2015年1月8日

地方創生?【議論】

2015年 
宍粟市は今日も雪が降っています。新年早々1月1日の朝5時頃に宍粟市をはじめ兵庫県の北部地域には大雪警報が発令されました。(3日の早朝に解除)実はその間、実家のある静岡へ里帰りをしておりましたので帰ってきたら庭に雪がどっさり…と言う状況でした。予想に反して今シーズンは早くからたくさんの雪が降っています。雪道の車の運転には十分注意しましょう。
 2015年最初のブログ更新です。遅くなりましたが…明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。昨年も各方面の “これっておかしくない?” と言うことに対して相当な批判をしてきました。また、逆に相当な批判も受けました。何度も言いますが、私自身は “批判” を歓迎しています。批判は自分の足りない部分、偏った部分を指摘されることと同じ意味を持つ大切なアドバイスだと考えています。今年もドンドン批判してください。これもまた何度もお願いしていますが…明確な根拠とセットで、しかもオープンな場(このブログもオープンな場と考えていただいて構いません。)でお願いできればと思います。個人的な利益誘導、口利き、密約…私にとっては低次元と思える状況で物事が進行していることに嫌気がさしています。これからも “これっておかしくない?” と思うことはオープンにしていき、それに対する皆さんの意見を聞かせていただきたいと思います。

地方創生
 年末に衆議院議員選挙がありました。第3次安倍内閣がスタートしたわけですが、自治体議員としては “地方創生” 絡みの政策がとても気になります。「国がやっと重い腰を上げ、これで地方創生が本格的に動き始める!」と喜んでいらっしゃる自治体議員が多い様に感じますが、これまで自力でまちづくりをしてきた地域の議員の方々ならば当然の反応です。しかし、常に周辺自治体や類似団体の様子を見ながら(出来ないことの理由を探し…)、国や県に頼ってばかりのまちづくりを黙認してきた自治体の議員は喜んでいる場合ではありません。人口、面積、公共施設の数など物理的基準で国や都道府県から市町村に配分されているような予算も別の基準…アイデア、独創性、実現可能性、やる気…などなど目に見えにくい基準で配分されることが予測されます。まさに “地方創生” に寄与するかどうか?がポイントです。だからこそこれまで自力でまちづくりをしてきた地域、成果を上げている地域が注目され、そこに予算が流れるのは当然のことです。かつての “バブル経済” の中で行なわれた、ふるさと創生一億円事業のような馬鹿げた状況にはさすがにならないでしょう。予算配分に地域間格差が出ても仕方のない状況です。いくら安倍内閣をヨイショしても、国や県に陳情を繰り返しても何の解決にもならないと思います。繰り返しになりますが今、注目されている自治体はこれまでも独創的な政策で社会増など成果を出してきた自治体です。それは(都市部から距離があるという意味で)田舎の小さな自治体に多いということも特徴ではないでしょうか?同じ田舎の小さな自治体である “宍粟市” …相当な覚悟とスピードで “catch-up” しなければなりません。トリクルダウン理論にどっぷり浸かり、国や県から仕送りを期待していただけの “失われた10年” を取り戻すために…。

…なんて、よそ者議員だから無責任に声を大にして言ってしまいます。私は市町村合併に懐疑的な立場をとっています。今注目されている自治体は〜町、〜村であることも多く…地方自治法でも「町村では条例で議会を置かず、これに代えて選挙権者の総会である町村総会を設けることができる」という規定があるように…私の直接民主主義、住民自治を実現することが重要だという想いに変わりはありません。任期の3年目を迎える今年もこの想いに基づき行動していきます。根本的な解決策は “教育” にあるという想いも変わりません。

寒い日が続きます。インフルエンザも流行り出しているようです。皆さん、ご自愛下さい。

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