

会報第6号が入稿できました。今回は内容的に少し堅くなったかなぁ…と少し反省しています。いつもそこでご案内させて頂いている「市政報告会」ですが、リニューアルしました。
出前広聴カフェ!…堅苦しい(というイメージの)政治をどこまで身近に感じてもらえるのか?チャレンジします。私がしゃべる3割、皆さんの声を聞く7割くらいで行いたいと思っています。お茶を飲みながらゆったりと…。(選挙区内での寄附が禁止されていますので)お茶代だけ“カンパ制”にさせていただきますね。
●5月29日(木)
センター三方(会議室)10:30〜12:00
センターいちのみや(第2会議室)19:30〜21:00
●5月30日(金) 
市民センター波賀(第1研修室)10:30〜12:00
●5月31日(土) 
宍粟防災センター(会議室1)10:30〜12:00
市民センター波賀(第1研修室) 15:30〜17:00
センターちくさ(相談室)19:00〜20:30

今後のブログ

昨日は“雨”…結構降りましたね。
このまま“梅雨”になってしまうのかと思いましたが、今日はいい感じに晴れています。
宍粟市に引っ越してきてから家の倉庫に毎年やってくる“ツバメ”…
今年もたくさんのヒナが孵化しました。
また楽しい時間が過ごせます。

昨日、議員協議会で改めて私のブログが議題にあがりました。
“たくさん”…“多くの”…この表現が問題らしいです。
ツバメの例で言えば…何羽のヒナが孵ったのかわかりませんが、
恐らく2〜3羽でしょう。
親が巣に帰って来た時の“賑やかさ”から言えば“たくさん”だと感じていますが…
確かに何羽以上を“たくさん”と言うのか?何人以上を“多くの”と言うのか?
表現する側の主観が影響しますね。
割合で考えると…何%以上を“たくさん”と言うのかも同様です。
英語では2〜3とそれ以上は表現が違ったかと思います。

「多くの議員」や「たくさんの人」という括りの中に自分が入ることに納得がいかない方が多いようです。(ここも何人かは明言できませんが、私を除く17名の10%程度でしょうか。)結局は、巻き込むなということのようです。
私自身は何度も巻き込まれていますが…。大した問題とは思っていません。

これまでのブログは削除、訂正などの指示はありませんでしたので、このまま置いておきます。
今後は“たくさん”とか“多くの”という表現は誤解を招かないようにできるだけ数字で表現します。
またある人の言動について、またはそこから感じたことについては“匿名”ではなく“実名”で表現するようにします。(個人のプライバシーを侵害するようなことはしません。)
確かに議会(本会議や委員会など公式な場)での発言であれば何の問題もありません。
それに加え(以前も宣言しましたが)このブログも私の公式な発言の場と捉えて頂いて構いません。

2014年5月13日

大河ドラマ

現在、NHKの大河ドラマは『軍師官兵衛』です。
歴史には疎い私ですから、詳しいことは良く解りませんが官兵衛さんにゆかりのある場所が宍粟市にもあるようです。

たびたび城たびin兵庫より…

篠ノ丸…三木城を陥落させた秀吉が蜂須賀彦右衛門を派遣して攻め落とした城。官兵衛も戦いに参加し、その功績により揖東郡などで1万石を与えられ、後に宍粟郡5万石を与えられてこの城を居城にしました。本丸跡に碑が立ち、二の郭、三の郭跡、空堀や土塁の跡が残ります。
長水山城…当時の城主宇野祐清は、美作へ逃れようとしたが千種で秀吉配下の蜂須賀彦右衛門軍に追いつかれ討死します。祐清の遺児が後に黒田家に仕官しており、黒田・宇野の両家が恩讐を超えた関係を結んでいました。

次の大河ドラマは、吉田松陰、そして真田幸村と続くようですね。

吉田松陰と言えば、松下村塾でしょうか?山口県は、安倍首相の出身地でもあり、明治維新あたりから日本の政治に大きな影響を与えた人たちの出身地でもあるようですね。松下村塾の存在は、非常に大きいと思います。いつかは宍粟市もそんなところにしたいなぁ…。

そして真田幸村と言えば、長野県の真田町(今は合併して上田市になっているようです。)を思い浮かべます。実は真田町は、現在、学校給食で全国から注目されているところ…。本にもなっています。『給食で死ぬ!!』 宍粟市の学校給食、負けていませんよ。

ということでNHK大河ドラマから、連想することをチョット書いてみました。

あれから1年…

昨日、5月12日…1年前は、宍粟市議会議員選挙の投票日でした。
今日、13日と同じような良く晴れた日だったことを覚えています。
あれから1年…。いろいろなことがありました。

振り返ってみると、なんやかんやと非難されたことが思い出されますね。
当選証書を受け取ったとき、先輩議員に「きっとお前は何も出来ない。」といきなり言われました。インターネット上では、教員をクビになった甲斐性なしだと(名指しをされた訳ではありませんが、明らかに私のことですね。教員をしていたことはありませんが?)初めての議会で人事案件を反対したらたくさんの人に「あいつはやっぱり○○党だ。」と噂されました。そして、総務文教委員会で補正予算を否決したら、それはそれは各方面から非難…。先輩議員達には、委員会からあいつを追い出さなければ…と非難され、ブログの内容も何度も非難されました。

被害者面するつもりはありません。どちらかと言えば、1年経ってもそんな現状(非難に対抗するだけの結果を残せていないこと…)を考えれば、市民の皆さんにとっては加害者ですね。

この1年、世の中にもいろいろな動きがありました。私として気になった動きは…復興財源確保の為の地方自治体職員の給与削減の要請、教育委員会制度の改革(地方教育行政法の改正)など、国が地方行政に口出しをするようなことがとても気になります。そして、国や県の様子をうかがいながらの地方行政…一体、この国は、今住んでいる町は、どうなってしまうのでしょうか?人口がどんどん減り、さらに大都市に人口が集中する…消滅可能性という推計まで発表されています。2010年から30年間での20〜39歳の女性人口の減少率、宍粟市は55%だそうです。

住民にとって一番身近な自治体、市町村が頑張らなくてどうするのでしょうか?本当に一極集中を許すのですか?国や県との上下、主従の関係は昔の話です。
今話題の日本国憲法…そこにも「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。」と書かれています。

地方自治の本旨…これを追求していきたいと決意を新たにしました。

2014年5月8日

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークも終わりました。
天気も良く、充実した休日を過ごされた方が多いのではないでしょうか?
私は庭の手入れ?がメインだったような…。
現在の家はもちろん賃貸ですが、庭がついております。
これまでは庭師さんが手入れされていたようですが、
私が借りてからはほぼ“放置”されていました。
春先に剪定しておいた庭の雑草を抜いたり、堆積した落ち葉を片付けたり、花壇スペースを耕したり…。
と言っても全てが素人作業。せっかく整備されていた庭が“台無し”だと思いますが…。
でもそれなりにスッキリはしました。
これからチョットだけ花を植えたり、野菜を作ったりしてみたいと思います。
毎年思っていてなかなか実行できませんでしたが今年こそはっ!と意気込んでおります。

このブログ、ゴールデンウィーク中は1日平均30ページビュー…。
更新ペースが落ちてきました。もう少し頑張ります。

2014年5月2日

観光シーズン

今日はいい天気です。明日から4連休という方も多いのではないでしょうか?
宍粟市では、姫路のみゆき通りに「ふるさと宍粟PR館“きてーな宍粟”」がオープン、
観光案内所が国道29号沿いにリニューアルオープン、大歳神社の千年藤がいい感じに香り、波賀町の音水湖ではカヌークラブも今シーズンの営業を始めました。
市内各地で、“観光”に力を入れています。(全部紹介できません…ごめんなさい。)

しかし議員としては、市の事業=税金が使われているということでどうしても
その経済波及効果を含めて“成果”を気にしなくてはなりません。
市民の中には市の観光事業大賛成!という方もいれば、無駄遣いと感じている方もいます。これは事実でしょう…。

税金を使ったからには一緒に盛り上げて行きましょう!…と言いたいところですが
無計画、成果を測る物差しを準備できていないなど問題もはらんでいるのも事実…。
これが高度経済成長時代(1970年代頃?)のような時代ならどんどん投資をしても良かったのかもしれません。しかし、今は2014年…。

観光とは少し違う事業ですが、宍粟市役所の玄関の上に太陽光パネルが設置されています。平成25年度にこの設置にかかる予算が執行されました。
そこで発電された電力は売電される訳ではなく市役所で使われ、電気代で年間約68万円の節約が実現されるはずでした。しかし、まだ市役所の電力として稼働していません。
この工事に約5,300万円が使われています。
5300万のうち、合併特例債3,240万、新エネルギー補助金1,885万などがあり、実質一般財源1,000万チョット/68万で15年ほどで元が取れることになるそうです(補助金なども含まれますが税金であることは変わりありません。)
当初の計画では、市役所の屋根だけに設置する予定でしたが玄関先にも設置することとなり、大幅な増額補正が行なわれていることも付け加えておきます。
なぜ?設置後すぐに稼働できないのか?それは関西電力との手続きが滞っているらしいのです。これで良いのでしょうか?議会としては予算を承認した以上、大きな責任があります。

すべての事業が無計画であると言う気はありません。時には思い切りも必要でしょうが、慎重に予算を執行してもらいたいのです。その為にも事業の成果を測るものさしを持っていてほしいのです。
公共政策、行政評価等の分野ではアウトプットではなく、アウトカム指標の必要性が叫ばれています。何を何回やったとか、何人が参加したとかだけではなく、事業によって市民の暮らしが良くなったのか?暮らしやすさを感じてもらっているのか?などなどなかなか数字には表せない成果も測っていかなければならないのです。(それにはいろいろな物差しを組み合わせていかなければなりません。)
そして、目標を設定してつねに評価をしていかなければなりません。
観光事業は、別物みたいなことを言う方もいますが、逆に観光事業は成果をしっかり測り評価するべき最たるものだと思っています。
ゴールデンウィーク、多くの観光客の方に宍粟市に来て頂きたいものです。