2013年5月31日

市議会本会議2日目。

28日、宍粟市議会(6月議会2日目)がありました。
人事に関する議案が上程されました。
私は教育委員以外は、賛成(同意)させて頂きました。

教育委員を賛成(同意)できなかった理由=私自身の考えを述べます。
教育委員5名(教育長を含む)で構成される教育委員会は、
宍粟市の教育に関する重要な案件を審議、決定していく重要な機関です。
宍粟市の未来を担う子ども達の教育、人づくりに関わる大きな決定権=責任があります。

市長さんが無責任に人選をしているとは決して思いません。
もちろん教育委員の方々がいい加減な審議、決定をするような方々とも思っていません。
宍粟市の教育をどうして行くのか?どうするべきなのか?どうしていきたいのか?
それによってこの方々のこんな経験、こんなアイデアが必要です!と説明してほしかっただけです。

そこがわからないの人事案に同意はできません。というか判断する材料が少なすぎます。
「2年しか住んでいないから知らないだけ…」とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、
住民にとってそこをしっかりと(少なくとも中継されている本会議の場で)説明すべきだと思い、その説明を求める手段として結果、反対討論になりました。
しかし、議会としては同意した訳ですからその決定に従います。賛成(同意)した責任は議会にあります。

2013年5月28日

ブログを再開します!

暫くブログの更新を控えておりました。
今回、私にとって初選挙。
いろいろありましたが何とかスタートラインに立たせて頂きました。
__________
公職選挙法 第178条
(選挙期日後のあいさつ行為の制限)
何人も、選挙の期日(第100条第1項から第4項までの規定により投票を行わないこととなったときは、同条第5項の規定による告示の日)後において、当選又は落選に関し、選挙人にあいさつする目的をもつて次に掲げる行為をすることができない。
1.選挙人に対して戸別訪問をすること。
2.自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること。
3.新聞紙又は雑誌を利用すること。
4.第151条の5に掲げる放送設備を利用して放送すること。
5.当選祝賀会その他の集会を開催すること。
6.自動車を連ね又は隊を組んで往来する等によつて気勢を張る行為をすること。
7.当選に関する答礼のため当選人の氏名又は政党その他の政治団体の名称を言い歩くこと
__________
この規定に忠実に従う(細心の注意を払う)という意味でブログの更新を控えておりました。どうかご理解ください。
今後は、議員活動としてもこのブログを使って、情報を発信していきます。
これからもよろしくお願いいたします。
(現在、草の根運動の会・会報第4号発行のための情報収集をしております。)


2013年5月17日

メールアドレス訂正

以前、使っていた名刺に印刷されていたメールアドレスが間違っておりました。
shisohkiski@gmail.com 
が正しいアドレスです。gmailのl(エル)が抜けておりました。
もし、メールをお送りいただいていた方がいらっしゃいましたら再送信お願いいたします。
ブログの更新は、もうしばらくお休みします。

2013年5月4日

私自身の現時点での考え。

私は、宍粟市に仕事の関係で越して来てから、宍粟市の良いところを見るようにしてきました。それは、家族で住むことになった町、お世話になる町を好きになりたいからです。

人、自然、文化…良いところがたくさんあります。引っ越して来て、家族を連れて来て良かったと思っています。
私は合併前の宍粟を知りません。その長い歴史を知りません。でもそれを越えて来た、現在の宍粟市が好きです。

だからこそ「もっと良くなるのになぁ…」と思います。誰かが何とかしてくれるのを待つのではなく自分から「もっと良くしていきたい!」と思います。
しかし、個人の力には限界があります。これまでの歴史を作って来た方々が何を望むか、これから歴史を刻んでいく人たちがどんな町にしたいか?をしっかり聞く事から始め、一緒に考え、行動したいと思います。
自分勝手な思い込みだけで何かをしても上手く行くはずがありません。
私自身の現時点での考えを言わないのも無責任かもしれませんので、少しだけその事をオープンにしておきます。

1.市の財政状況について
財政状況が悪い事を理由に、住みやすさがどんどん失われています。しかし、“やりくり”や財源の捻出に本気で取り組めば、それほど暗くなる必要はないと思っています。
住みにくい、暮らしにくいと一度感じてしまうとなかなか前向きにはなれませんが、
行政・議会が住民の声をしっかり聞いている、それを反映して行動している姿を見せることもそんな雰囲気を打破するためには必要だと思います。

2.教育について
財政状況にも関連しますが、現在すすめられている幼保一元化や学校規模適正化…少子化の影響でしかたないという部分を否定する気はありません。
しかし、ある程度の集団になればそれだけでいろいろな問題が解決する訳ではありません。教育の“質”を高めるために集団を確保するは、一つの方法ですが、選択したその方法が住民の理解を得られなければ、それは将来的に財政を圧迫する事になると思います。これまでもそうですが、これからの学校はより住民の理解・協力がなければ成り立たないと思うからです。

3.医療について
以前、このブログでも書きましたが、公立病院が医師不足→患者が来ない→赤字…赤字解消のためにも医師を確保しよう!どうですか?少しおかしいと思いませんか?ここも量の問題で問題を解決しようとしてる様な気がします。
教育同様、“質”を高めなければ、医療を求めている患者さんはやってきません。また、そもそも病院にかからなければならない状況を減らすため、予防や健康増進にも病院が率先して取り組まなければ、医療費が住民、行政の負担になってしまいます。

4.まちづくりについて
宍粟市の過疎化は、しっかりと目を向けなければならない問題だと思っています。市外に出て仕事があり、幸せに暮らせればそれを引き止める訳にも行かない…。その通りです。私自身、故郷から見れば仕事の関係でよそに転出した者のひとりです。
自然に減っていく状況(死亡数>出生数)は、全国的な問題です。具体的なデータを持ち合わせていので、感覚で申し訳ありませんが、宍粟市の年間約400人の減は、社会減(転出数>転入数)の影響が大きいと思います。
つまり、暮らしやすいさ、仕事、学問…を求めて人が転出しているのです。人口減がなぜ問題かと言えば、活力の問題、税収の問題、持続性の問題…などが考えられます。これまでの人口規模で行われて来た、または計画された行政サービスを維持しようと思えば、少ない人数でその負担(将来的な投資、借金も含まれます)を分かち合う事になります。その負担がきついと感じる人が多ければ、転出は加速します。最終的にコミュニティを維持できなくなります。
そこで、人、自然、文化など宍粟の魅力を磨くこと、税金や公共料金の引き下げなど現実的な面を含めて暮らしやすさを追求すること、そしてそれを内外に積極的にアピールしていく事が必要です。難しい、無理…と言っている場合ではありません。住民一人一人が胸を張って「宍粟市においで!」と言える町にしなければなりません。

とりとめもない感じになってしまいましたが、今いる人たちは、宍粟市に暮らすことを選択している訳ですから、その人たちが暮らしやすく、幸せになるために行動するだけの事です。それが結果的に地域の魅力となり、アピールの材料となります。「おっ、宍粟市って頑張ってるなぁ」という噂が広まれば人は寄ってきます。今は、実際には頑張っている人や地域は多いけれども、それがなかなか伝わっていない状態なのだと思います。

いくら住民が頑張っても、市長をはじめ行政職員、議会の仕事っぷりに最終的に左右されてしまうところは否めません。住民の頑張りや思いを後押しすること、それをうまくつないでアピールしていく事が仕事なのに足を引っ張ってしまっているような状況は、やはり改善しなければならないと思っています。

明日、告示を迎えますので1週間ほどブログの更新をストップします。

続・老舗ネットワークの力。

しそう保護者ネットワークさんのブログを、市長候補への公開質問の件に引き続き、
ご紹介させていただきます。

http://ameblo.jp/h161122/entry-11523142072.html

老舗ネットワークの力。

しそう保護者ネットワークさんから、市長選の立候補者の方々への公開質問。
市長候補の方々それぞれの考え方の一端が見える気がします。
私ども宍粟・草の根運動の会とは歴史が違います。足下にも及びません…。

宍粟市には、こういった動きが必要です。
影響力、行動力、勇気…尊敬します。

http://ameblo.jp/h161122/entry-11521866537.html#main

2013年5月3日

続・地域医療。

雑誌「プレジデント」の記事が非常に興味深かった。
これまで、公立の病院が赤字…っていう表現に少し違和感がありました。
もし、みんなが健康で病院に行かないような町だったら、
病院「経営」という意味では厳しいのかもしれない。
一方で市役所には健康増進、予防などを担当する部署もあるはず。
長野県佐久市の事例が紹介されていましたが、考えさせられました。
「ソーシャルキャピタル」社会関係資本…この言葉は、
私が、社会教育主事の講習で初めて聞き、大学院に行くきっかけにもなった概念です。

http://president.jp/articles/-/9283


2013年5月1日

お前は何者なのか?

本日、市内の方よりお電話いただきました。
「あなたは何で生計を立てているの?」というご質問でした。
そこがわからない限り、信用がおけないとの事でした。
会報のプロフィールではそこに触れられていませんよね。申し訳ありません。
簡単に申し上げれば、
波賀町にある戸倉スキー場、くるみの里キャンプ場、音水湖カヌー競技場の共同指定管理者としてお世話になっています。
私が所属するアウトドア・エデュケーションセンターは、音水湖カヌー競技場の指定管理者です。「何で生計を立てているの?」とのご質問には、「会社から給料です。」というのが答えになるでしょうか?

会社自体は、指定管理業務以外にも、企業や学校向けの研修を行っており、
全国各地に出かけていっては、研修を行っています。
平成23年の4月に家族5人で波賀町に引っ越してきました。

こちらに来る前は、静岡県御殿場市にある「国立中央青少年交流の家」に4年間出向しておりました。
現在、仕事をしながら鳥取大学の大学院に通っています。
この先どうなるかわかりませんが、まだまだ宍粟市にお世話になると思います。