2014年1月30日

私のマラソン考

先日、たつの市梅と潮の香マラソン大会に出てきました。
最近では、赤穂シティマラソン、宍粟ロードレースなど近隣の大会に出ております。
マラソン大会に出るようになったきっかけはと言うと…
以前、職場が変わって徳島から御殿場に引っ越しました。
仕事の内容も事務仕事が多くなり、体重が激増しました。
これはまずいっ!と昼休みに30分ほど走るようになり、約1年で体重を元に戻しました。
しかし、せっかく習慣になった走ることをやめるのももったいないということで
大会にも出ようかということになり日本平桜マラソンの10kmコースにエントリーしました。
そこから10km〜フルマラソンまでいろいろな大会に出ました。
これまで出た大会のゼッケンを記念に保管していますが、数えてみると30枚…。
正確な数字かどうか解りませんが、これくらい出ているようです。
始めたのが37歳(だと思う…)現在42歳。回数にしてはまぁまぁかな…。
始めた頃は大会に出るたびに自己ベスト(当たり前ですが…)それもよい動機付けになりました。
現在の自分の目安として10kmは50分台前半、
ハーフで2時間切り、フルで4時間半くらいがいい感じでしょうか?

私は大会に出る時、時計を持ちません。
それによってペース配分ができず苦労することもあるのですが…
走っている時間は“無”を楽しみます。
もちろん風景や沿道での声援、
一緒に走っているランナー、給水所のボランティアの方々の姿なども楽しみながら
“無”になります。その中でいろいろと考えます。
厳密に“無”かと言われればそうではありませんが、ぼーっとしている感じでしょうか?
この頃は、走っても体重は減りませんし(基礎代謝が落ちているのでしょう…)
自己ベストは期待できません。(そこまで追い込めません…)
でも集中していろいろなことを考えることができるようになりました。
私が走る第一の目的はあくまでダイエットなのですが、
この“無”、ぼーっとした感じを楽しむ為にせっせとマラソン大会に出ております。

いつかは東京や京都、神戸、ホノルル、ゴールドコーストなどメジャーな大会に出てみたいなぁ〜
そんな贅沢な状況の中でぼーっとしてみたい。

次は第38回兵庫市川マラソンの10km(ゲストランナーは、猫ひろし)、
宍粟さつきマラソンのハーフにエントリーしております。

そろそろ年度末…。

久しぶりのブログです。
この頃は、めちゃくちゃ寒い日があったり、
ポカポカ陽気の日があったりで
体調管理が難しい感じですね。
私も少しばかり無理をしたせいか疲れ気味…。
皆さん、ご自愛下さい。

私は3月の定例会を前に少し緊張気味です。
平成26年度予算の審議が入っています。
私は決算に続いて、予算特別委員会に入ることになります。
議会改革委員会で予算決算審議の在り方を議論していましたが結論が出ず、
慣例に従った委員会構成になります。
予算特別委員会の委員選出についての決まり事…。
「各会派の所属議員を2分して選出し(無会派議員も2分する)、
議会運営委員会で調整協議。年度ごとに予算・決算交互に選任する。」
だそうです。これは規則や条例、法律に何ら根拠を持たない申し合わせです。

特に「無会派議員も2分する」と言うところの根拠はありません。
この主張の根拠はこの申し合わせである…。根拠のないものが根拠になる?
前からそうだった、みんなで決めた、他の議会もそうである…これで改革が進みますか?
議会改革委員会の中で、「無会派議員は2分できない、
あくまで4である。」(現在無会派議員は4名いるので…)と
議会基本条例、委員会規則などなどを根拠に主張しましたが、理解されないようです。
このごろ“根拠”についていろいろ考えさせられます。
根拠なき主張は、ただの戯言だと思い知らされました。
自分の主張が戯言にならない為にも“根拠”を明確にしていきたいと思います。

そこで今年度中に自分の弱点である“社会保障制度”について、少し勉強しておきたいと思います。
スケジュールのあう研修があれば出かけてみようかと思います。
政務活動費を使わせて頂くのであれば成果を還元することを常に意識しておきます。
11月に無会派議員4名で行かせて頂いた研修の報告も年度内には発行する予定です。

2014年1月21日

根拠とは?

先週末から宍粟市はたくさんの雪が降りました。
宍粟市は、南北に42km…北と南ではずいぶんと様子が違いますが…。
“大雪警報”も出て、日曜日に千種高原スキー場で予定されていた雪合戦大会は中止になりました。
私も子ども達のチームの監督として参戦予定でしたが残念…。
昨年のリベンジは、来年に持ち越しです。
大雪による混乱はあったものの、被害とまではいかなかったかと思います。
しかし、東北では屋根が落ちたり、
雪かき中にケガをしたり、亡くなられた方もいらっしゃったかと…
お悔やみ、お見舞い申し上げます。

除雪事故…ここにも過疎化(それによる高齢化)の影響が出ています。
私も長野県や新潟県にいた頃、屋根に上がって雪を落とし、落とした雪を川に捨てという生活をしましたが、
真冬にも関わらず汗だく、たまに屋根から落ちたり、雪に埋もれたりとかなりの重労働です。
これを高齢の方がするとなるとそれは…想像つきますよね。
冬はまだまだ続きます、気をつけてください。

今回のブログは“根拠”についてです。
辞書で調べると、根拠とは?
「物事が存在するための理由となるもの。存在の理由。」とあります。

今回は、まず読者の皆さんに投げかけます。
それは、宍粟市空き家等の対策に関する条例(素案)の意見募集についてです。
皆さんに聞きたいのは次の部分です。

期間を短縮する理由
宍粟市パブリックコメント実施要綱第6条(意見の募集期間)は30日間であるが、
この条例は、安全かつ安心な生活環境の確保をはじめとし、市民の生命、財産への影響もあることから、
早期の制定を目指すため、10日間短縮し、20日間としました。
…この文章、筋が通っていると思いますか?

ここからは私の考えです。
30日間…これ自体に明確な根拠はないと思いますが、
そこは便宜的にこれくらい期間があれば多様な意見が寄せられるのはず…と決め
“根拠”にしていると思うのです。
それでもエイヤーで決められるはずもなく、
パブリックコメント制度の意味、制度ができた時代背景などを考えてのことであるはずです。
しかし、それを覆すとなるとそこにはそれこそ明確な根拠が必要です。
上の文章は、期間を延長する根拠にはなっても短縮する根拠にはならないと思います。

安全かつ安心な生活環境の確保をはじめとし、市民の生命、財産への影響もあることから
より多様な意見を条例に反映させる必要があるので期間を延長します。
…ではないのでしょうか?

早期制定を目指すため…意見募集の期間を短縮する部分も筋が通りません。
「安全かつ安心な生活環境の確保をはじめとし、市民の生命、財産への影響もある」が、
早期制定を目指す根拠になっているからです。

文章を読んでいる時、何かを企てる時、こんなこと考えているから苦しいのかも知れません。
そして、夜な夜なこのブログと向き合っています。自分の“根拠”…存在の理由を自分に問いながら。

2014年1月17日

会派って一体なんだ?

今日は1.17. 阪神淡路大震災が起こって、19年…。
そう考えると時の流れは早いものです。
私は当時、新潟県糸魚川市に住んでおりました。
恐らく、雪に閉ざされた山間の村で四国に住む今のかみさんや
関西の友人の安否を案じていた…そんな感じだったのでしょう。
幸いにも近しい友人らには大きな被害にあった者はおらず、
しばらくして四国に行った時に神戸周辺を通り、
自分の中にリアリティをもって震災が印象づけられた程度でした。
今でも直接、間接的に被害にあわれた方々が苦しい思いをしているのが実際でしょう。
自分だけ安全圏にいて、あーだこーだ言うのもおこがましい…そんな気持ちです。

今日のブログは、“会派”という得体の知れないものについてです。
国会をはじめ、議会には“会派”というものがあります。
ある政党に所属する議員だけで結成すると、その政党と同じ名前がどこかに入るようですが、
複数政党の議員で会派なるものを作っている例も多いようです。
宍粟市議会は、18人の議員がおりますが、会派は5つあり、会派に属さない議員もおります。
(私は現在はどこの会派に属しておりません。また結成してもいません。)

会派とは?
お得意のgoogle検索をして、トップにきたページから引用しますと…

「大辞林 第三版の解説」
かいは【会派】
1.主義・主張を同じくするものによって作られた派閥や団体。
2.国会の各議院内または地方議会内で活動を共にしようとする議員の団体。
通常,政党を基準に結成され,会派の人数によって,
委員会の委員数の割り当てや質問時間配分などが決められる。
となっています。
また、国会では両議院議長は、公平さを期す為に自分が所属している会派を離脱して、
無所属で活動することが慣例となっているそうです。

ちなみに宍粟市のホームページでは…
宍粟市議会では、議員が議会活動を行うために、
2人以上の議員で構成する会派を結成することができます。
会派は、政策を中心とした同一の理念を共有する議員で構成し、国会の政党にあたるものです。
一人での議員活動には限界ありますが、会派を結成し、複数の議員による協議や研修により、
政策の立案、決定、提言等を導き出すことが今の地方議会には不可欠です。
となっています。

各委員会に会派の人数を比例配分することや議会運営委員会は各会派から1名選出されるなどなど…
申し合わせ事項(議会内部の口約束)には、この会派という単語がわんさか出てきます。
全ての申し合わせ事項が並列ではないので、
ほぼ全項目に渡ってこの“会派”中心主義が貫かれていると思います。
誰が一人の議員活動には限界があると決めたのでしょうか?
政策を中心とした同一の理念を共有する…政策も理念もないから会派に属さないということでしょうか?

そこで会派に属しなければ何もできない…。といろいろなところで言われるのでしょうか?
しかーし、この“会派”、有権者である市民の皆さんになじみがありますか?
国政の比例代表選挙のように政党などに投票する訳ではない地方議会において
この会派なるものは単なる議会内部の都合です。
まぁ主張なり、政策なりを実現するためには数を握らなければならないのは分かるとしても、
問題はそれが住民の福祉に叶っているかです。
住民の福祉に叶っていれば自分のプライドを捨てても会派に属するのが議員の努めだと思います。

そもそもなぜ“会派”中心主義になっているのか?
誰もその答えは持っていません。
その方が効率的…みんなで決めたから…だそうです。
それこそ“理念”なんて微塵も感じられません。

2014年1月12日

成人式

寒い日が続きます。皆さん、いかがお過ごしですか?
私はと言うと正月ボケも解消し、通常モードになってきました。

今日は子どものスキー靴を買いに行きました。
波賀に来て、子どもは3人ともスキーを始めました。
一番下の娘は今シーズンからです。
スキーはお友達のお下がりを使わせて頂いています。ホント助かります…。

宍粟市には育成券という子ども向けの激安シーズン券があり、
ばんしゅう戸倉スノーパークと千種高原スキー場で使えます。助かります…。
私自身は、長野県の大学に通っていましたがスキーは初心者です。
学生時代は、歩くスキーで山を散策していた程度、仕事の関係でスキー、スノボを少しかじったくらいです。
でも自分のスキー欲しいなぁ〜。毎回、子どもにつきあってレンタルしていたら大変…。

今日のブログは「成人式」についてです。
宍粟市は、明日「成人式」が行なわれます。来賓なんて柄ではないですが、出席させていただきます。
宍粟市の「成人式」は、教育委員会の社会教育課が所管?なので、
私が議会で所属している総務文教委員会に計画などが報告されます。
私は知りませんでしたが、毎年「荒れる」と言うのです。
だから、「今年はこのように対策をとっています。」という報告があがってくるのですが…。
そもそも「荒れる」って?例えば、来賓の挨拶中に壇上に上がるとか…注意するとクラッカーを鳴らすとか…らしいです。
その原因分析ができていないので、対処を考えるのだと思います。
昔、ドラマで「腐ったみかんの方程式」と言うのがあったけれど、そんな感じかなぁ…。

そのような行動を歓迎はできないけれど、実際に見てはいないけれど、
そもそもそこまで問題視するようなことなのでしょうか?
人民の人民による人民の為…じゃないけれど、成人式を迎える人たちが、自分たちで自分たちのための式典になっていれば良いのでは?
義務教育時代に感じる目に見えない抑圧みたいのがあるのではないだろうか?それを感じているのではないだろうか?
だって、警察を配置するとかしないとか、持ち物検査をするとかしないとか、保護者が臨席するとかしないとか…
もう「大人」になる人たちの式典ですよね?

もし、明日成人式を迎える人でこのブログを読んでいる人がいたらこれだけはお願いします。
警察が出てくるような事態だけは避けてくださいね。若さ、勢いで突っ走ってしまう仲間がいたらとりあえず落ち着かせてくださいね。
警察沙汰になってしまったら、それこそレッテルを貼られたら…。これからが大変になります。もったいない…

変に若者に媚びる気もないし、理解者づらする気もないですが…。
でも腐ったみかんの例えじゃないけれど、つまみ出すだけ、押さえつけるだけっていうのも私の性に合いません。
なかなか42歳の私にはわからない気持ちや主張もあるでしょう。できれば何かの機会に聞かせてほしいなぁと思います。

2014年1月9日

新年が始まりました。

2014年も明け、もう9日が過ぎようとしています。
皆さん、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
ご存知かとは思いますが議員は、選挙区内に年賀状を出せないのです。
いただいた年賀状に対する返事は、自筆のみOKらしいです。
ネット上でも新年の挨拶は控えた方が良いという見解もありますので、慎重になっております。
(ネット上や公的な紙面で大々的に挨拶している公選職の方々もいらっしゃいますが、気にしない気にしない…)
もし年賀状OKだとしたら、それはそれで大変なので良しとしましょう。

本日9日から本格的に新年の議会活動がスタートします。
(議会活動=会議ではありませんが、公式な委員会としては…という意味です。)
まずは「議会改革推進特別委員会」…。
ある議題(予算決算委員会の常任委員会化)については、前回の委員会で白紙に戻りましたので0からのスタートです。
平成26年度予算の審議がある3月議会までには結論を出し、議決すべきものは議決しなければならないと思っています。
どさくさに紛れて違う議題についても白紙撤回しようとする意見が聞かれましたが、私にとっては意味不明です。

この頃、書店やネット通販で気になる本は“議論”に関する本です。
この年末にも何冊か読もう!と意気込んでいたのですが、
前から少しずつ読んでいた“地域経済”に関する本にはまってしまい“議論”に関する本は読めずじまいです。
24時間、365日議員である必要はないかと思いますし、そうありたいとも思わないのですが気がつくと、結構縛られていますね。

新年最初のブログはとりとめもない感じになってしまいました。
昨年1月17日に立ち上げたこのブログ、昨年末までに154の記事をアップし、閲覧数23,438という結果でした。
これまで読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。
これからもブログを続けていきたいと思います。よろしくお願いします!