2013年6月28日

過疎

過疎…昭和30年以降、高度経済成長によって、産業構造が変化し、農山漁村から都市部に多くの人が移動することになります。都市部では急激な過密・農山漁村では過疎が起こります。人口が急に減ったので、生活水準や生産機能を維持できなくなる地域が出てくる。
これはまずい…と言うことで人口の過度な減少を防止して、地域格差の是正を図るために昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」という法律ができます。(10年間の時限法)
その後も法律の名前は少しずつ変わりますが、いわゆる過疎法は今でもあります。
つまり、なかなか思うように過疎対策が進んでいないと言うことだと思います。
それらの法律の人口に係る要件、財政力による要件などなどで…旧波賀町と旧千種町が「過疎地域」に該当します。合併して宍粟市になってもそれは変わりません。

過疎債…市の職員の方が良く「有利な起債」と説明する地方債ですね。元利償還?の70%を国が肩代わりしてくれるそうです。(国の財政状況を考えれば何の保証もありませんが…。)残り30%、利子は地方負担です。平成22年の過疎法改正によって、施設整備以外のソフト事業にも多少使えるようになりましたが、基本は施設の整備(ハード事業)の為の借金です。過疎対策=施設の整備…実質的にこの構図がある以上、根本的な過疎対策何てできっこないと思います。

なぜ、過疎地域から学校の統合や幼保一元化を進めようとしているか?子どもの人数が減ったから、その中で一定の集団を確保する必要があるから…だけではない様な気がするんです。これは結果論ですよね?人口の過度な減少を防止して、地域格差の是正を図るための過疎法、過疎債なのでは?どうしてもこの「過疎債」の存在が気になります。「有利な起債」という言葉の中に“使わなければ損”みたいなところが見え隠れするのです。そして「過疎債の恩恵に預かる」とか「過疎債を使える条件をクリアする」とかの言葉も同様です。

とりとめのない感じになってしまいました。皆さんはどう思いますか?

2013年6月27日

1/48

“議員”というスタートラインに立たせて頂いて1ヶ月が経過しました。
任期4年、48ヶ月のうち1/48が終わったことになります…

私の最終的な目標(目的)は「真の住民自治を宍粟市に!」定着させることです。
住民の声を聞く議会、住民の声が反映される行政を実現すること…【手段】で、宍粟市が住みやすい、ここで生まれて良かった、帰ってきたいと思える住民が増えれば…【直接的な成果】今よりもっと魅力ある町になると考えています。結果、定住人口の減少が緩やかになる…【間接的な成果】ことにつながります。定住人口が増加すれば良いのですが、日本全体の人口が減ってきているので、他の地域に人が流出するのを防ぐことがまずは必要です。高齢の方を支える世代、子どもを育てる世代を増やし、また元気づける必要があると思います。

その為に、住民の声を聞くこと、その声を届けること、議会・行政の情報を伝えることが私の議員活動の目標になります。日々の調査や委員会での審議、議員提案や議会での質疑などなどもその目標を達成する為の手段でしかありません。

それらの目標の達成度を測るには、議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合、住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合、宍粟市が暮らしやすいと感じている市民の割合…などなど市民アンケートをする必要がありそうです。一体、どのくらいの割合の人がそう感じているのでしょうか?

議会の構成員また議員個人として、議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合を4年後○○%まであげるために、住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合を△△%まであげるために…議会の録画配信、4つの市民局で議会を行う、夜間議会、議会だよりの読者アンケートを実施しその声を内容に反映させる、本会議のやり取りをわかりやすくする、市政報告を行う、会報を発行する…などなど目標達成の為の手段は考えればきりがありません。(これらのアイデアが実行されたかどうかは問題ではないと考えています。)

登る山(頂上)を決めたら、どこから登るか?、どうやって登るか?、もし途中で天候が悪くなったらどう対処するか…方法は何でも良いのです。4年後、登ると決めた山の頂上に立っていればそれで良いのです。例えば4年後、8合目までしか登れなかった…という結果に終わったら、それをどう評価するか?それは有権者の方々に委ねます。

と言うことで、1/48は確実に進んだか?評価は難しいところです。なぜか?と言えば現在地がわかっていないからです。登る山は決めたけれど、今どこにいるのかわからない…実は登山口まで来ているのか?それともバス、電車、飛行機、徒歩…を使って登山口まで行かなければならない場所なのか?はたまた、宍粟市になって8年ですでに頂上はもうすぐのところまで来ているのかも?

1/48進んだか?=“現在地”を知ることができたかどうか?であることがブログを書きながらわかりました。何とか現在地を把握するようにします。その手段をいろいろとイメージしながら…今回のブログは終了です。

①議会の情報公開が進んでいると感じている市民の割合
②住民の声が行政に反映されていると感じている市民の割合
③宍粟市が暮らしやすいと感じている市民の割合
「①は10%くらいじゃなぃ」とか「②は0%に近いよ」とか…皆さんの感覚で結構です。皆さんの声を聞かせてください。

2013年6月25日

そのまま雑記

初議会21日に終わり、その日のうちに市職員の方々との懇親会…。
いろいろ思うところはありますが…。
東山温泉メイプルプラザの皆さん、お世話になりました。

翌日22日は、庭の草取り…。
わっさーと生えたドクダミを抜きました。かみさんが焼酎に漬けて化粧水、虫さされの薬を作るんだとか…。(近所の人に教えて頂き、早速実践です。)
ドクダミを抜いたら、何となく花壇ができそうなスペースがありましたので…
いっちょ花でも植えてみよう!
そう言えば、こどもが幼稚園で使う竹馬…。正月に実家で作ったけれど壊れてしまった。
そして、竹が太い!と言うことで、結局、子どもには使ってもらえず…。
新しく作らなきゃ…。低いんのと、高いんのと2つも…。できるかなぁ?

23日は、野尻幼稚園、野原小学校合同の運動会へ。こども達を連れて行きました。
やっぱり、考えさせられた。挨拶、返事、行進、競技、演技、地域の協力、卒業生の関わり、集中力、やる気…うちの子は圧倒されていました。
特に自然学校で知り合った同学年の子の走る姿、応援合戦での団長としての振る舞い、一輪車での演技などなど…。
「すごい」って…私もそう思いました。良い運動会だった…本当に来年で最後?
道谷小学校の運動会でも感じたけれど、今までのきめ細やかな教育実践の成果が統合によって失われることだけは絶対にあってはならない。
統合には相当の覚悟と準備が必要です。市の職員の方々が言い訳のように使っている「宍粟市は合併して広くなったので…」このフレーズが統合後、使われることがないように祈ります。

週明け24日は、久しぶりの大学院…。
「アベノミクス」の背景にある新自由主義の話から、都議選の結果、地方自治、憲法、教育を受ける権利、参政権…ゼミ形式のまさに少人数クラスです。学生同士、しっかり議論ができます。ここでも「学校の規模適正化」のことが頭をよぎりました。
波賀に帰ってきて、昨秋以来のジョギングを再開!ゆっくり3kmほど走りました。
主な目的はダイエットですが、秋には何とかフルマラソンに出られるようにと思っています。宍粟ロードレースとさつきマラソンへの出場を目指します。
家で眠っているロードバイク(自転車)もまた始めようと思います。

とりとめのない話でした。

2013年6月23日

6月議会終了…

21日、宍粟市議会6月定例会が閉会しました。
議員になってはじめての議会。いろいろ感じるところがあります。
どれから手を付けたら良いのか?迷いますね。
細かな点は追ってご報告します。

明日23日は、野原小学校・野尻幼稚園合同地域運動会です。
競技内容を見ただけでわくわくしますね。

学校規模適正化(この言葉に違和感がありますが…)や幼保一元化に揺れる波賀地域。
しかし、こども達に大人の事情で迷惑をかけることはあってはなりません。

教育行政に(こどもを含めた)住民の意思を反映させる必要性…。
この点も、今回の議会を終えて感じていることです。
まだまだ勉強不足、力不足は否めません。
9月議会までとにかく皆さんの声を聞き、勉強します。

皆さんのご意見を聞かせてください。
メール:shisohkiski@gmail.com

2013年6月21日

6月議会最終日

明日、21日は宍粟市議会6月定例会の最終日となります。
私は、2議案に対する「反対討論」と3議案に対して「質疑」を行う予定です。
反対討論の2議案は、学校の教育環境整備に関わる件です。
これは、これまでもブログで書きましたが、城下小学校の耐震補強・改修と菅野・波賀小学校の改修についてです。
改修を遅らそう、教育委員会を困らせてやろう…などという意図はいっさいありません。
教育行政に住民の意思を反映させる為の意思表示です。
議案は通ってしまうかもしれませんが、本会議で問題点を明らかにすること=行政の説明責任を果たさせること、議会の大きな役割だと思います。
議会が終了したら、会報、報告会、ブログなどを通じて情報提供いたします。

2013年6月19日

バリアフリー法

昨日もブログで書きましたが、21日本会議最終日に「反対討論」する予定の議案についてどうなってるのだろう?と少し調べてみました。順を追って…

「工事の請負契約を締結しました!」という議案が上がってきました。
委員会付託という手続き、本会議の場で審議するのではなく担当委員会が審議します。
今回の場合、総務文教常任委員会です。
私は、その委員会に所属しております。
いろいろな説明が市側から行われます。委員会も質問します。(今回の場合は教育委員会です。)
工事の目的は、耐震補強・改修工事です。工事の金額は約1億4千万…。
図面を見たり、説明を聞いたり…
質問:耐震補強って、良くある筋交いみたいなものが入るんですか?
答え:いいえ、屋根を軽くするのと木造の壁を鉄筋にすることで耐震強度を上げます。
それで1億4千万!ではなく、外壁やいろいろな改修があるのです…。

今回の改修で1階にスロープ、多機能トイレ、2階に普通のトイレがついたり、
教室の配置換えなど。素人感覚ですが、こちらの方が工事としてはメイン?に見えます。
そこで問題になるのが、バリアフリー法と言うやつです。
法律のことはよくわかりませんが、ここも順を追って…
新築、改築など工事をしたい
面積、用途などによって建築基準法で確認申請の対象となる
(今回の工事はここに該当するはずです。)
この確認申請の対象となると同時に兵庫県の「福祉のまちづくり条例」の対象にもなる
(H23.7〜は、国交省のバリアフリー法でカバーされているらしい…)
今回の工事もその対象なら2階に多機能トイレがなくてもいいの?
学童保育室が2階にできるのですがそこへの出入りが外側の階段だけ…。
何かあったときの避難路は確保できてる?(このあたり基準はバリアフリー法かどうかは不明です。)疑問が出てきます。

しかし、そこにすごいロジックが隠れていました。
現在、耐震化を進める為「耐震改修促進法」と言うのがあるそうです。
耐震改修促進法により、先ほどの確認申請が免除になるらしいのです。
=バリアフリー法の対象にならないという不思議なことが起こるのです。

耐震補強に直接関わる工事と、他の改修工事をくっきり線引きするのは難しいので
今回の工事内容がバリアフリー法に合致しているかが不明確になっていきます。
実際、どうなのでしょうか?また、法律云々関係なく、
2階がバリアフリー化されていないような気がします。

↓バリアフリーに関する参考資料です。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/barrier-free.files/07-00enkatuka.pdf

学校規模適正化

18日、19:30〜波賀中学校区の学校規模適正化協議会がありました。
地域委員会が規模適正化(統廃合)に同意すれば、その後、具体的な形を協議会で話し合うことになります。
その第1回目が昨日なのに、議会にはその工事に関する予算があがっています。
これが私の問題視している補正予算案です。

おかしいとは思いませんか?H27年4月〜波賀、野原、道谷小学校は1校になる予定です。具体的な形をこれから皆さんで協議してください…と言いながら、その裏では工事設計管理委託料名目の1,500万円が議決されようとしているのです。(菅野小学校の改修も入っています。)
地域の委員の方々が「こうしよう!こうしたい!」と提案しても「予算が議決されているので、そのような提案には応じられません。」となってしまう可能性があります。
議決した時点で教育委員会(市当局)から、議会に責任が移行するとも考えられます。

そして、城下小学校の耐震化に関する落札額等の承認…も委員会で「否決」せざるを得なかった議案の一つです。耐震化?改修?事業の目的を一つの予算に盛り込み過ぎです。
耐震化、改修いずれも「教育環境の整備」です。
また評価という話になりますが、市内の学校などの耐震化率はこの工事であがるでしょう、でも学童保育所の場所や避難経路の問題、車いす対応のトイレが2階にない…例えば学校のバリアフリー化率も「教育環境の整備」の評価基準に持っていたら…今回のようなことにはならないかったのかと思います。

私は大学院で行政の情報公開、説明責任を研究テーマにしています。目標、評価基準、その達成度…これも住民の協力を得る為には重要な情報だと思っています。ここが明確であれば「今」向かう先が見えます。どこを目指しているのかわからないのに、進め!協力しろ!頑張れ!と言われてもそれは苦痛ですよね…。

2013年6月18日

本会議の日程

本日、6月17日(月)の本会議、開始が1時間遅れました。
「遅れた」と言う表現が適切かどうか…
議会内部の手続きに不手際があり、その取り扱いについて急遽、審議したため
結果として遅らさざるを得なかった…と言う感じです。
議会には、議会運営委員会という「会派から1名ずつ」で構成される委員会があります。
「議運」と呼んでいます。議会の調整機関?と言った感じでしょうか。
今回、会派に属さない議員が5名おります。
「会派から1名ずつ」の議運、ここで調整されたことが会派に属さない議員に伝わっていないという事態が起こりました。
17日の本会議、予定では追加議案があった場合に開会することとなっていました。
6日提出、10日委員会での審議があった議案の採決をする(予定の変更)という情報が議運で止まっていたのです。
これは議会内部の問題、それによって開始時間が遅れて良いものか?
いやいや時間だから予定通り始めようでは、会派に属さない議員(私も含めて)にとっては納得感がないし…葛藤はありましたが、結果として開始時間1時間遅れ、議案の採決は21日の最終日に持ち越されました。

議会だより

6月14日(金)議会で一般質問を行いました。
私の質問趣旨は「市長の所信表明について市民に対して具体的説明を求める」です。
この内容は「議会だより」に掲載されるの予定です。

その原稿作成の為に一般質問のやり取りを録音した
「カセットテープ」が事務局より渡されます。
カセットテープを聞く機器がないので、テレビ中継の録画から原稿を作ることになりそうです。カセットテープって…。

その原稿、締め切りが明日18日の正午となっております。
今からそれに取りかかりますが…。

待てよ…今までの「議会だより」はそうだったかもしれないけれど
これからもそれで良いとは限らない。
そのまま依頼を受けてしまったけれど…。
そもそも、「議会だより」は何の為に発行しているのか目的も共有していない。

議会の情報開示、説明責任を果たすためであればそれができているか?
を検証する必要はないだろうか?

きっと評価の指標は議会の情報開示が進んだと感じる市民の割合…とかではなく
何部刷ったか?何回発行したか?ということになってはいないか?

2013年6月16日

静岡県知事選

静岡県の知事「川勝平太氏」が再選しました。圧勝と言ってよいでしょう。
私は宍粟市にくる前は、静岡県におりました。
私の視点で静岡県政の良いところは、行政評価を徹底して行っているところだと思います。
各市町村の幼稚園、小学校、中学校などにもその精神は浸透しており、
それぞれの目標が非常にわかりやすく、体系化されていました。
御殿場市では、中学1年生は7年生〜中三は9年生と言う呼び方をしており、
幼稚園を含めた12年間の教育体系が確立しています。
保護者としては非常に協力しやすく、評価指標もしっかりしているので信頼感がありました。
下記のリンクから、静岡県の評価の一端を紹介します。

http://www2.pref.shizuoka.jp/all/gyotana.nsf/(sho2View)/2F131EE57BC4E7054925736A000B86DB



議会で私が抱いた疑問

6月議会を通じて(まだ閉会していませんが…)私が抱いた疑問を記しておきます。
「議会改革推進特別委員会」には、議員全員が所属しています。
委員長、副委員長には新人議員が就きました。(私は副委員長の一人です。)
各委員会の構成は、→http://www.city.shiso.lg.jp/shisei/shigikai/shikumi.html
私が抱いた疑問は、他の議員の中にも同じ思いがあることを確認していますので、
解決に向け取り組んでいきます。

1.人事案件(副市長、教育委員など)が、議会当日の朝に提示され、可決(同意)されてしまうこと。これでは、同意する(責任を持つ)にしても判断材料が少なすぎ、考える時間がない…

2.議案採決の際、議案の番号だけしか読み上げられないこと。これが申し合わせ事項として決まっていること。これでは傍聴の方や中継を見たり、聞いたりしてる方に何が決まろうとしてるかわかりにくい…

3.発言の訂正または取り消し(実際に取り消しが3件ほどありました。)について、認めるかどうかを議会に問われるが、○○についての発言…と言う説明はあるもののどの発言かが説明されない。これはテレビでも同じですが、不要な憶測を呼んでしまうのでは…

いろいろあります。私自身の勉強不足も否めませんが…。

常任委員会

6月10日(月)に私の所属する議会の「総務文教常任委員会」がありました。
6日の本会議で委員会付託になった議案を委員会で審議しました。
最も私が問題視したのは、平成25年度一般会計補正予算(第1号)です。
この中には、教育委員会が計上した予算がいくつか含まれます。
結論から言えば委員会の採択で私は「反対」の意思を表明しました。
委員会は6名で構成されています。
委員長は採決には加わらないので5名で決を採ることになります。
「反対」が3、「賛成」が2…。委員会では「否決」です。
その理由として、補正予算のうち学校規模適正化(小学校の統廃合)についての予算…
これは地域の協議会が統合の具体的な形を話し合っていない、また結論が出ていないのにも関わらず計上してしまうと、今後の協議に制約がかかってしまう懸念があります。

これまでも地域、住民が市の提示した別の計画に対して「こうしてほしい、こうしたらどうだろう」と提案しても「予算が議決されているから…」と言う理由で提案が跳ね返されてきた経緯があります。
また、協議が進展した場合にすぐ動けるように(言葉は適切かどうかわかりませんが)「とりあえず予算はあげておく…」といった説明がされていた、つまり住民としては予算が議決されているかどうかは自分たちの協議に制約を与えるものではないという認識があったと考えます。
同じ手法で計画を推進してしまったら、住民と教育委員会の信頼関係は修復不可能になると考えています。(現状でも信頼関係修復は難しいと思いますが…)
この議案は、17日の本会議で採決されます。私は反対討論でこの点を説明します。

2013年6月10日

綺麗な町

宍粟市立千種中学校と兵庫県立千種高校は、平成22年度より、兵庫県初の試みとして『連携型中高一貫教育校』に改編し、連携行事・連携授業など特色ある取り組みを行っているそうです。
その連携行事のひとつ、環境美化活動が6月4日(火)に行われるという情報を頂いたので、急遽、参加させて頂きました。午前にも行きたかったのですが、市役所で会議があり、今回はそちらを優先させて頂きましたので、午後の活動に参加しました。
中高生がいくつかの班に分かれて千種町内の環境美化活動を行いました。いつも車で走りながら感じていたのですが、千種町はゴミが少ないですね。住民の方にとっては「当たり前」のことかもしれませんが、すごい事です。きっと、こうした活動がちょっとしたポイ捨てを減らす事に貢献していると思います。
町を歩きながらこれを思い出しました。
『ブロークン・ウィンドウ理論』(壊れ窓理論)…ここからは、インターネットより引用します。
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割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
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ニューヨークのジュリアーニ市長が、この理論を応用してニューヨークが綺麗で、安全な町になったと聞いた事があります。
これに限らず、自然と行われている事が捉えようによっては大きな財産だった…ってことがまだまだあるように思いました。
千種高校、千種中学の皆さんお邪魔しました。ありがとうございました。

自問自答

今日、テレビを見ていて印象に残った言葉が…。
W杯出場を決めたサッカー日本代表、本田圭祐選手の言葉です。
「人は自然と気が緩む、だからしつこいくらい自問自答を繰り返さなければならない。」と言ったニュアンスの言葉…。
本当にストイックに自分を追い込んでいるんだなぁと思いました。
どんな一流プレーヤーでも、ビビって尻込みするようなオーストラリア戦のあのPKの場面で「自分」を前面に押し出せるメンタリティはすごいの一言…。

とブログを書いていて、仕事上の恩師に言われた言葉も思い出しました。
「できない言い訳を探すのは簡単、どうやったらできるのかを考え結果を出すのが仕事…。」
どうだろう、自分は仕事をしているだろうか?自問自答し続けます。

本田選手はこんな事も言っていました。
「日本人、チームワークがあって当たり前。だからこそ個が大切」(言葉としてはちょっと違うかも…)
またまた、恩師に言われた言葉が連想されました。「今、学校や社会で求められるのは協調ではなく同調にすぎない。個がなければ、自分を主語にして語れなければ本当の協調はない。」(これも上手く伝わるか心配ですが…)
とにかく、自分の信念を曲げない事ですね。とても難しい事だと思いますが、だからこそとても大切な事ですね。
ちなみに、twitterで「本田圭祐」で検索したらやっぱりすごい反響でした。これからは、自分のアンテナにひっかかった「言葉」もブログで紹介していきます。間接的に私の考えをお知らせする事になると思いますので…。

皆さんの声を聞かせてください!ブログにコメントいただくか、メールでお知らせください。 shisohkiski@gmail.com

選挙後の動き

なかなかブログの更新ができません。
選挙〜今までの主な動きをご報告しておきます。
自分自身の備忘録としても…
■5月
12:選挙
13:当選証書授与式
15:新人議員説明会
17:議員協議会
20:会派代表者会議(傍聴)・大学院
23:議員協議会・本会議1日目(議会構成)
27:選挙収支報告提出・大学院・波賀中学校区幼保委員会(傍聴)
28:本会議2日目(人事案件)
30:新人一般質問勉強会
31:波賀生涯学習協議会総会
 選挙期間、バタバタの1週間…その後の傍聴を含めた会議の連続。まとめてからブログを更新しようと考えていたら何も進みませんでした。当然、こちらの都合のいい順番で課題はやってきません。これからは順番を気にせずにどんどんブログを更新しようと決めました。
 暫くお休みしていた大学院にも行けました。少し安心しましたが修士論文を書き始めなければなりません。休学という切り札が頭をよぎりましたが課題を先送りしてもいい事ないので予定通り今年度で修了を目指します。(と言いながら休学していたらごめんなさい。)
 議会が始まり、会議規則などルールの理解からのスタートです。しかし、その中で私が感じた疑問は例えば、サッカーの試合で「なんで手を使っちゃ行けないんだ!」という無茶な話なのか?サッカーの試合なんだから「そこで手を使っちゃ反則でしょ!」という次元の話なのか?混乱しています。結構、常識では考えられないルールが存在しているようにも思います。議会の情報開示を進め、説明責任を果たす為に、改善すべきは改善しないといけません。

■6月
  2:さつき祭り
  3:一般質問通告書締め切り・波賀のかおり展
  4:政務活動費説明会・千種高校中学校連携環境美化活動・教育委員会(傍聴)・一宮北中学校区学校規模適正化幼保委員会(傍聴)
  5:政策勉強会
  6:本会議3日目(補正予算などほとんどの議案が委員会付託)
  9:高校総体兵庫県予選カヌー競技
10:総務文教常任委員会
 さつき祭りや波賀のかおり展、高校総体県予選などはあくまでプラーベートです。でも、市民として見ていたものとは違った感覚があります。facebook、twitter等も使ってこまめに情報発信しています。スマホもデジカメもPCもこれまで以上に使うようになりました。やっと、読書ができるようになりました。次はランニングを再開しなければと思っています。
facebook:https://www.facebook.com/shisohkiski
twitter:https://twitter.com/HkiSki

2013年6月3日

さつき祭り

6月1日(土)・2日(日)は、「夢公園」で “さつき祭り” がありました。
私は2日にお邪魔しました。いろいろなブースがありましたが、子どもは、森林管理局のブースで行われていた木工に夢中でした。
猪鹿鳥カレー焼きそば(鮎そうめんとの対決は…残念!)と道の駅「はが」のすずこ&自然薯の天ぷらを頂きました。
各ブース、駐車場、会場内…でたくさんの方におもてなしをして頂きました。
ゴミの分別に汗を流す職員さん、気さくに声をかけて頂いた駐車場の係の方…。
私たちを含めて、来場者の皆さんがとても楽しそうでした。ありがとうございました。
「市議会」も何かブースを出させてもらってもいいかもしれませんね。
市有の「さつき」の競売…。お恥ずかしいはなしですが、はじめて知りました。