2013年8月29日

愚痴…。

本当に涼しくなってきました。しかし、週末は台風の進路に十分注意してください。
週末は「波賀祭り」も開催されます。天気が心配です…。

今回のブログは、ハッキリ言って、“愚痴”です。
9月議会の一般質問で市職員の管理職手当や時間外手当、交通費などについて質問させていただきます。住民から市職員の仕事の仕方、また給与に関する意見が多く寄せられています。

“しがらみ”がない、私がここに切り込み、その削減分を上下水道料金や公共交通の整備など市民生活にまわさなければいけません。人口が減っていく=税収は滞納も含めて、どんどん減っていくのです。

そこで、本当に市の職員の給与は高いのか?きちんとしたデータをもとに考えようと思い、公務委員以外の市民が一体どのくらいの所得で生活しているのか、年代別に市職員との比較データを出して欲しいと「資料請求」をしました。

市民は「資料請求」ができます。市が保有している資料であれば…。もちろん、準備までに時間がかかるということから、依頼から、土日祝を除いた5日間以降に提出期限を設定すれば手元に資料がやってきます。

今回、8月21日に資料請求をしました。提出期限は、28日に設定してありました。
昨日、その回答がやってきました。その回答メールをそのまま転記します。

『平成25年度8月21日付(鈴木議員)で資料請求のありました資料につきましては、府存在のため、提供できません。』誤字もそのまま載せます。メールを送る前に読み直せば誰でもが気づく誤字だと思います。これが正式回答ならば、不存在という理由は成り立ちません。メールを書いたご本人曰く、メールは正式回答ではなく、あくまでメールは「お知らせ」だということです。府存在を不存在と勝手に解釈して、正式回答を受け取らずに話を進めてしまった私の責任と言うことでノーサイドです。

これだけの回答に5日間を要するのか?もし、資料を保有していないのであれば依頼したその日に回答できるのではないでしょうか?ないのなら、次に「文書質問」という手があります。これは土日祝を除いた15日間以降に提出期限を設定すれば手元に回答がやってきます。(これも時間だけ無駄遣いをすることは予測されていますが…)

次におこる疑問は、市税など所得に応じた課税をしているので、データがないはずがない=資料不存在という理由はなり立たないというのが私の考えです。

予算を組む際、税収がどのくらい見込めるかを計算しているはずです。つまり、市民の所得に関するデータは持っているはずです。

2013年8月28日

9月議会…議案。

現在、一般質問通告書なるものを作成しております。
28日午前4時…。正午までに提出(メールでも可)しなければなりません。
8時間かぁ…まあ、1日の労働時間としては適切です。

9月議会の議案が、月曜日に手元に届きました。と言うか、市役所まで取りに行きました。今回は決算資料があるので分厚い、郵便代がかかるので…?私の交通費はどうなるのでしょうか?議員は、正式な委員会、議会の時は、自宅から市役所までの距離×30円が支給されます。今回のようなケースは“当然”費用弁償されません。(職員の方は、波賀町から市役所まで通勤されれば…いかほどでしょうか?)

今回のように経費削減に応じて自腹を切ること、これは市役所が山崎にある=住民が不便、目に見えない負担を強いられている事と同義です。

今回の議会、議案のほとんどが補正予算です。議案書を見て、発言通知をしなければならないのですが、見るのが嫌になるほど数字が並び、読みにくい予算書です。かといって、目を通してチェックしなければ、それこそ職務怠慢です。この審議は、ほとんどが委員会付託でしょう。本会議の中継を見ても全く何が話されているか、見当がつかないと思います。今回は決算特別委員会が開かれる事は以前に触れました。議場で行われますが、中継は(確認していないけど…)恐らく無いでしょう。

納税者である住民が、税金の使い道の議論に置いてきぼりにされている感じですね。議員の責任重大です。もちろん、住民目線で審議させていただきます。

という事で、多少の不満と決意でした。

教育委員会制度

赤とんぼが飛び交う空、空気感…。8月も最終週になり、“秋”って感じですね。
朝夕は、涼しく、肌寒いくらいなので、体調管理をしっかりしてくださいね。

また、秋雨前線、台風など “水害” にも注意が必要な時期です。
今は、防災、災害の対策を考えるとき、自助、共助、公助…という順番で語られます。
自助とは、自分、家族の命は自分達が守ること、または備えること。共助とは、近隣が互いに助け合って地域を守ること、または備えること。公助とは、市町村をはじめ警察・消防・ライフラインを支える各社による応急・復旧対策活動…という風に言われています。

宍粟市でもかつて大きな水害があり、道路が寸断され、孤立してしまった集落があったと思います。公の救助、援助がくるまでやはり、自助、共助…がものを言います。

今日は「教育委員会制度」について、少し書きたいと思います。
政府の教育再生実行会議というところが、教育委員会制度の見直し案を作りました。
現在、教育委員長が責任者ですが、市長や知事などが議会の同意のもと任命したり、やめさせたりできる教育長を責任者にする案だそうです。これから国会で審議される予定です。

教育方針を決める教育委員会(教育長は委員の一人、5人で構成されています。教育委員長や教育長は委員の互選によって選ばれることになっていますが、その選任過程は非公開、実質は内々に決まっているようです。)
教育委員会は、月に1回程度の会議で教育に関わる大切な事を決めています。実際は、教育委員会事務局が決める事が多いと思います。それが教育委員会が「おかざり」と批判されている原因の一つ、政府の中にも制度を変えた方が良いという意見があります。

そもそも、教育に政治家が絡む事で“戦争”に突き進んでしまった反省(GHQの指導もあったはずです。)から「教育の政治的中立」を実現する制度だったはずです。しかし、文部科学大臣は政治家がほとんどです。また、市長が変わると教育長が辞任することから考えても、「政治的中立」自体、疑問です。

私は教育委員会事務局に限らず、〜事務局は、判断や決済の権限は与えられていないと考えています。判断したり決済したりすることは越権行為だとも思います。しかし、実際は堂々とそれが行われています。法律違反や条例違反すら…。それが住民自治にとってメリットがある事であれば、制度自体を実態に合わせれば良いと思いますが、デメリットが多すぎます。ここは、いろいろな場面で突っ込んで議論していきます。



2013年8月26日

前例踏襲

昨日の雨…、雨が上がったら一気に “秋” って空気が町中に充満しています。
宍粟市では、水害が出るほどではありませんでしたが、各地でいろいろな影響が出ています。被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。

昨日、波賀小学校・幼稚園のPTA奉仕活動がありました。
市の学校規模適正化、幼保一元化…に直面している地域です。
どうなるのか?不安がありますが、地域で子ども達を育てる…
学校や幼稚園を地域で盛り上げる…、協力を惜しまない…、そんな雰囲気を感じました。

しかし、これまで学校や幼稚園、教育委員会の対応に首を傾げることも多々ありました。
前例踏襲…これが基本のようです。悪しき例は作る必要ないでしょうが、良い例は作らないといけません。前例…一番最初は、前例が無かったはずですよね?

若者が減らない「奇跡の村」…として、昨日のテレビで紹介されてた、長野県南佐久郡川上村。http://www.vill.kawakami.nagano.jp/
現在の村長が若かりし頃(職員時代?)、スクールバスの住民利用や村営テレビの開局などの許認可に対する国の官僚の「前例がないから…」という後ろ向きな態度に「前例は作るものでしょ!」と迫るシーンがありました。その通り!と共感しました。そして、私もこの気概で行動する事を心に誓いました。

テレビで紹介されていた川上村の中学校…村のカラマツをふんだんに使った素敵な校舎です。宍粟も学校の新築、改築には杉をふんだんに使えば良いのに…
http://www.kawajhs.sakura.ne.jp/?page_id=33

というわけで、「後ろ向きな思考」は何の解決策にもならないということについて、少し考えてみました。

2013年8月22日

知識

昨日は夕方から夜に書けて大雨洪水警報が出たりして、適度に雨が降って、水不足解消かっ?と期待しましたが、日中熱せられた地面から湯気が出て、蒸し暑ーい夜になっただけでした…。それでも、お盆前に比べると少しは過ごしやすくなってきたでしょうか?

9月議会の一般質問通告(こんな事質問しますから、回答を準備してくださいね〜というお知らせと言った感じでしょうか?)を、月曜日26日の8:30〜水曜日28日の正午までに議会事務局経由で議会運営員会に提出しなければなりません。市当局の回答まで用意して、一般質問に臨む議員さんもいらっしゃるようですが…。私にはそんな芸当はできません。

そこで、現在、市政について関心のある(または取り上げるべき)課題に対する、いろいろな資料を集め、読み、分析して“質問”を作らなければならないのですが、これまでには感じたことの無い“身体的な現象”について、お伝えしておきます。

私は、大学院生でもあります。一般的な大学院生のイメージはどうかわかりませんが、研究室にこもって…、指導教官のもとで…、山積みの資料に囲まれて…ということはありません。大学に院生室という部屋があります。他の院生はひとり一人に机がありますが、私はありません…。それだけ学校に行っていないという事です。何日通ったとか、いくつ単位を取った(もちろん、規定数はありますよ)とか…はっきり言って大きな問題ではなく、どんな論文を書けたかが評価の基準です。これは、このブログで以前書いた「目標」の捉え方にも共通する部分です。論文を書くことが最終的な目標では決してありません。論文の内容が自分自身、または他の人の参考になり、地域づくりなどに活かされるものになって初めて“成果”となるはずです。

話がそれました…これまでには感じたことの無い“身体的な現象”ですが、資料、本、論文を読み集中し始めると、頭が膨張するような感覚が起こります。視覚的な情報が頭の中に入って、日頃の問題意識と絡まって化学反応を起こすような感覚です。

この感覚は、最近になって気がつきました。私は、今まで“頭痛”を感じることはあまり無かったのですが、この頃“頭痛”を頻繁に感じ、何かの病気か?と思ったのですが、その“頭痛”は、大学院生としての研究テーマや議員としてのまちづくりの課題などを考えている時に起こる事に気づきました。

だから何だ…というレベルの話ですが、facebookでいろんな方がシェアしていた、この記事に触発されて、少し考えてみたまでです…。

『人生と経営に役立つ名言・格言・いい言葉』
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、 自分の中に残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること。それが教育の目的といえよう。(アルベルト・アインシュタイン)

2013年8月21日

9月議会、もうすぐ…

やはり暑い日が続きます。こう暑い日が続き雨が降らないと、農家の方々も心配ではないでしょうか?皆さん、夏の疲れは出ていませんか?

もうすぐ9月議会が始まります。
傍聴は厳しいかと思いますが、中継を録画して頂くなどして関心を寄せて頂ければと思います。委員会は中継も録画配信もしていませんので傍聴のみです。
(議会改革で議会の録画配信の実現に向け動いています。)

9月2日(月)9:30〜本会議1日目
9月4日(水)9:30〜民生生活常任委員会、13:30〜産業建設常任委員会
9月5日(木)9:30〜総務文教常任委員会
9月9日(月)9:30〜本会議2日目(一般質問)
9月10日(火)9:30〜本会議3日目(一般質問)
9月11日(水)9:30〜本会議4日目(一般質問)
9月13日(金)9:30〜本会議5日目
9月17日(火)〜20日(金)・24日(火)・26日(木)〜27日(金)決算特別委員会
9月30日(月)本会議6日目

となっています。私は総務文教常任委員会に所属しています。
9月は前年度の決算特別委員会が入ります。今回は議席番号奇数の議員がその委員として割り当てられています。(私の議席番号は、これまで5番でしたが今回から1番になります。いずれにしても決算特別委員会に関わります。)

今後、予算委員会を常任委員会化していく方向で検討が始まりました。補正予算も含め、その委員会が予算については一括して審議する方向です。補正も含めて予算は、一つの議案になります。現在、それを3つの常任委員会に分割して審議していますが、ある委員会では“否決”、他の委員会では“可決”という事態が起こります。(と言うか、前回の議会でそれが起こり、問題視されています。)
私は、分割審議をしている以上、審議を担当した委員会が“否決”したならば、その部分を削除なり修正するなりして、本会議で“採決”するのが筋だと思います。
しかし、現状はその委員会に所属する議員が本会議で委員会の決定に反する側に立つ事があり、予算に関する委員会の権限は“ない”に等しいのです。また、それを議員自らが認めてしまったのです。(分割審議自体が、“違法”であるらしいです…。ここは、勉強不足でした。)

三重県の例をここで引用しておきます。
___以下、引用___
予算決算特別委員会の改革の発端は、予算を各常任委員会に分割付託しているが、
議案一体の原則から問題ではないかという意識からでした。
行政実例では、条例案の分割付託は「できないものと解する」、「予算は不可分であ
って、委員会としての最終的審査は 1 つの委員会において行うべく、2 以上の委員会
で分割審査すべきものではない」として、分割付託を認めていません。
また、各種の解説書でも、議案の分割付託について、「予算については関係委員会
に付託して審査している例があるが違法であること」、「当初予算の審査でいつも指
摘されていることは、常任委員会への分割付託である。このやり方は違法といわれて
いるが、多くの地方議会で行われている。」、「現状は違法状態が多数派だ。」など
と解説されています。このように関係常任委員会に予算を分割付託する方法は、議案一体の原則に反し、委員会での修正ができないという欠点があります。
http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/shikumi/torikumi/pdf/H24/yoketsu24.pdf


2013年8月20日

目標って何?

立秋、お盆も過ぎ…しかし、まだまだ暑い日が続きます。
新聞やテレビのニュースでは、猛暑、水不足、熱中症などなど…。
熱中させてもらった甲子園も準決勝、決勝の3試合を残すだけとなりました。
暑く、忙しい時期を経て疲れが出てくる頃かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

7月末から同僚の新人議員発案の勉強会 “市の各部署から新人議員に対する主要事業の説明” も本日の健康福祉部で終了しました。忙しい中、時間を割いて頂きありがとうございました。私自身、全ての説明に出席できませんでした…。必要があれば個別に各部に聞きに行ったり、自分が所属していない常任委員会の傍聴に行ったりしたいと思います。わからないこと、知らなければいけないことがまだまだたくさんあります。

今回の勉強会を通じて、感じた事について少し触れていきたいと思います。(当然、職員の時間を割く=公金が使われているので、成果の説明やこの勉強会を議員活動にいかしていく義務があります。)
私は、いろいろな説明を聞いて、“目標” についてとても気になりました…。

基本計画、少子化対策、行政改革、教育計画…どれも “目標” の設定が気になります。
大きな目標(目的)を達成する為に各事業の細やかな目標が設定されます。
計画の完成形を見た感じでは、ピラミッドを底辺から積み上げていっているように見えますが、計画を立てる時の考え方(思考)は全く逆です。
どこかの計画で「●●の取組み」を、「▲▲ の事業」により体系化し、☆☆(大きな目標、目的)を実現する…(●、▲は数字)という説明がなされていますが、これは思考が逆走していることを認めてしまっていることだと思います。
「いやぁ、そんな事はないっ!」と速攻で反論されそうですが、☆☆が実現できなければ、その計画は意味がありません。いくら●●個の取り組みをしても、▲▲個の事業をしても…。(極端に言えば●●個の取り組み、▲▲個の事業をしなくても☆☆が実現できていれば、良いのです。)

何が問題かと言えば “目標”の設定によって、そこに関わる職員、住民のやる気(モチベーション)が左右されるという事だと思います。全てがそうだとは言いませんが●●個の取り組みを推進する、▲▲個の事業を行う…というような、何をするかの“目標”が多いことがすごーっく気になります。職員、担当課のお仕事を作る為?

これは、解決すべき大きな課題だと思います。しかし、解決する具体的でシンプルな方法が見当たらないところが私の弱いところ…。これはいろいろな場面で「問いかけ」ていく“啓蒙”に近い作業なのか、条例などで何かを規定することで解決する問題なのか…。そこからスタートします。

2013年8月17日

お盆休み頂きました。

10日〜お盆休みを頂いておりました。と言ってもブログの更新についてですが…。
仕事、プライベートでいろいろな町に行きましたが、いろいろ気になる事がありましたのでまとめて紹介しておきます。
1)京都府京丹後市の公共交通…町で見かけた時刻表です。









平日は常に運行、土日祝日が予約運行みたいですね。前日の午後5時までに予約が原則みたいですが、“どうしても急な場合…”という設定が利用者のことを考えている感じがしました。観光に活かせませんか?

2)静岡県周智郡森町で見かけた電灯…太陽光、風力のハイブリッド?









公園の電灯分の電力くらいならこれで賄えそうですね。LED化も合わせて積極的に導入する必要がありそうです。初期投資がかさむので少し尻込みしますが、ここは長い目で再生可能エネルギーの活用を…。

3)静岡県浜松市のゴミ袋…100円ショップで売ってます。









1枚当たり10.5円です。町のドラッグストアではもっと安く(期間限定セールや「今だけ増量!」も…)販売していました。もちろんリサイクルマーク入り!企業が作成して市が許可を出しているようです。標示は統一されていますが大きさや形、値段までもバラバラです。市場原理が働き、市民の負担は少なくて済んでいます。

4)新東名のトイレにあった標示…復興費流用で話題になった基金のようです。









いろいろ問題もあるようなので何でもかんでもとは行きませんが、国の補助を使ってでも宍粟産の木材をもっと使う事できないのでしょうか?しかし、いつまでも国の補助に頼っていては行けません。補助があるうちに自活の方法を考え、軌道に乗せていければの話ですが…。

2013年8月9日

投票時間…

またまた、本日傍聴させて頂いた行政改革実績報告会から…
行政改革による効果額…の報告の中で「投票所の閉鎖時刻の繰り上げにより人件費が削減された」というフレーズを聞きました。また、「それを市民には公開しない」というフレーズも…。
この流れで行ったら恐らく「人件費削減」の観点で投票所の数も減らしてくるでしょうし、閉鎖時刻の繰り上げも進むでしょう。そして有権者一人に対して人件費がかかっているのは、過疎地域であることは明白ですから、結果は見えてきます。

例えば、仕事場が遠くお家へ帰るのが遅くなってしまうことが多い方…、一人暮らしのお年寄りで歩いて近所の投票に行っていた方…などなど投票に影響を与える問題ですよ。

改革すべきポイントが間違っていませんか?それを公開しないということはそのことにお気づきですよね?



カスタマーサポート

毎日、暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
連日、真夏日いや…猛暑日…とにかく暑いですね。川で泳ぎたいなぁ…

先日、携帯電話の機種変更をしました。
そして、重要な操作がわからなくて「カスタマーサポートセンター」に電話しました。
以前、パソコンで設定をいじっていた際、致命的なミスを犯してしまったことがあります。その時も「カスタマーサポートセンター」にお世話になりました。

「カスタマーサポート」の対応いかんによって、その企業のイメージは左右されると思います。今回は悪い方に揺らいでいたイメージが少し持ち直した感じがします。
マニュアルで対応している感じは否めませんが、かゆいところに手が届き、丁寧でした。

そんなことを感じながら、宍粟市の行政改革実績報告会?の傍聴にお邪魔しました。
行政改革大綱作成委員の方々にその実績を報告する会議だと思います。
5年間の計画なので毎年、進行具合の確認や見直しを行うもので、中間評価ですね。

市の担当者は、委員の方から相当厳しい指摘をされていました。
厳しいというより「当たり前」のことを指摘されているというのか事実でしょう。
市民に対する職員の対応、意識改革についての話題になった時「カスタマーサポート」のことが思い出されました。

以前、国立の青少年施設の職員をしていた時期やホテルのフロントでアルバイトしていた時期がありましたが、その時は「カスタマー」である利用者、お客様の「サポート」をしていました。電話とは違って対面するので徹底的に身だしなみ、言葉遣い、マナーなどから、個別の対応(自分で解決しない時は待たせない、迷惑をかけない為にどこに相談し、判断を仰ぐのか)などについて徹底的に指導されましたし、スタッフがお互いに注意しあいました。また、利用者、お客様からの投書でクレームがあったり…。逆に、ほめて頂いたこともありました。

行政改革大綱は平成22年度に作られているのでその当時もきっと同じことを指摘されていたと思います。しかし、平成25年の今、何ら前進していない感じを委員の方は感じたのではないのでしょうか?市民の方の貴重な意見に耳を傾けていないのしょうか?
行政改革大綱の中に「市民参画の推進」という項目がありますが、その全ての項目で平成24年度の実績は、“計画通りには達成できなかった”という(当然の)結果です。

宍粟市はし尿処理に関わる職員の不正事件がありました。その時も同じようなことが指摘され、綱紀粛正…法令遵守…などなど本気で職員の意識改革に取り組むきっかけがあったはずです。(事件をきっかけにするのは望ましいことではありませんが…)

私自身も実際に職員の方の対応によって不快になったり、時間を浪費したりという経験があります…。当然、逆に気持ちのよい対応をして頂いたこともあります。でも、どちらが多いかと聞かれれば…正直、ムカッとくることの方が多かったです。移住者として、行政の対応がその町の印象を決定づけてしまうのは、ある意味仕方のないことかとと思います。

職員の皆さんにとって市民、納税者は「カスタマー」であり、お仕事はすべて市民生活の「サポート」です。常に市民の皆さんの評価の視線にさらされているのです。それは宍粟市の評価でもあります。

それは議員になった今、私にも言えることです…。

2013年8月7日

消防団の存在

8月に入って、地域の行事がたくさんあります。
先日は波賀町内の消防団操法大会、安賀の「盆踊り」…がありました。
消防団の操法大会では、急に来賓→挨拶となり少し慌ててしまいました。
緊張で何しゃべったのか?記憶にございません。(情けなーっ…スミマセンでした。)

しかし、消防団に関わっていらっしゃる方々には、頭が下がります。
私は四十歳で宍粟市に越してきましたので、消防団には入団?せずじまいですので
特にそう思うのかもしれません。

操法大会、盆踊り…
どちらでも消防団の活躍、意気込みを間近で見て、肌で感じることができました。
操法大会、日頃の訓練、活動の成果の賜物ですね。選手の方々に限らず団員の皆さんのきびきびした行動は、これまで感じていた“安心感”がより強固なものになりました。

盆踊り、櫓(やぐら)に上がって太鼓や音頭をしていた方々も消防団のメンバーが中心。
これまでの経緯はわかりませんが、安賀ではここ何年かは、出張盆踊り(?)が続いていたようですし、消防団のメンバーが太鼓や音頭の中心になることも久しぶり(?)だったようです。(もちろん、出張盆踊りの時の中心メンバーの方々や、安賀に伝わる盆踊りの作法、習慣を知っている地域の年輩者の方々の活躍があってのことです。)

やはり、消防団の年代が一番元気な世代ですよね。元気づけるべき世代ですよね。
地域が消防団を頼りにしているのは間違いない事実ですし、それを引き受ける気概が消防団にはあります。

これまでより自治会、消防団自体の負担が大きくなっているのが実際…過疎、担い手不足によって現メンバーひとり一人の役割、責任が大きくならざるを得ないのも現実…。

何ができるだろうか?頼ってばかり、恩恵に預かってばかりでは住民としてちょっと息苦しい…。微力ながらバックアップできるようにしていきたいと思います。
これからも地域の安全・安心のため、地域を盛り上げる為に頑張ってください。
「頑張ってください」っていうより、住民として「よろしくお願いします。」の方が今の私の気持ちを表しています。

まだまだ暑い日が続きます。ご自愛下さい。

2013年8月3日

8月!夏真っ盛り!

皆さん、暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
この前、淡路島に行くことがありました。同じ兵庫県内でも宍粟(特に波賀や千種)とは、比べ物にならないくらい暑かったです…。宍粟は、阪神地区の避暑地になれますね。
帰ってきて夏の宍粟の過ごしやすさに感激しました。
クーラーが無くたって夜を快適に過ごせるんですから…。

また、7月28日に音水湖(引原ダム)で行われた「カヌー祭り」に来ていた神戸の友人が、「阪神地区からこの距離でこんな自然が豊かで楽しめる場所をもっとアピールしないと…アピールが下手だよね?もったいない…。」と言っておりました。
残念ながら市外の人はそう感じているようです。

観光に力を入れていくという市の方針…。しかし、戦略が乏しい感じがします。
行き当たりばったり…、とりあえず…、何か困難な状況や結果が出ないと、職員が少ない、面積が広い…という(言って見れば)言い訳が聞かれる…。
実は宍粟の今ある魅力を「魅力」として認識していないのではないか?という感じがします。だから市外の人に「アピールが下手」と映ってしまうのかも知れません。

全市あげて観光で盛り上げていこう!という気概が感じられないのも残念。
まだ、縦割り行政の悪しき伝統を引きずっている気がします。
観光=まちづくり推進部、環境観光課のお仕事…という雰囲気が漂っています。
これは議会、住民にも同じことが言えるかもしれません。

市内には頑張っている地域がたくさんあります。「魅力」もたくさんあります。
胸を張りましょう!前を向きましょう!