冬支度を進めなければなりません…。スキーやスノーボードをする方はワクワク、ソワソワする季節かも知れませんね。私も今年は地元のスキー場のシーズン券なるものを買いました。
私は “マラソン” シーズンにも突入しました。走り始めて7年ほどになるでしょうか?始めた頃は、そんなに焦らなくても、いろいろな大会にすいすいエントリーできたのですが、最近は受付開始と同時にエントリーしないと参加できない大会が増えてきました。ブームと言うやつでしょうね…。先日の赤穂シティマラソンに始まり、宍粟、たつの、西脇、市川…近所の大会に子ども達と参加します。
少し前、10月4日のブログで『やっぱり変…」というタイトルで少し触れましたが、知的財産権など保護されるべき “権利” について、皆さんがどう考えるか?教えていただきたいと思います。宍粟市では、学校規模適正化というものが進んでいます。(統廃合というとイメージが悪いので、そう呼んでいるのでしょうか?)宍粟市のある地域で、3つの小学校が統合し、平成27年度から新たな学校がスタートします。その学校の校章が公募されました。そして、200点をこえる応募作品の中から選ばれたデザインが下の画像(A)です。そして、地区の協議会(デザインの選考もここがしています。)が補正したデザインが、(B)です。
私は、デザイン(A)が採用されたならば、そのデザインを最大限尊重し、角度、幅、比率、色などを確定する作業が “補正” だと思いますが、デザイン(B)は、その範囲を逸脱していると思います。(A)の方が良いとか、(B)の方が良いとかそういう次元のことを言っているのではありません。そもそも別のデザインだと言う認識ですので、そこを評価する立場にありません。(批判を恐れず言うならば、私はAの方が良いと思いますが…。)
またデザイン(A)の作者は、デザインの意図を「3つの三角は、3つの小学校を表し、三角を取り囲む輪は、3つの小学校が一つになったというイメージを表しています。」と言っています。デザイン(A)を補正した(B)の補正の意図は「3つの三角形は山並みであり、「小」の文字を形づくっています。奥側の2つの三角形内の小さな三角形が非対称な理由は、自由な個性が大切だということと、3つの楕円形とのバランスをとっています。3つの楕円形は、統合した3つの小学校を表現しています。3つの楕円が交わりながら動きを生み出し、上昇していく様子を表現しています。」だそうです。
デザインの意図も全く尊重されていませんよね…。三角は “学校” から “山” に、輪は“一つになった” という状態を表していたのに 数が増え “学校”になり…。だったら、同じ土俵で戦って欲しいものです。ハッキリ言いますが、(A)をデザインしたのは中学生です。(A)を採用し、(B)に補正したのはもちろん大人です。そして、選考過程や補正の過程に教育委員会事務局が絡んでいるのは明らかです。議会の委員会でこの問題を提議しましたが、教育委員会は「補正の範囲を超えていない。」…、議員も「本人が承諾しているならば良い。」…。ここに住民が抗えない、目に見えない圧力があるとどうして考えないのでしょうか?おまけに「補正して良くなった。」という意見まで…。そもそも補正して良くなったり、悪くなったりしてはいけないのでは? “原案” が尊重されるべきです。
この前のブログでも書きましたが、民主的に物事が決まらないって “やっぱり変…” ですよね。犯罪行為が民主的に行なわれていく、見過ごされていく、正当化されていくって “やっぱり変…” ですよね。そんな “まち” が、暮らしやすい “まち” だなんて誰が思いますか?地元を離れた子ども達が帰ってくると思いますか?皆さんの考えを聞かせてください…。私が “変” ならばブログ上で批判、糾弾していただいて結構です。
※画像は、平成26年10月15日発行の「学校規模適正化協議会だよりNo.5」よりスキャンさせていただきました。
200点をこえる応募作品の中から選ばれたデザイン(A) |
デザイン(A)をもとに協議会が補正したデザイン(B) |